【エブリィ】木更津・あさりご飯『宝家（たからや）』のお店情報 #every

創業当時、木更津がまだ君津郡と呼ばれていた時代から、100年以上にわたって木更津伝統の味わいを守り続けてきました。かつては専属の芸者衆もいたという格式ある料亭として栄え、現在も多くの著名人に愛されています。5代目女将の鈴木希依子さんが切り盛りしています。

店舗入り口の屋号書体は木更津名誉市民である「千代倉桜舟」先生の書によるもので、木更津出身の俳優「中尾彬」氏もパンフレットの制作に協力されるなど、地域に深く根ざした歴史あるお店です。純和風の趣ある建物は、旅館を営んでいた先代が料理店に改築したもので、JR木更津駅西口から徒歩約5分、富士見通り沿いという好立地にあります。

宝家の最大の特徴は、東京湾で水揚げされる新鮮な魚介類を使った料理の数々です。特に、東京湾内房の肉厚で粒の大きなあさりを使った料理は宝家の代名詞となっており、串揚げやかき揚げ、酒蒸しなど様々な調理法で仕上げられます。かつては旬の時期のみに提供されていましたが、現在では一年中楽しむことができるようになりました。

また、最近ではバカ貝（アオヤギ）の料理も人気を集めており、江戸前の近海魚介類を中心とした豊富なメニューが長年にわたってお客様から愛され続けています。

人気の高い料理は宝家名物あさり御膳です。メイン料理を選ぶことができるこの御膳には、あさりの炊き込みご飯とあさりの味噌汁が付いており、木更津の古き良き味を存分に堪能することができます。あさりのかき揚げはボリューム満点で、さくさくとした食感とあさりの旨味が絶妙に調和しています。あさりの串揚げも同様に人気が高く、あさりご飯はおかわりも可能となっており、あさり尽くしの贅沢な食事を楽しめます。

貝柱を使った料理も評判で、特に小柱のかき揚げは江戸前天ぷらの伝統を受け継ぐ逸品です。

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