祖師ケ谷大蔵駅「キッチン マカベ」
2026年で創業65年を迎え、現在は2代目の兵藤智さんと3代目の兵藤由弥さんを中心に、親子で厨房を守っています。
創業当時の祖師谷にはまだ畑が多く、ナイフとフォークで食べる洋食は土地になじまないのでは、と周囲から心配されたため、初代は中華料理の職人を迎え、ラーメンやタンメン、餃子なども扱っていました。
洋食だけにこだわらず、まず街の人に喜ばれる料理を作ろうとしたところに、地域とともに歩んできた店の原点があります。
2代目の智さんは大学卒業を前に家業を継ぐことを決め、東京タワーにあったレストランを皮切りに、フランス料理店などで約10年間修業。
その経験を持ち帰り、昔からの料理を守りながら洋食店としての味を磨いてきました。
人気の商品はポークジンジャー。
厚切りのリブロースを使い、すりおろした玉ねぎやニンジンなど野菜の旨みを生かしたジンジャーソースをたっぷり絡める一皿。
肉のやわらかさと脂の甘みに、ショウガを利かせたとろりとした甘辛いソースが重なり、ご飯と合わせて食べたくなる王道の味。
もうひとつの人気はオム・コロ。
昔ながらの薄焼き卵で包んだオムライスに、チキンクリームコロッケを添えた、洋食好きにはうれしい組み合わせです。
ケチャップライスはラードで香ばしく炒め、クリームコロッケには大山どりと干し椎茸を使うのがマカベ流。
丁寧に仕込んだベシャメルのなめらかなコクと、カリッと揚がった衣の対比まで楽しめ、2023年には店の看板メニューとして紹介されました。
季節の名物はカキフライ。
牡蠣にパン粉をまとわせたあと、素材を傷めない絶妙な力加減で形を整えてから揚げるのが特徴です。上質なラードで香ばしく仕上げた衣の中から、ふっくらとした牡蠣の旨みが広がります。秋から春先にかけて登場する人気料理で、2代目・智さんの腕が光る一品です。
創業当時から続くアメリカンライス。
ケチャップライスにロースカツを合わせた、名前からして昭和の洋食店らしい一皿で、「アメリカン」という名もケチャップから連想して付けられました。洋食がまだ特別なごちそうだった時代の空気を残す料理で、流行に合わせて作られた新メニューではなく、店の歴史そのものを味わえる一品です。
- 1961年創業
1F2F合わせて50席ほど - ポークジンジャーは国産豚リブロース150g
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| 住所 | 東京都世田谷区祖師谷3-1-15 |
|---|---|
| 電話 | 03-3482-3748 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
