堂本剛さんオススメホットケーキ 表参道駅「APOC(アポック)」
APOCにつながるパンケーキ作りの始まりは、焼き菓子教室で生まれた「クイックミックス」でした。あらかじめ粉類を合わせておけば、卵や牛乳を加えるだけで気軽に焼ける。そんな日常のお菓子を作りたいという発想からミックスを商品化し、2000年ごろからパンケーキとして店でも焼くようになります。当初は「ホットケーキと何が違うの?」と聞かれるほどパンケーキという言葉が一般的ではありませんでしたが、大川さんは変わらず焼き続けました。
その約10年後、信号待ちをしていた大川さんが偶然「軽飲食相談可」の空き物件を発見。その足で不動産店を訪ねたことが、APOC誕生のきっかけでした。店で実際に料理を作るレストランへの思いもあり、長年続けた焼き菓子教室を閉じて新しい店へ。開店日は東日本大震災からわずか9日後でしたが、すでに日程もスタッフも決まっていたため、迷いながらも店を開ける決断をしました。
APOCらしさを支えているのが、長年作り続けてきたパンケーキミックスです。保存料や香料を使わず、材料を選びながら店内で手作業を重ねて作るスタイル。北海道産のホエイパウダーやオーガニックのメープルシュガー、フランス産の塩などを組み合わせ、家庭でも焼きやすい配合に整えられています。
パンケーキそのものを豪華なデコレーションで飾るのではなく、甘味、酸味、塩気、辛味を自由に重ねて食べるのもAPOCならでは。メープルシロップにレモン、ホイップクリーム、さらにオリジナルのスパイスを合わせることで、ひと皿の中で味が次々と変化します。添えられたバターは熱で完全に溶かしてしまうのではなく、冷たいまま小さく切り、パンケーキと一緒に口の中で溶かすのがおすすめの食べ方です。
人気の商品はA’セット。
2枚のパンケーキで、ホイップクリーム+レモンとホエー豚の無添加ベーコンの両方を楽しめるセットです。ふんわりとしたパンケーキに軽やかなホイップクリームを添え、レモンを絞れば、乳製品のコクにきりっとした酸味が加わります。もう1枚はベーコンの塩気と脂のうま味が主役になり、そこへメープルシロップを合わせることで甘味と塩味が重なる、APOCらしい組み合わせです。
パンケーキ生地は厚く膨らませるタイプではなく、食べ進めやすく、トッピングやスパイスと一緒になって完成する設計。甘いものと食事系のパンケーキを交互に味わえるため、初めてAPOCを訪れたときにも店の個性が伝わりやすい一皿です。冷たいバター、メープルシロップ、レモンの使い方を変えながら、自分好みの組み合わせを探す楽しみもあります。
もうひとつの名物はホイップクリーム+レモンのパンケーキ。
焼きたてのパンケーキにホイップクリームを添え、レモンをぎゅっと絞って味わいます。メープルシロップのまろやかな甘さに柑橘の酸味が入り、クリームを合わせても後口は軽やか。APOCを象徴する食べ方として長く親しまれてきた組み合わせです。
食事感を楽しむならホエー豚の無添加ベーコンのパンケーキ。
香ばしいパンケーキとベーコンの塩気を合わせ、好みでメープルシロップやスパイスを加えて味の輪郭を変えていきます。「パンケーキは甘いもの」というイメージにとらわれず、甘味と塩味を行き来しながら楽しめるのが魅力です。
自宅でもAPOCの味を楽しめるバターミルクパンケーキミックスも店を代表する存在。
小麦粉にホエイパウダーやメープルシュガーなどを配合し、卵や牛乳を加えて焼くことで、ふんわりと口どけのよいパンケーキに仕上がります。もともと「もっと手軽に日常のお菓子を作れたら」という焼き菓子教室での発想から生まれた商品だけに、専門店の味を特別な日のためだけでなく、家の朝食やおやつへ持ち帰れるところにもAPOCらしさがあります。
| 住所 | 東京都港区南青山5-16-3 メゾン青南 2F |
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| 電話 | 03-3498-2613 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







