2025年7月15日放送の【news every 】ランチはこれだけ！一品入魂のウマい店で紹介した、宇和島鯛めしのお店は『旬彩 鯛樹』です。

旬彩 鯛樹は、東京都港区浜松町の落ち着いた街並みに佇む和食の名店です。

JR浜松町駅・芝大門駅から徒歩3分という好立地にありながら、店内は都心の喧騒を忘れさせる静寂な空間が広がっています。

お店では、愛媛県宇和島地方の伝統的な郷土料理の宇和島鯛飯を、本場さながらの味わいで提供していることです。

宇和島鯛飯は約400年前に伊予水軍が船上で食していた「船上飯」が起源とされる歴史ある料理で、文化庁の「100年フード」にも認定されています。

新鮮な真鯛の刺身を、卵と特製の出汁醤油を混ぜ合わせたタレに絡めて炊き立てのご飯にのせて味わう独特のスタイルは、愛媛以外ではなかなか味わえない貴重な料理法です。

人気は、ランチタイムに提供される宇和島鯛飯定食です。この定食は、プリプリとした食感の宇和島産真鯛の刺身を中心に、海苔たっぷりの胡麻風味が香る卵入り特製醤油、そして炊き立ての白いご飯が基本となっています。

まずは鯛の刺身を出汁醤油に浸してお刺身として味わい、その後残りの鯛と薬味を温かいご飯にのせて卵入りの出汁をたっぷりと注いで鯛茶漬け風にいただくのが正統な食べ方です。注文を受けてから鯛を切り、煮物や揚げ物も作り立てで提供するこだわりにより、20分ほどの待ち時間がありますが、その価値は十分にあります。

夜のメニューでは鯛の塩釜焼きという贅沢な一品も楽しめます。粗塩で包んだ鯛を丸ごと焼き上げるこの料理は、塩釜効果でじんわりと火が通り、身がふっくらと仕上がる伝統的な調理法です。

また、週末金曜・土曜限定で提供される海鮮バラチラシも人気で、完全予約制となっています。定食に付く副菜も手抜きがなく、釜揚げしらす、牛蒡の胡麻和え、愛媛名物のさつま揚げ、鶏のすり身揚げ、そして茄子・大根・ブロッコリーと豆腐の餡掛けなど、一つ一つが丁寧に調理された品々が並びます。

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