【路線バスで寄り道の旅】松陰神社前の老舗パン屋『ニコラス精養堂』のお店の場所〔小倉久寛・戸田恵子〕

2025年2月9日放送の【路線バスで寄り道の旅】小倉久寛さん・戸田恵子さんがゲストで紹介した、松陰神社前の明治創業の老舗パン屋のお店は『ニコラス精養堂』です。

ニコラス精養堂は、明治36年に創業した、松陰神社前にある老舗のパン屋さんです。創業当初は松陰神社のお土産屋として始まりましたが、戦時中には配給のパンも作るようになり、現在では地域に根ざしたパン屋さんとして親しまれています。

このお店は地元の保育園や小学校の学童などにもパンを配達していて、国士舘大学の学食の運営も行っており、地域の人々の食生活を支えています。

人気のパンは、シンプルながらも深い味わいの食パンです。毎日食べても飽きのこない美味しさで、多くの人々に愛されています。

100周年を記念して作られた松陰あんぱんは、卵黄を使用した濃厚な黄身餡が特徴で、表面には「松陰」の焼き印が押されています。

クリームチーズフランスやは、多彩なパンが揃っています。特にクリームチーズフランスは、バゲット生地にクリームチーズとブラックペッパーを包み込み、ハーブ岩塩のほんのりとした塩味とハーブの香りがアクセントとなっています。

その他にも、パリパリピザや葡萄の恵（めぐみ）など、多彩なパンが揃っています。パリパリピザは、薄く伸ばしたフランスパン生地にじゃがいもとマヨネーズ、ブラックペッパー、オリーブオイル、ハーブ岩塩、チーズを使い、名前の通りパリパリとした食感が楽しめます。10年以上のロングセラー商品です。葡萄の恵は、国産小麦を使用し、一晩寝かせる低温長時間発酵でもちもち感を出した食パンで、4種類のレーズンが入っています。トーストせず、そのまま食べるのがおすすめです。

さらに、シベリアと呼ばれる、カステラ生地で羊羹を挟んだお菓子も提供しており、素朴な甘さが懐かしい一品です。

徳光和夫・田中律子・小倉久寛・戸田恵子