麻布十番駅「浪花家総本店(なにわやそうほんてん)」
創業者の神戸清次郎が故郷の浪花(いまの大阪)にちなんで店名をつけました。
はじめは九段などで食堂として商いを始め、たい焼きはそのデザートのひとつでした。初代は商才に長け、都内に多くの店を広げたといわれます。
最初に売り出したのは丸い今川焼きでしたが、思うように売れませんでした。亀の形の焼き菓子なども試すうちに、「めでたい」に通じる縁起物の鯛をかたどった菓子にたどり着きます。
これが評判を呼び、いまのたい焼きの名物につながりました。戦後の1948年ごろに麻布十番へ移り、2007年には建物を新しくして、1階が焼き場、2階が喫茶の現在の姿になりました。いまは4代目の神戸将守さんが店を守っています。
この店の個性は、鋳型で1匹ずつ焼き上げる「一丁焼き」(通称:天然物)。
たくさんをまとめて焼く方法より手間はかかりますが、薄くてパリッとした皮に仕上がります。生地を型に流す作業を、鯛にちなんで「一本釣り」と呼ぶのも、この店らしいところです。
焼ける数には限りがあり、1日に焼くのは約2000匹が限度だそうです。
あんこにも自信があります。北海道・十勝産の小豆だけを使い、前日から約8時間かけてじっくり煮込みます。甘さは控えめで、小豆の風味がしっかり感じられるのが特徴です。
人気の商品はたい焼き。
頭から尻尾までたっぷりあんこが詰まっているのが自慢です。皮は薄く、ところどころにほんのり焦げ目がつき、香ばしさがはっきり立ちます。
ひと口かじると小豆の粒感とやさしい甘みが広がります。
1975年に大ヒットした童謡「およげ!たいやきくん」に登場する店のおじさんは、3代目店主がモデルといわれ、いまも世代を超えて親しまれています。
もうひとつの楽しみは、2階のナニワヤ・カフェで味わえる氷宇治。
夏の定番として親しまれているかき氷です。たい焼きを焼く店内は熱気がこもるので、ひんやりした氷と抹茶の渋みで体を休ませる一杯は格別です。
- 1つの焼き型から1匹ずつ焼く製法の通称一度に複数匹焼く製法は養殖という
浪花家総本店(麻布十番/たいやき) – Retty(レッティ)
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retty.me
| 住所 | 東京都港区麻布十番1-8-14 |
|---|---|
| 電話 | 03-3583-4975 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
