2025年6月17日放送の【ヒューマングルメンタリー オモウマい店】で紹介した、年休無休無給の120円中華チャーハンのお店は『中華そば 純』です。

『中華そば 純』は、2021年3月に青森市浪岡の国道7号バイパス沿い、道の駅アップルヒル手前にオープンしたラーメン店です。元焼肉店の看板をそのまま残す外観が目印です。

店内は券売機による食券制を導入し、水や漬物、煮干しの惣菜などがセルフサービスで提供されており、アットホームな雰囲気が感じられます。

お店の名物は120円チャーハンの圧倒的なコスパの良さです。

ラーメンとセットで注文できるこのチャーハンは、しっとりほぐれる焼き豚風味で、量も思ったより多く、価格以上の満足感です。また、煮干しや節を使った自由度の高いカスタマイ純も名物で、刻み紅生姜やニンニクといった無料トッピングを自分流に組み合わせて楽しむスタイルが支持されています。

また、ラーメンの中では「純煮干しラーメン」が特に人気。鶏ガラ主体に豚骨を合わせた清湯スープに、重厚な煮干しダシが加わり、ざらつきが少ないながらも煮干しの旨味をしっかり感じさせる仕上がりです。手もみの中細縮れ麺がこのスープによく絡み、昔ながらの中華そばの趣きを楽しめます。

こく味噌ラーメンは赤みそベース自家製みそダレに豚の頭と背脂自家製とんこつスープで仕上げます。

セルフ提供の漬物や煮干し惣菜とも相性がよく、ラーメンの前菜としても楽しめるのが魅力です。

「純ラーメン」はチャーシューがたっぷり乗る一杯で、チャーシューを煮たしょうゆダレがベースの津軽好みの煮干し風味がさっぱりとしたスープと相まって、ツルツル麺との相性も抜群です。自家製の豚バラチャーシュー・メンマ・ワカメがトッピングしています。

「にぼ中華」は、煮干しを強く効かせつつ酸味を抑えた味わいで、こちらも大盛りが値段据え置きの太っ腹な一杯です。

最後に「餃子」は1人前200円で、もちもち食感の皮とジューシーな具が評判で、チャーハンやラーメンとの相性も良く、セットで楽しむ常連も多いです。

ヒロミ・小峠英二・上戸彩