【タカトシ温水の路線バスで】ペペロンチー麺『和ー麺製作所』前橋のお店の場所〔磯野貴理子〕

この記事の要約・ブックマーク画像

放送の【ぶらサタ・タカトシ温水の路線バスで!】でタカトシ・温水さんと、ゲストの磯野貴理子さんがロケで紹介した、ペペロンチー麺のお店は前橋『和-麺製作所』です。

ペペロンチー麺 中央前橋駅「和-麺製作所」

和ー麺製作所は、前橋市千代田町にある昭和レトロな雰囲気が漂う呑龍横丁の中に店を構えるラーメン居酒屋です。

2021年12月にオープンしたこのお店は、前橋市住吉にあるダイニングバーアンドレカンドレの姉妹店として誕生しました。
カウンター7席のこぢんまりとした空間で、昼から夜まで通しで営業しています。

お店の外には昭和の面影が色濃く残る細い路地が続き、店内に入ると一新された空間とのギャップを楽しめます。

呑龍横丁
1947年に前橋空襲からの復興のシンボルとして前橋市内に初めて誕生したマーケットがはじまりです。当時は生活に必要な品々を扱う店が並んでいましたが、時を経て令和2年にレトロな空間を生かしつつリニューアルし飲食店が集まる横丁へと姿を変え、今では前橋の夜を彩る赤提灯が並ぶ名所になっています。

群馬豚のペペロンチー麺は、店長を務める小田明寛さんが「今までのラーメン屋にはない独特のラーメンを作りたい」という思いから生み出した一品です。
前橋市で毎年開催される豚肉料理の祭典T-1グランプリにエントリーしたメニューでもあります。
T-1グランプリ
全国トップクラスの豚肉産出額を誇る前橋市で、「また食べたい味、自慢したい料理、連れて行きたい処」をコンセプトに2009年から続く豚肉料理のコンテストです。

このメニューの最大の特徴は、冷製パスタのように冷水で締めた麺を使うこと。数種類の小麦粉をブレンドした全粒粉の細麺は、冷たく締められることでパツパツとした食感が際立ちます。

まるでパスタのカッペリーニのような極細麺に、オリーブオイルをベースにしたソースが絡みます。このソースには、お店の人気メニュー塩そばに使われる和風のかえしが加えられていて、まさに「和のペペロンチーノ」といえる仕上がりです。

厚めに拍子切りされた群馬県産豚の肩ロースは、低温調理でじっくりと火を通してあり、ベーコンのような香ばしさとしっとりとした食感が楽しめます。九条ネギと輪切りの唐辛子が大量にトッピングされていますが、唐辛子は加熱していないため、激辛ではなく爽やかな辛味が麺全体を引き締めます。さらにサクサクとしたフライドオニオンが食感のアクセントになっています。

お店の看板メニューは店名にもなっている和ー麺です。
店主の稲井智史さんが「ラーメンとそばの中間的なイメージを追求した」というこの一品は、鶏ガラと豚骨系のスープに和風のかえし、ストレートの細麺を合わせた和風ラーメンです。
醤油ベースのスープは見た目ほど濃くなく、まるで蕎麦のような上品な味わいで、揚げ玉とわさびが薬味として添えられます。
わさびをほんの少し溶かしてすすると、蕎麦を食べるときのような清涼感が広がり、揚げ玉と一緒に食べればより蕎麦に近い印象に、メンマやナルトと合わせればラーメンの顔を見せます。
このように、一杯の中でさまざまな味の変化が楽しめる工夫が凝らされています。和風出汁をしっかりと利かせたスープは、コクがありながらもさっぱりとしていて、飲んだ後の〆にもぴったりです。


食べログ
  • ペペロンチー麺 1000円
  • 和ー麺 950円
住所 群馬県前橋市千代田町3-9-13 呑龍横丁
電話 不明の為情報お待ちしております

※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。

タカアンドトシ・温水洋一

[記事公開日]
[最終更新日]

この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!