2025年4月18日放送の【news every 】レトロが魅力！歴史街道グルメ旅で紹介した、埼玉県本庄の現存最古のドライブインのお店は『不二ドライブイン』です。

不二ドライブインは、1964年（昭和39年）に埼玉県本庄市諏訪町で創業した、現存する日本最古のドライブインです。​

国道17号線沿いに位置し、創業当初はガソリンスタンドを展開していた企業が始めた事業でしたが、数年後に独立し、飲食業に専念する形となりました。​

現在は、2代目の木田隆社長が経営を引き継ぎ、家族やスタッフと共に、昭和・平成・令和と時代を超えて地域に愛されるお店として営業を続けています。​店内は120席を備え、駐車場も55台分と広々としており、ドライバーや地元の方々にとって憩いの場となっています。​

また、2023年からは定休日を廃止し、年中無休でランチ営業を行っており、夜の宴会も予約制で再開しています。​

店内には昭和の雰囲気を感じさせる3000冊以上の漫画本が多数並び、懐かしさを感じる空間が広がっています。​また、スタッフの温かい接客も魅力の一つです。​さらに、店内にはカラオケ設備もあり、宴会時には利用することができます。​また、テイクアウトにも対応しており、ランチタイムにはお弁当の販売も行っています。​お弁当は、日替わりランチの内容をベースにしており、手頃な価格で提供されています。

​さらに、店内には子供用の椅子やお子様ランチも用意されており、家族連れにも配慮されたサービスが充実しています。

1986年（昭和61年）から始まった「日替わりランチ」は、主菜と麺料理、小鉢、漬物、ドリンクがセットになっており、毎日異なるメニューが提供されます。​驚くべきことに、38年以上の間、一度も同じ組み合わせを提供したことがなく、
その組み合わせは1万通り以上にのぼります。​店主の木田社長は、過去のメニューをすべてパソコンで保存・管理し、毎日の献立を考案しています。​また、日替わりランチのメイン料理は、カレーライス、とんかつ、鶏の唐揚げ、エビフライ（2本）などに無料で変更が可能で、麺料理も55円の追加料金で別の種類に変更できます。​このような柔軟な対応と多彩なメニューが、多くの常連客を惹きつけています。​

日替わりランチ以外で人気のメニューとして挙げられるのが、トマトラーメンです。​このラーメンは、トマトの酸味と旨味が絶妙に調和したスープに、もちもちとした麺が絡み、さっぱりとした味わいが特徴です。​また、トッピングには季節の野菜やチーズが使用され、見た目にも鮮やかで食欲をそそります。​このトマトラーメンは、単品でも注文可能で、ランチセットの麺料理としても選ぶことができます。​

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