2025年7月19日放送の【出川哲朗の充電させてもらえませんか？】箱根⇒熱海で紹介した、有名な小説家も通った洋食屋さんで“ビーフシチューのお店は『スコット』です。

スコットは昭和21年（1946年）終戦後まもなく熱海で開業した老舗洋食店です。当時、洋食屋は珍しく、志賀直哉や谷崎潤一郎等の文豪たちも足繁く通った歴史ある名店として知られています。

初代、蓮見健吉氏が上野、横浜で修業したのち、ここ熱海に店を構えたそうで、創業から現在まで三代にわたって受け継がれてきた伝統の味を守り続けています。

70年間守り続けている濃厚なデミグラスソースが名物で、二代目、健一郎氏が生み出したデミグラスソースを基調に、時代に併せて店のテイストを守っているとのことで、このソースが全ての料理の味の決め手となっています。

お店の人気は、看板メニューのビーフシチューです。トロトロのお肉に、70年間守り続けている濃厚なデミグラスソースが絡み合った逸品で、歯がいらないほどにやわらかいお肉の食感は格別です。
濃厚でいて嫌味がないデミソースは、タンの繊維に入り込み口の中でとろけると絶賛されており、食通もうなるほどの完成度を誇ります。多くの食べ歩きグルメ愛好家たちが、このビーフシチューのためだけに熱海を訪れるほどの名物料理となっています。

その他、タンシチューも見逃せません。これほど部厚いタンを使ったシチューを見たこともないほどの迫力で、タンシチューのお肉の柔らかさ驚きますよという声が多く聞かれます。

また、アワビのコキュールはスライスした天然アワビをふんだんに使った贅沢な一品で、薄くスライスしたアワビとほぼ同一の大きさに刻んだタマネギとの食感バランスの良さと濃厚なベシャメルソースの深く甘い味わいが絶妙な組み合わせを生み出します。

さらにカニクリームコロッケはトロリとろけるホワイトクリームにほのかなカニの風味が楽しめ、海老フライは大きめの海老が2匹でプリップリの海老を使用し、手作りタルタルソースとの相性も抜群です。

出川哲朗・サーヤ・ラランド