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下北沢で最古のカレー「茄子おやじ(ナスオヤジ)」
開店から最初の3カ月ほどは客足が少なく、店を続けられるのか悩む日々だったといいます。それでも味を守って営業を重ね、5年目を過ぎるころから少しずつ評判が広がりました。店名の「茄子おやじ」は、初代店主が以前働いていた店で呼ばれていたあだ名が由来です。
転機となったのは2017年1月。2012年から店で働き、もともと茄子おやじのカレーに惚れ込んでいた西村伸也さんが2代目店主を引き継ぎました。先代から店を畳む考えを聞いた西村さんには、いつか自分のカレー店を持ちたいという夢がありましたが、それ以上に「この店が下北沢からなくなるのは嫌だ」という思いがあり、継承を決意。カレーの核となる味を受け継ぎながら、新しい時代の茄子おやじを育てています。
茄子おやじの魅力は、昔ながらのカレーをそのまま保存するのではなく、店主が「そのときにおいしい」と思える味へ少しずつ磨き続けていることです。現在のカレーは、寸胴いっぱいの玉ねぎを毎日8〜10時間かけて炒め、13〜15種類ほどのスパイスを合わせて仕込みます。夏には少し辛めのスパイス、冬には香りを楽しめるものを加えるなど、季節によって調合も細かく変えているのが特徴です。
2代目になってからは、先代の辛さを軸とした味にほんのりとした甘みを加えました。その原点にあるのは、西村さんが子どものころに食べた母親のカレー。家庭で食べたような懐かしさを残しながら、玉ねぎの深い甘みとスパイスの香りがゆっくり重なる、専門店ならではの奥行きをつくっています。
店内にも2代目らしさが息づいています。カウンターと床を残して壁やテーブルなどを改装し、ターンテーブルとたくさんのレコードを配置。音楽活動も続ける西村さんの感性から、カレー、レコード、コーヒーをゆっくり楽しめる空間へ変わりました。初代のころから大切にしてきた「女性がひとりでも入りやすい店」という考えも受け継がれており、路地裏の小さな店にどこか家のような安心感が漂います。
人気の商品はスペシャルカレー。
チキンとビーフ、野菜にゆで卵まで楽しめる、茄子おやじの味をひと皿に凝縮したメニューです。土台となるルーには、長時間炒めた玉ねぎの旨みと甘みが溶け込み、その奥からスパイスの辛みがじわり。ほろりとやわらかなチキンと肉の旨みが濃いビーフという異なる味わいを、ひとつのルーが自然につないでくれます。
野菜では、大ぶりのナスがひときわ印象的。噛むと中からやわらかな甘みと水分が広がり、スパイスの香りとの対比を楽しめます。途中でゆで卵を崩せば辛さがやさしくなり、ひと皿の中で味の変化まで味わえるのが魅力です。
もうひとつの名物はやさいカレー。
1990年の創業当初から長く親しまれてきたメニューで、ナスやブロッコリー、トマトなどの野菜を合わせます。スパイスの効いた褐色のルーに野菜それぞれの甘みやみずみずしさが加わり、肉を主役にしたカレーとは違う軽やかな食べ心地。大きなナスの存在感は、店名を思わせる茄子おやじらしいひと皿です。
人気の商品はきのこカレー。
創業から長く続くメニューのひとつで、現在もゆで卵を添えたスタイルなどで親しまれています。玉ねぎをじっくり炒めたルーのコクと、きのこの風味が重なる組み合わせで、肉料理とはまた違った穏やかな旨み。長年通う人にもなじみ深い、店の歴史を感じさせるカレーです。
食後に楽しみたいのがはちみつがけヨーグルト。
昔ながらの瓶に入ったヨーグルトに、とろりとはちみつを合わせたシンプルなデザートです。スパイスの余韻が残る口の中をヨーグルトの酸味がさっぱりと整え、はちみつのやさしい甘さが最後をまろやかにまとめます。カレーとレコードの音に身を委ねたあと、ゆっくり余韻を楽しみたい一品です。
- 玉ねぎを長時間煮込んだからこその甘味
- スペシャルカレー
お店渾身のルーに具材のチキン ビーフ やさいゆで卵を全部のせた - 1990年創業
- 昇太さんオススメの行列のできるカレーの名店
- 各種スパイスにそしてお肉のだしやフルーツのうまみも重ねた唯一無二の欧風カレー
ホームページ
茄子おやじ(@nasuoyajicurry) • Instagram写真と動画
フォロワー19K人、フォロー中2,858人、投稿7,764件 ― 茄子おやじさん(@nasuoyajicurry)のInstagramの写真と動画をチェックしよう…
www.instagram.com
| 住所 | 東京都世田谷区代沢5-36-8 アルファビル 1F |
|---|---|
| 電話 | 03-3411-7035 |
[記事公開日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







