2025年10月1日放送の【news every 】迷いそうだけど人気です！路地裏の“迷”店で紹介した、日暮里の路地裏のこだわり鶏白湯ラーメンのお店は『麺酒処 ぶらり』です。

麺・酒処 ぶらりは、日暮里駅南口からほど近い路地の奥で暖簾を掲げる2007年創業の鶏白湯の名店です。通りから少し外れた路地裏・袋小路の先でタヌキ像が迎えてくれる独特の佇まいが旅気分を高めます。

看板の一杯は濃厚でまろやかな鶏スープの鶏白湯らーめん。ミシュランガイド東京では2015年と2016年にビブグルマンへ選出されたお店は、遠方から足を運ぶファンも多いお店です。

鶏の旨味を丁寧に引き出したスープに、広めのウェーブ麺を合わせた鶏白湯らーめんは、こっくり濃密なのに重さが残りにくい後味が特徴です。
具材の組み合わせにも個性が光り、香りのよい白ねぎと、コリっとした食感の山くらげが一杯の表情を引き締めます。
焼き目のついた鶏チャーシューは香ばしさとしっとり感のバランスが良く、スープとの相性も抜群です。路地裏の小さな空間で、湯気の向こうに輝く丼を前にすると、思わず箸が走るはずです。

人気のもう一つの柱が、澄んだ鶏だしで仕上げるとりそばです。透明感のあるスープは口当たりが軽やかで、立ちのぼる鶏の香りがすっと体に染みていきます。
麺を持ち上げるたび、ほどよい縮れがスープをたっぷり連れてきてくれるので、飲み疲れのない旨味が最後まで続きます。麺肌のつるりとした喉ごしも心地よく、濃厚派と淡麗派のどちらも満足できる懐の深さを感じます。

もう一方の定番としてつけ麺も評判で、鶏の濃さがぎゅっと詰まったつけだれが麺の甘みを引き立てます。
トッピングでは半熟の味玉が特に好相性で、黄身のコクが鶏白湯のまろみをさらに押し上げます。香ばしい鶏チャーシューを追加すれば食べごたえが増し、シャキッとした山くらげの歯ざわりが全体のリズムを整えてくれます。

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