【王様のブランチ】デジコムタンスープ『オクドンシク』新大久保のお店の場所〔ごはんクラブ〕

2025年11月8日放送の【王様のブランチ】ちょんまげラーメン、岩﨑大昇・日向未来が専門店グルメロケで紹介した、デジコムタンスープのお店は『オクドンシク』です。

オクドンシクは、2017年に韓国ソウルの地で始まり、瞬く間に世界的な名声を築き上げたコムタンスープの専門店です。ソウル本店は、そのシンプルな味の奥深さが評価され、2018年から2025年まで8年連続でミシュランガイドのビブグルマンに選ばれてきました。その人気は韓国国内にとどまらず、ニューヨーク、ハワイと店舗を展開し、東京の東新宿・新大久保エリアに2025年8月7日にオープンした日本1号店は世界で5番目の公式店舗として誕生しました。お店は「Essence of Simplicity（シンプルさの本質）」というスローガンを大切にしており、素材本来の味を最大限に引き出すことに心を尽くしています。

オクドンシクの最大のこだわりと特徴は、看板メニューのデジコムタンの透明なスープです。一般的にコムタンといえば、牛骨を煮込んで白濁した濃いスープを思い浮かべるかもしれませんが、こちらでは豚のウデ肉と香味野菜をじっくりと煮込み、豚肉の繊細なうま味だけを澄みきったスープに凝縮させています。その上品な味わいは、日本でよく見かける刺激的な韓国料理とは一線を画し、やさしく身体と心に染み渡るのが魅力です。その実力は韓国だけでなく、ニューヨークでも高い評価を受け、著名な新聞の「ニューヨークのベストレストラン100」に2年連続で選ばれるという快挙を成し遂げました。店内は木を基調とした落ち着いた空間に、カウンター席が18席並び、お一人でも気軽に訪れることができます。

そのデジコムタンは、クッパ（スープご飯）スタイルで提供されます。注文を受けてから、ていねいに温められたスープをご飯に注ぐことで、お米が持つ豊かなうま味を最大限に引き出しています。味付けは素材の風味を生かすため塩のみという潔さで、口の中で広がる繊細な豚肉の風味と奥深いスープの味わいをじっくりと堪能できます。洗練された内装が、静かな奥深さを感じさせる韓国の美意識を感じさせてくれます。

看板メニュー以外にも、シンプルながらも職人のこだわりが詰まったサイドメニューが並びます。特におすすめなのは、日本限定メニューとして登場したデジトッパプです。こちらは豚丼を意味し、提供する直前に香ばしく炙って仕上げることで、食欲をそそる豊かな香りが楽しめます。また、ふっくらとした食感が楽しい海老ドングランテンは、海老のすり身を揚げ焼きにしたチヂミのような一品で、あっさりとしたコムタンスープとの相性も抜群です。そのほかにも、冷たい豚肉の薄切りを盛り付けた冷ジェユクは、しっとりと柔らかいお肉に特製のコチュジャンをつけていただくことで、豚肉のうま味をさっぱりと味わえます。どのメニューも素材の持ち味を活かしたやさしい味わいで、旅行の途中で疲れた心と身体を癒してくれるでしょう。

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