2025年9月9日放送の【ヒューマングルメンタリー オモウマい店】相思相愛夫婦の究極定食で紹介した、実質110円差盛・九絵定食のお店は『九絵』です。

漁師料理 九絵は東京都目黒区大岡山にある家族経営の海鮮料理店で、大岡山駅東口から徒歩わずか1分という好立地にあります。

釣り好きの大将が営むこのお店は、2015年11月にテレビドラマ『孤独のグルメ Season5 第6話』で紹介されて以来、全国的に知名度が高まった人気店です。

その日に仕入れた新鮮な魚介類を使った豪快な盛り付けの料理が名物で、大将がカウンター越しで目の前で魚をさばく様子を見ることができます。

お店の人気は看板メニューの九絵定食です。この定食には厚切りの新鮮な刺身盛り合わせと、その日の魚を使った煮付けがメインとして付き、きんぴら、卵焼き、青菜の煮びたし、厚揚げなどの手作りの小鉢類、そして魚のあら汁が一緒に盛り込まれています。
刺身はマグロ、ヒラメ、サーモン、ブリ、シメサバ、エビなど6種類ほどが豪快に切り分けられ、その厚さは一般的な刺身の2倍以上という驚きのボリュームです。
煮付けは日によって異なり、ブリ大根やマグロのカマ煮など、味がしっかりと染み込んだ逸品が楽しめます。

さらになめろう付九絵定食は、九絵定食の豪華な内容に加えて、カンパチやアジを使った手作りのなめろうが追加されます。
なめろうはトロッとした舌ざわりとプリッとした歯ごたえが絶妙で、ショウガの風味が食欲をそそる一品です。また、夏季限定で提供されるなめろう冷茶漬けも人気メニューの一つで、ご飯になめろうをのせて冷たい味噌汁をかけていただく爽やかな逸品です。

意外な名物として富士桜ポークのとんかつがあり、漁師料理店でありながら大将自慢の厚切りとんかつは多くの常連客に愛されています。この極厚とんかつは大将手作りの特製ソースと藻塩で味わうことができ、サクサクの衣と柔らかな肉質が絶品です。

ヒロミ・小峠英二