東銀座駅「挽肉屋 神徳」
店づくりが始まった頃は、東京都内でハンバーグ専門店が相次いで登場していた時期でした。そこで考えられたのが、単に牛肉の配合を競うのではなく、「挽肉そのものを選べる店」にするという発想。系列のフランス料理店で経験を積んだ料理人も開発に加わり、牛や豚だけでなく羊、魚まで候補を広げ、素材ごとに挽き方や部位を変えながら試作を重ねました。洋食のハンバーグを、銀座で働く人が箸で気軽に食べられる「和のハンバーグ」に仕立てたことが、神徳らしい出発点です。
神徳の面白さは、牛、豚、羊、三合挽、鮪、鯛という性格の異なる6種類の挽肉を、ひとつの店で食べ比べられること。それぞれを同じ作り方に当てはめるのではなく、挽き目の粗さ、捏ね方、肉の部位、スパイスまで素材に合わせて調整しています。毎朝挽いた肉を炭火で「焼き締め」、香ばしい表面の内側に肉の旨みを閉じ込めるのも大切なこだわりです。
一般的なふんわり柔らかなハンバーグとは少し方向が違い、神徳ではぎゅっと密度を感じる肉らしい歯応えを狙っています。羊には香りを整えるためタマネギやリンゴを加え、クミンなどのスパイスを効かせる一方、そのほかは素材そのものを味わえるシンプルな仕立て。隠し味には味噌を使い、ご飯と自然になじむ味を作っています。オープンキッチンで肉を挽き、成形し、炭火で焼く工程が見えるライブ感も、この店ならではの楽しみです。

人気の商品はハンバーグ定食。
店でも一番人気を集める定食で、1人前なら6種類の挽肉から好みの2種類を選び、異なる味を一度に食べ比べられます。とりわけ牛は選ぶ人が多く、粗く挽いた肉を噛みしめれば、ぎゅっとした歯応えのあとから肉の旨みが広がる仕立て。三合挽は牛、豚、羊を合わせることでやや柔らかく、後味には羊らしい風味がふわりと残ります。
数量限定となる鮪や鯛を選べるのも、肉料理の専門店とはひと味違うところです。鯛はふっくら柔らかく、魚そのものの上品な旨みを感じられるため、濃いソースより岩塩やしょうゆで素直に味わうのがおすすめ。しょうゆを軸に玉ねぎとリンゴを合わせた自家製ソースや、味噌とリンゴを使ったソースも添えられ、同じハンバーグでも味の表情を変えながら楽しめます。
もうひとつの人気はハンバーグ丼。
牛のハンバーグをご飯の上に重ね、大根おろしと卵黄を合わせた、見た目にも印象の強い一杯です。オープン当初にはなかったメニューですが、登場後に写真が広まり、この丼を目当てに訪れる人も増えました。肉々しい牛ハンバーグにしょうゆを生かしたソース、まろやかな卵黄が絡み、大根おろしが後口をすっきり整えてくれます。
人気の商品は和出汁ハンバーグ。
「ハンバーグをもっとあっさり食べられないか」という発想から、ひつまぶしをヒントに生まれた一品です。牛100%のハンバーグにカツオと昆布から引いただしを合わせ、肉の旨みが溶け込んだところをご飯と一緒にさらりと味わえます。定食用とは挽き方も変え、牛すじを細かくして柔らかな口当たりに仕上げているため、炭火焼ハンバーグの新しい表情に出会えます。
もうひとつの名物は出汁カレーハンバーグ。
神徳が提案する「お出汁で食べるハンバーグ」を、特製スパイスの香るカレー出汁で楽しむメニューです。炭火焼きの香ばしさと牛肉のコクに、だしの旨みとスパイスの香りが重なり、通常のハンバーグとも洋食店のカレーとも違う和洋折衷の味わい。温かな出汁とともに野菜も味わえるため、最後まで重たさを感じにくい仕立てになっています。
- 炭火焼きハンバーグ
- ハンバーグ定食(1人前)
①牛肉 ②豚肉 ③羊肉 ④牛豚羊の3合挽 ⑤マグロ ⑥鯛
6種類の肉から2種類の肉を選べる
こちらは『挽肉屋 神徳(銀座/ハンバーグ)』のお店ページです。実名でのオススメが42件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…
retty.me
| 住所 | 東京都中央区銀座3–11–16 VORT銀座イースト 1F |
|---|---|
| 電話 | 050-5600-1166 |
[記事公開日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







