2025年9月8日放送の【news every 】人情家族の幸せ繁盛店で紹介した、 みそラーメンのお店は『楽々亭』です。

楽々亭は昭和7年（1932年）に創業した歴史ある中華料理店で、東京都墨田区東駒形にあります。現在の店主は3代目となり、90年以上にわたって地元で愛され、現在は北島行輝さん・裕美子さん夫婦が家族で営むお店です。

都営浅草線本所吾妻橋駅のA0出口から徒歩1分という抜群の立地で、三ツ目通り沿いに店を構えています。

創業当時は中華と洋食を組み合わせた最先端のスタイルで人気を博し、戦時中も営業を続けて地域の人々に親しまれてきました。同じ墨田区内には昭和5年創業の下総屋など、歴史ある町中華が点在していますが、楽々亭はその中でも特に古い歴史を持つお店として知られています。

創業当時から変わらぬレシピで作られる名物のシューマイが名物で、玉ねぎをたっぷりと使用し、皮に入りきらないほど餡を詰め込んだ大ぶりなサイズが特徴です。
モチモチとした柔らかな食感で、玉ねぎの甘味と肉の旨味が絶妙に調和した、他では味わえない独特の美味しさを楽しめます。
テレビ東京の「出没！アド街ック天国」でも紹介されるなど、メディアでも注目を集めている看板メニューです。

雲呑麺は、つるりとした食感の雲呑は特に評判が高く、スープは優しく上品な味わいで、細めの中太ちぢれ麺との相性も抜群です。

また、坦々麺も人気メニューの一つで、すり下ろした胡麻のザラザラとした食感と濃厚な風味、辣油の程よい辛さが特徴的です。見た目ほどクリーミーではなく、胡麻と辣油の濃い味わいながら塩味は控えめで、最後まで飲み干せるスープに仕上がっています。熱々の状態で提供されるのも美味しさの秘訣です。

女将さんが大きな中華鍋で作るチャーハンは、パラパラとした食感でありながら玉ねぎの甘味が効いており、中華というより焼きめしに近い優しい味わいが特徴です。

付け合わせのスープは、鶏ガラにカツオなどの魚の出汁を合わせた和風の要素を取り入れた独特の味付けで、昔ながらの町中華ならではの工夫が感じられます。

麻婆茄子は他の中華料理店では珍しいメニューですが、楽々亭では定番として提供しており、茄子の甘味と麻婆の辛味のバランスが絶妙です。

レバーの唐揚げも隠れた人気メニューで、BS-TBSの「町中華で飲ろうぜ」でも紹介されるなど、お酒のつまみとしても評判です。

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