【エブリィ】根津の復活したケーキ屋さん・モンブラン『パティスリー セレネー』文京区のお店情報 #every

オーナーパティシエの慎次大さんは根津生まれで、高校卒業後にプリンスホテルやレストラン ロアジスなどの名店で修業を積み、25歳という若さで故郷にお店を構えました。30年以上にわたって地域密着の経営を続け、親子二代で通う常連客も多い地元愛に溢れた名店でしたが、2023年9月にシェフの急逝により一度閉店。

しかし、中学生の頃から慎次シェフに指導を受けてきた最後の弟子である原田彩夏さんが、師匠の味を受け継ぐべくクラウドファンディングで支援を募り、2024年7月29日に見事復活を果たしました。

しんじだいのアップルパイは、4日間かけて丁寧に作り上げた768層のパイ生地を使用し、ぎっしりと詰まったりんごの甘酸っぱさとサクサクとした食感が絶妙なハーモニーを奏でています。

3ヵ国の栗のモンブランは、イタリア、フランス、日本の栗を使用した贅沢なケーキで、一般的なマロンクリームが渦を巻いているモンブランとは異なり、独特の山型に仕上げられています。
マロンクリームは驚くほど滑らかで甘すぎず、上品な仕上がりが特徴です。既成概念にとらわれない慎次シェフらしい発想で生み出されたこのモンブランは、見た目のインパクトと味わいの両方で訪れる人を魅了しています。

ほんわかプリンは、沖縄のとうきびから作られた本和香糖を使用したなめらかなプリンで、とうきびのほのかな甘さと下層のカラメルの苦味が絶妙なバランスを生み出しています。

また、オランジュはフレッシュオレンジを丸ごと使用したクリームとシナモン、ショコラのタルトで、果肉感とフルーティーさが楽しめる人気商品です。

さらにショートケーキは北海道生クリームを使用したしっとりとしたスポンジが自慢で、懐かしさも感じられるスタンダードながらも深い味わいのケーキとして親しまれています。

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