2025年6月14日放送の【王様のブランチ】東京で食べたい！ご当地激うま回転寿司で紹介した、北海道発の回転寿司のお店は『根室花まる（東急プラザ銀座）』です。

回転寿司 根室花まるは1994年7月に創業した「回転寿司根室花まる根室店」が始まりで、北海道道東の根室市に位置しています。創業当時は家族で楽しめる外食の場がほとんどなかった町に、おいしい魚を気軽に味わえる場所をつくろうと、創業者・清水鉄志さんが根室の町の声を受けて開業しました。その店名は地元で公募され、近所のおじいちゃんが名付け親を務めるなど、地域と一体となって歩んできた歴史があります。やがて2007年には「町のすし家 四季花まる」という新業態を展開し、回転寿司の枠を超えた多彩な楽しみを提供するまでに成長しました。

名物はほたてで、根室の良質な貝類の中でも抜群の支持率を誇ります。テレビ番組でもランキング第1位に輝くことが多く、一口ほおばると貝殻からはみ出しそうなほど新鮮な身と、ほどよい甘みが口いっぱいに広がります。初めて訪れる方は、まずこのほたてから味わっていただくと、その魅力を存分に感じられます。

「二階建てほたて」は、貝殻の上下で2層に重ねたビジュアルと、繊維を感じるサクサクとした食感が印象的で、誕生以来の名物メニューです。

角とろは重さ約80kgの本鮪からわずか300gほどしか取れない希少部位で、軽く炙ることでまぐろ本来の香りが際立つ逸品です。

また、炙りほっぺは本鮪のほほ肉をさっと醤油にくぐらせ炙り、肉のようなしっかりとした味わいと山わさびの辛みが絶妙にマッチします。

手串し湯上げ海老は、店内で一尾ずつ丁寧に串打ちし、低温でふわっと仕上げることで、海老の甘みと香りがしっかりと感じられる逸品です。これらの料理はひとつひとつが職人の技と素材への敬意から生まれ、訪れるたびに新しい発見をもたらしてくれます。

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