【路線バスで寄り道の旅】天丼定食『大黒家』浅草の老舗天ぷらの場所〔山内惠介〕

2025年4月13日放送の【路線バスで寄り道の旅】山内惠介さんがゲストロケで紹介した、天丼定食『大黒家』浅草の老舗天ぷらの場所情報を紹介します。

『大黒家天麩羅本店』は、1887年（明治20年）に浅草・伝法院通りで創業した老舗の天ぷら専門店です。​当初はそば屋として営業していましたが、天ぷらの人気が高まり、明治末期に天ぷら専門店へと転身しました。​現在も四代目が伝統の味を守り続けています。​

このお店の最大の特徴は、胡麻油100%で揚げた天ぷらにあります。​香ばしい香りと独特の風味が食欲をそそり、衣はしっとりとした食感で、甘辛い秘伝のタレが染み込んでいます。​このタレは創業以来変わらず受け継がれており、天丼の味を一層引き立てています。​

一番人気のメニューは、海老天丼です。​大ぶりの車海老が4本も乗っており、丼からはみ出すほどのボリューム。​胡麻油で揚げた海老天は、外はカリッと、中はプリッとした食感で、濃厚なタレとの相性も抜群です。​

その他にも、天丼定食や天麩羅定食などのメニューがあり、海老、キス、かき揚げなどの天ぷらを組み合わせた定食が楽しめます。​また、一品料理として刺身やぬた、あじのたたきなども提供されており、天ぷら以外の料理も充実しています。​

徳光和夫・田中律子