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二段うな丼 成田駅「菊屋(きくや)」
代々、新勝寺の門前で「煮売屋」と呼ばれた飲食業を営み、天保年間の文書にはすでに「菊屋」の屋号が記されています。
その名は新勝寺から拝領した菊の御紋に由来し、約300年にわたる門前町の食文化を今へ伝えています。
店内には新勝寺から贈られた菊の御紋とともに、福沢諭吉が記した「独立自尊」の書も残されています。
かつて現在の成田市周辺で起きた長沼の漁業権をめぐる争いに福沢諭吉が関わり、菊屋を訪れた際に贈ったものと伝わる一幅です。大正時代に建てられた趣のある店内で食事を楽しめる一方、建物にはさらに古い時代の躯体も残り、料理だけでなく店そのものに門前町の時間が刻まれています。
代々受け継がれてきた蒲焼のタレ。
先々代から継ぎ足して使われ、現在も板前が手をかけて仕込む秘伝の味。ほんのりとした甘みとコクがありながら後味は重すぎず、長めに白焼きしてから焼き込む鰻の旨味を引き立てます。
地元の契約農家が育てたコシヒカリや千葉の醤油を使うなど、成田や千葉の食材を大切にしているのも菊屋らしいところです。
ロケで紹介したうなぎ二段鰻丼はうなぎ一尾・秘伝のたれ・ご飯・うなぎ半尾・ご飯の二段重ねになっている鰻丼。
人気の商品は鰻重。
重箱の蓋を開けると、まず立ち上がるのは蒲焼の香ばしい香り。菊屋では白焼きの工程を長めに取り、昔ながらの甘みと塩気を感じるタレをまとわせて、焦がさないよう職人が焼き加減を見極めます。タレが染みたご飯と鰻を一緒に頬張ることで、蒲焼ならではの香ばしさと鰻の旨味が重なります。
この鰻重には、海外から訪れる人々をめぐるエピソードも残っています。映画監督スティーブン・スピルバーグのため、飛行機の中でも食べられるよう重箱ごとホテルへ届けたことがあったといい、成田空港に近い町ならではの国際色を感じさせます。持ち帰り用の鰻重では、焼き上げたあと少し冷ましてから折に詰める「息を抜く」というひと手間を加え、時間がたってもふっくらとした食感と香ばしさを保つ工夫がされています。
もうひとつの人気はヒレカツ。
成田空港が開港した頃、生魚が苦手な外国人の航空関係者や旅行者にも日本の食事を楽しんでもらおうと、揚げ物を充実させたことから定番になった料理です。衣は軽快な歯ざわりに揚がり、中のヒレ肉はやわらかくしっとり。老舗の鰻店で洋食のような一皿が長く愛されているところにも、空港の町・成田らしい歴史が感じられます。
人気の川魚料理は鯉のあらい。
鰻とともに成田の川魚文化を伝える料理で、菊屋では長く親しまれてきた定番のひとつです。鰻を待つ間の一品として楽しむほか、鯉こくと組み合わせた川魚の御膳にも登場し、成田山参詣とともに育った門前町らしい味覚を楽しめます。
もうひとつの名物は鯉こく。
輪切りにした鯉を濃いめの味付けで仕立てる味噌仕立ての汁物で、鯉の滋味と味噌を合わせた昔ながらの川魚料理です。蒲焼とは違う素朴で力強い味わいがあり、鯉のあらいとともに楽しめば、成田で川魚が親しまれてきた食文化を一度の食事で味わえます。
- ※食べて驚き!老舗のうな丼
- うなぎ一尾・秘伝のたれ・ご飯・うなぎ半尾・ご飯
- スティーヴン・スピルバーグやトム・クルーズが来店
- うなぎ本来の香り・脂の甘みが味わえる白焼
口コミ・予約
成田山門前で受け継がれる、老舗の鰻と日本料理。成田山新勝寺の門前に店を構える「日本料理 菊屋」は、江戸時代中期より続く老舗日本料理店。代々受け継がれる秘伝のたれで焼き上げる名代の鰻をはじめ、四季折々の……
ホームページ
| 住所 | 千葉県成田市仲町385 |
|---|---|
| 電話 | 0476-22-0236 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
