2025年4月20日放送の【メシドラ 兼近＆真之介のグルメドライブ】でEXIT兼近さん・満島真之介さんと、玉山鉄二さんがロケで紹介した、千葉県君津市のロケ地・お店をまとめて紹介します。

郡ダムは、千葉県君津市郡に位置する工業用水専用のダムで、1972年（昭和47年）に完成しました。​このダムは、京葉工業地域の金属・化学工業を支えるために建設され、特に君津市の製鉄所では、東京23区とほぼ同じ量の水を必要とするため、その供給源として重要な役割を果たしています 。​郡ダムの水源は、約10km南にある富津市の湊川取水場から導水管を通じて送られており、渇水期にはこの水が放流され、小糸川下流の人見浄水場で浄水されて工業用水として利用されています 。

コイトコーヒーは、千葉県君津市中島にある、​2018年6月に開店した住職が営むユニークなカフェです。

店主の大野睦さんは、近隣の真言宗智山派・長福寺の現役住職でありながら、喫茶店巡りが趣味だったことから、自らの理想のカフェを形にしました。​

店舗は住宅街の中、鈴木病院の正門前にあり、周辺のマダムたちに人気のスポットとなっています。

​店内はカウンター6席、テーブル18席、オープンデッキ6席があり、ほぼ満席になるほどの人気店です。大きな窓からはのどかな田園風景を見渡せ、癒しの空間が広がっています。​

営業時間は11:00～19:00で、日曜・祝日が定休日です。​駐車場は店舗前に4台分あり、満車の場合は他にも停められる場所があるそうなので、店舗にお尋ねください。​

また、学生は全て半額とのことで、夕方からは子供たちの憩いの場にもなっています。​さらに、定期的に驚愕のサービスイベント（感謝祭）が開催され、地域の方々に愛されています。​例えば、ファン感謝デーでは恒例の100円カレーが提供されるなど、ユニークなサービスが魅力です。​

人気の料理は、昔ながらのナポリタンです。​モチモチの太麺とトマトソースが特徴で、ホッとして懐かしい気持ちにさせてくれる一品です。​また、オムライスも人気があり、ふわふわぷるぷるの卵が最高です。​卵と牛乳のみで特別なことは何もしていないとのことですが、そのシンプルな味付けが全世代から愛されています。​

その他の名物料理としては、オムそばやコイトコーヒーオリジナルアイスがあります。オムそばには卵を二つ使用し、太麺にソースがよく絡み、卵の食感はふわふわです。

『はちみつとミードのはちみつ工房』は、千葉県君津市大井にある、はちみつとミード（蜂蜜酒）をテーマにした体験型施設です。

​館山自動車道・君津ICから車で約5分の場所にお店があり、自然豊かな環境の中で、はちみつの魅力を五感で楽しむことができます。​

施設では、見学ツアーや試食・試飲体験を通じて、はちみつの製造過程やミードの醸造について学ぶことができます。​また、カフェスペースでは、はちみつを使ったスイーツやドリンクを楽しむことができ、家族連れやカップルに人気のスポットとなっています。​

この工房の最大の特徴は、100％純粋な国産はちみつと、それを原料としたミードの製造です。​はちみつは、地元の花々から採取された蜜を使用し、添加物を一切加えずに仕上げられています。​ミードは、はちみつ・水・酵母のみを原料とし、フルーツやハーブを加えないシンプルな製法で、はちみつ本来の甘みと香りを大切にしています。​これらの製品はすべて自社で製造されており、養蜂家と醸造家のこだわりが詰まっています。​

施設内のカフェでは、ハニーソフトクリームが人気です。​このソフトクリームは、濃厚なバニラアイスに自家製のはちみつをたっぷりとかけて提供され、訪れる多くの人々に好評を得ています。​また、はちみつレモンドリンクやはちみつ巨峰ドリンクなど、はちみつを使ったオリジナルドリンクも提供されており、季節ごとの味わいを楽しむことができます。​

その他にも、巣蜜入り蜂蜜やアカシア蜂蜜、百花蜂蜜など、さまざまな種類のはちみつが販売されています。​特に、巣蜜入り蜂蜜は、巣ごと食べられる珍しい商品で、はちみつの新たな楽しみ方を提供しています。​また、はちみつラングドシャなどのスイーツも取り揃えており、お土産やギフトにも最適です。​

『ちょんちょんばり』は、2021年12月に千葉県君津市西坂田で新たにオープンした、黒豚出汁しゃぶを主力とする居酒屋です。

​もともとは市原市五井で営業していたお店が、鹿児島の出汁しゃぶに魅了された店主の想いから、君津に移転して再スタートを切りました。​

店名の「ちょんちょんばり」は、いすみ市や大多喜町の年配の方々が使っていた「焦っている・慌てている」という意味の方言で、店主がその響きを気に入り、店名に採用したそうです。​​

このお店の最大の特徴は、鹿児島県から直送される上質な黒豚を使用した黒ぶた出汁しゃぶです。​鹿児島で親しまれている出汁で味わうしゃぶしゃぶに感銘を受けた店主が、その味を再現しようと試行錯誤を重ねて完成させた一品です。​特製の出汁でさっと火を通した黒豚は、旨味が凝縮され、口の中でとろけるような食感が楽しめます。​​

また、黒ぶたにんにくも人気のメニューです。​特製のにんにく醤油だれをかけた黒豚は、香ばしさと旨味が絶妙に絡み合い、お酒との相性も抜群です。​この他にも、いかの姿焼きや鶏皮カレー、いぶりがっこ、揚げそら豆、ポテトサラダなど、多彩な居酒屋メニューが揃っており、どれも店主のこだわりが感じられる逸品です。

人見神社は、千葉県君津市の人見山（獅子山）の山頂に鎮座する歴史ある神社で、東京湾を一望できる絶景スポットとして知られています 。​その創建は奈良時代以前とされ、日向国から勧請されたと伝わるほか、平安時代には平忠常が北辰妙見を祀るために建立したとも言われています 。​また、源頼朝が石橋山の戦いに敗れた後、この地で武運長久を祈願したという伝承も残されています 。​現在の社殿は1971年に再建されたもので、耐震・耐火構造となっています 。​人見神社は、君津市や富津市の海岸地域の鎮守の氏神として、古くから地域の人々に崇敬されています 。​また、千葉県の「ちば眺望100景」にも選ばれており、晴れた日には富士山や三浦半島、東京湾を一望できる絶景が広がります 。​展望台からは、夜景も楽しむことができ、君津駅南部の夜景や富津市の工場地帯の灯りが美しく映えます 。​毎年7月には、神馬（おめし）と呼ばれる伝統行事が行われ、神主に選ばれた神馬が石段を駆け上がる勇壮な祭事として知られています 。

兼近大樹・満島真之介