割子そば・出雲そば 出雲大社前駅「砂屋」
2013年に出雲杵築屋2階に店を構えたこの店は、かつて東京で出雲そばの店を営んでいた店主が、地元・出雲へと戻ってきたことをきっかけに開業しました。
都会での修業と経験を携えて故郷に帰り、参拝客の胃袋を満たすそば屋を開いたという歩みには、出雲の地に根ざしたそば文化への強い思いが感じられます。
砂屋の最大の特徴は、出雲大社周辺で唯一の十割そば専門店であること。
出雲そばは一般的に、そばの実を殻ごと石臼で挽く「挽きぐるみ」の黒っぽい蕎麦粉を使い、つなぎに小麦粉を加える二八そばで打たれることが多いのですが、砂屋ではつなぎを一切使わず、国産の石臼挽き100%のそば粉と水だけで打ち上げる生粉打ち蕎麦にこだわっています。
つなぎのない十割そばは切れやすく、ぼそぼそとした食感になりがちですが、砂屋では産地や品種に応じて水の分量や打ち方を細かく調整し、つながりやすく食べやすい生地を生み出しているのが職人技です。
人気の商品は割子そば。
出雲そばならではの三段重ねの朱塗りの器に薬味を散らし、甘辛い出汁を絡めていただく一品で、開業当初から店の看板を担ってきました。
噛むほどに広がる純粋な蕎麦の香りと、もっちりとした弾力のある食感が持ち味で、つゆはウルメイワシを主体に鰹厚削り節や宗田鰹節、羅臼昆布を長時間じっくり煮出し、本みりんやザラメで甘みとコクを加えた濃厚な味わいです。石臼挽きならではのザラつきが甘辛いつゆとよく絡み、のど越しの良さも際立ちます。
もうひとつの人気は彩り三色割子。
海老の揚げ玉、ねばりっこと呼ばれる長芋のとろろ、梅おろしという三種の薬味を一段ずつ楽しめる一品で、段ごとに違う味わいの変化が魅力です。彩り豊かな見た目も相まって、女性や初めて出雲そばを味わう旅行者からの支持も厚い一皿となっています。
釜揚げそばも見逃せない名物のひとつです。茹でたそばをそば湯ごと器に入れていただく食べ方で、割子そばとはまた違ったとろりとした喉ごしが楽しめます。まるでそばがきを食べているかのような、もちもちとした独特の食感が特徴で、冷たい割子そばと合わせて両方の食べ方を試す常連客も少なくありません。
食後の締めにはそばぜんざいがひそかな人気を集めています。
北海道産のつぶあんと白玉に、そばがきをかけた砂屋オリジナルの一品で、そば料理を注文すると一口サイズで添えられ、旅の疲れを癒やすひと息として親しまれています。
クーポン・予約
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| 住所 | 島根県出雲市大社町杵築南772 出雲杵築屋 2F |
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| 電話 | 0853-27-9006 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
