2025年8月31日放送の【ベスコングルメ】オードリー春日さんと、内田篤人さんがロケで紹介した、ヒラメ漬け丼・ヒラメフライのお店は茨城県大洗『魚留』です。

魚留は2017年4月に大洗海鮮市場のすぐ近くにオープンした海鮮料理店で、大洗漁港で水揚げされたばかりの鮮度抜群な魚介類を使った料理が自慢のお店です。

木の温もりを感じる和モダンな空間が印象的で、清潔感あふれる明るい店内には全席テーブル席が配置されており、北関東からの観光客や地元の方々に親しまれています。

魚留の名物料理は常磐ヒラメの漬け丼です。福島から茨城にかけての栄養豊富な海で獲れる常磐ヒラメは、黒潮と親潮がぶつかり合う潮の流れと広大な砂浜、沖合に点在する磯という恵まれた漁場で育つため、身が厚く旨味が濃厚なことで知られています。
この貴重な地魚をカツオ出汁がきいた特製しょうゆダレに漬け込んだ漬け丼は、ヒラメ本来の味が引き立つ看板メニューとなっており、茨城県産コシヒカリの上に、プリプリとした食感の切り身がたっぷりと乗せられ、茶碗蒸し、魚の唐揚げ、漬物、お吸い物が付いた豪華な定食仕立てで提供されています。

ヒラメフライは、分厚くカットした常磐もののヒラメに粗めの生パン粉をまとわせ、高温の油に投入し一気に火を入れて旨味を閉じ込めます。外はサクッ 中はフワフワの食感のフライに仕上げます。

6種類の刺身定食は、大洗漁港から直接仕入れる新鮮な地魚を6種類盛り合わせた定食。その日に水揚げされた旬の魚介を味わえるため、訪れるたびに異なる魚種との出会いが楽しめます。
奥久慈玉子を使った茶碗蒸し、ショウサイフグの唐揚げ、吸い物、漬物が付いて充実の内容です。

10種類の海鮮丼は生しらすやヒラメなど地魚をメインに10種類の鮮魚を味わえる魅惑の丼で、華やかな見た目も食欲をそそる人気メニューです。

また、大洗港生しらす丼は地元大洗の魅力を存分に味わえる一品として親しまれており、新鮮な生しらすのほのかな甘味が楽しめます。

冬季限定で提供されるあんこう鍋も見逃せないメニューで、一人用から注文でき、味噌味のあんこうの様々な部位が入った栄養満点の鍋料理です。
どのメニューにも地元産シラスの味噌汁や茶碗蒸し、ショウサイフグの唐揚げなどの小鉢が付き、大洗の海の恵みを存分に堪能できる構成となっています。

料理を手がけるのは1952年生まれの関根隆彦さんで、家業が魚の加工屋だった経験から板前を目指し、地元のホテルで35年間料理長を務めた経験を持つベテラン職人です。
自ら漁港の市場に足を運んでセリで仕入れをするほど食材へのこだわりは強く、珍しいあんこうの吊るし切りもできる確かな技術を持っています。

春日俊彰・オードリー・川島明・麒麟・内田篤人・磯山さやか