御成門駅「うなぎ本丸(ほんまる)」
創業のきっかけは江戸時代までさかのぼります。徳川家の御用商として芝田村町のあたりで「海老屋」を営んでいた鉄五郎という人物が、鰻商いを始めたのが「ての字」のはじまりです。
親しい仲間たちが鉄五郎の頭文字を取って「ての字」と呼び始め、それがそのまま屋号として定着したという逸話が残っています。
注文はレジで番号札を受け取る食堂形式で、老舗の鰻屋にありがちな敷居の高さを感じさせません。
仕入れたばかりの朝裂きの鰻を、職人が炭火でじっくりと手焼きしていく工程は、問屋直営店だからこそ守り続けられている流儀です。
うな重は、この店の実力がよくわかる一品。
備長炭でじっくり焼き上げた身は皮目がほんのりと香ばしく、中はふっくらとやわらかな仕上がりで、噛むごとに脂の甘みがじゅわりと広がります。甘辛いたれがご飯にもよく染み込み、肝吸いや漬物とともに味わえば、老舗ならではの落ち着いた満足感を得られるのが魅力です。
ひつまぶしは、刻んだ鰻の蒲焼きをご飯に混ぜ込み、海苔や葱といった薬味をたっぷりのせて味わう一品で、ひと口ごとに違う表情を楽しめるのが魅力です。
炭火でふっくらと焼き上げた身はやわらかく、甘辛いたれが絡んだご飯とともに口の中に広がります。
もうひとつの人気は白焼き。
たれをつけずに焼き上げることで、鰻そのものの風味と炭火の香りをそのまま楽しめるのが持ち味で、わさび醤油や塩でさっぱりと味わう人も少なくありません。こってりとした蒲焼きとはまた違う、素材の質の良さが伝わる一皿として選ばれています。
肝焼きは、一品料理として注文できる隠れた人気メニューです。
鰻の肝を串に刺して焼き上げたもので、ほろ苦さの中に旨みが凝縮された味わいが特徴です。うな重やひつまぶしと一緒に箸休めやつまみとして添えれば、鰻づくしの食事に奥行きが生まれます。
- 創業200年 1827年創業
- 炭人で丁寧に手焼き
東京都港区西新橋にあります「株式会社ての字」の公式Webサイトです。1827年の創業以来、常に職人の心を忘れることなく、代々伝わる伝統の味をお届けするために、仕入れを特定の産地にこだわらず、主要産地よ……
www.tenoji.co.jp
| 住所 | 東京都港区西新橋3-19-12 |
|---|---|
| 電話 | 050-5869-6488 |
[記事公開日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
