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ハイカラビーフカレー 日比谷駅「日比谷松本楼(ヒビヤマツモトロウ)」
創業者の小坂梅吉が、東京市が公園内に設置するレストランの営業権を落札して開業しました。
日比谷公園の設計段階から「洋花」「洋楽」「洋食」の3つの洋が計画され、そのうちの洋食を担う施設として中心部に建設されました。
樹齢500年を超える大銀杏の大樹のもと、マンサード屋根のクラシカルな3階建ての洋館は、緑に囲まれた「森のレストラン」として親しまれています。
開業当時は珍しかった洋風レストランとして人気を集め、1906年秋には「東京料理店番付」で「西の関脇」に選ばれるほどの評判となりました。
夏目漱石や高村光太郎をはじめとする多くの文豪や文化人に愛され、中国革命の父である孫文も日本亡命中にしばしば訪れたことで知られています。
このお店にしかない特徴は、創業当時からほとんど変わらないレシピで作り続けられているハイカラビーフカレーです。
ラードと小麦粉をじっくり炒めて作った自家製ルーにカレー粉をなじませるという昔ながらの製法で仕上げられ、醤油を隠し味に牛肉と玉葱で仕上げたまろやかでコクのある英国風のカレーとなっています。旨味と酸味とコクのバランスが絶妙で、どこか懐かしくも深い味わいが特徴です。
カレーと並ぶ一番人気はハイカラハヤシライスです。国産牛バラ肉をつぎ足して作ったデミグラスソースでじっくり煮込んだ伝統的な一品で、食べごたえのある牛肉に赤ワインの酸味と風味、生クリームとバターのコクが絶妙に調和しています。創業以来、秘伝のレシピで作り続けられている自家製ハヤシソースは、老舗ならではの深みのある味わいです。
名物料理としては、ふわとろの半熟卵で包んだオムレツライスハヤシソースがあり、半熟のとろとろ卵で包むオムライスの先駆けとなりました。
鶏肉のかたまりがゴロゴロ入った贅沢なチキンライスを卵でたっぷりと包み、ハヤシソースをかけることでオムライスとハヤシライスの2種類の味を同時に楽しめます。
また、調理場で手ごねしたハンバーグにきのこいっぱいのデミグラスソースで仕上げたハンバーグステーキ森のレストラン風も人気で、伝統のデミグラスソースにキノコの風味が加わった一皿です。さらに、食べごたえのある大ぶりの牛肉とマッシュルームを、ビーフカレー伝承のデミグラスソースで仕上げたビーフシチューも定番メニューとして愛されており、昔ながらの作り方を守りつつ奥深い優しい味に仕上がっています。
- 創業122年
- クラシカルな洋館で味わうハイカラ洋食
- 牛バラ肉
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日比谷松本楼 Hibiya Matsumotoro | 東京のオアシス日比谷公園、緑の森のレストランへようこそ
緑の森のレストラン 日比谷松本楼へようこそ。1903年創業の日比谷公園の中心に位置する洋食レストラン&フランス料理レストランです。個室や宴会場も完備、各種ご宴会やご婚礼も承っております。長きにわたって……
www.matsumotoro.co.jp
| 住所 | 東京都千代田区日比谷公園1-2 |
|---|---|
| 電話 | 03-3503-1452 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
