2025年8月30日放送の【出没！アド街ック天国】で紹介した、北千住『ランキングTOP20』のロケ地・お店をまとめて紹介します。

「ハノイハノイ」は、北千住駅から徒歩約5分の場所にある、古民家を改装したアットホームなベトナム料理店です。2008年にオープンし、ベトナム旅行で魅了されたオーナー夫婦が、ベトナムの魅力を伝えたいという想いから始めました。お店の外観は青いトタン屋根が目印で、一歩足を踏み入れると、カラフルなベトナム雑貨に囲まれた温かい空間が広がっています。1階は雑貨やお土産が販売されており、2階にはちゃぶ台が置かれた、まるで自宅にいるようなリラックスできる空間が用意されています。靴を脱いで上がるスタイルで、より一層くつろげる雰囲気です。

このお店ならではの特徴は、なんといってもバスケットいっぱいに提供される、色とりどりのフレッシュハーブです。訪れる人が自分好みにベトナム料理を仕上げていくスタイルで、その日の気分や好みに合わせて、ハーブをたっぷり加えたり、調味料で味を調整したりと、自分だけのオリジナルの一皿を創り出すことができます。化学調味料を一切使わず、砂糖などで自然な甘みを引き出すなど、素材本来の味を大切にした丁寧な調理法も魅力です。

ランチメニューの中でも特に人気なのが、フォーのセットです。数種類の牛肉や鶏肉から選べるフォーは、それぞれ丁寧に出汁からとったスープと、なめらかな米麺が特徴です。セットには、豚肉とエビの生春巻き、サラダ、副菜2種、デザート、そしてベトナムコーヒーまで付いてくるという、ボリューム満点の内容となっています。特に、ブンやバインミーといった、ベトナムの麺料理やサンドイッチも人気で、日替わりのバインミーには、牛すじ煮込みなど、こだわりの具材が挟まれており、自家製のなますやレバーパテも絶妙な味わいです。

その他にも、ブンのセットもおすすめです。ベトナム中部の都市フエで食べられるというブンは、太めのそうめんのような米麺で、フォーとはまた違った食感が楽しめます。ブンチャーやバインミー、そしてフォーを一度に楽しめるスペシャルベトナムセットは、まさに王様気分を味わえる豪華な一皿です。ディーン・フジオカさんも訪れたことがあるといい、彼のために特別に作られたメニューもあるようです。ベトナムの家庭料理や屋台料理も提供しており、訪れるたびに新しい発見があるお店です。

北千住の路地裏にひっそりと佇む「あさり食堂」は、2003年にオープンした、和と洋のコンセプトを融合させたダイニングバルです。古民家を改装した店内は、木の温もりを感じさせる落ち着いた空間が広がっており、ゆったりと食事を楽しむことができます。

あさり食堂特製しょうが焼き定食は、自家製の甘めのタレで仕上げた豚バラ肉がご飯との相性抜群で、多くの人に愛されています。

他にも煮込みハンバーグやチキン南蛮、本日のお魚定食など、日替わりで様々な定食が楽しめます。

ランチタイム以外にも、ディナータイムには一品料理からメインディッシュまで、こだわりのメニューが豊富に揃っています。

名物料理の一つである牛すじと大根の味噌赤ワイン煮込みは、お酒との相性も抜群で、多くのお客さんが注文する定番メニューです。

その他にも、鮮魚のお刺身や出汁巻き玉子、リゾットなど、和洋問わず幅広いジャンルの料理を堪能できます。特に、料理長が海外での経験を活かし、月替わりで提供する無国籍料理は、訪れるたびに新しい発見があるのが魅力です。

黄金出汁とろろ専門割烹 ウチスルベは、北千住駅にほど近い場所にある、こだわりのとろろ料理を提供するお店です。
ホームレス経験者や生活困窮者支援を行う「駆け込み無料食堂」のプロジェクトの一環として、2025年5月にオープンしました。単に美味しい食事を提供するだけでなく、地域社会への貢献を目指しています。

「黄金出汁とろろ」は厳選された素材で作られる黄金色の出汁でとろろをいただくという、他ではなかなか味わえない逸品です。とろろは、注文を受けてから一つ一つ丁寧にすりおろされており、その風味と食感は格別です。
黄金出汁との組み合わせは、とろろの旨味を最大限に引き出し、一口食べるとやみつきになる美味しさだと評判です。

とろろ本来の味をシンプルに楽しめるとろろご飯は、ふっくらと炊き上がったご飯にとろりとしたとろろをたっぷりとかけていただくスタイル。飽きのこない美味しさで、多くの人に愛されています。とろろのなめらかさとご飯の食感のコントラストも楽しめます。

出汁巻き玉子は、黄金出汁をたっぷり含んだふわふわの食感で、優しい味わいが特徴です。
また、銀鮭を使った料理も、姉妹店である銀鮭専門割烹「ウチワラベ」で培われた技術が活かされており、素材の良さを存分に堪能できます。

タカラ湯は、昭和2年（1927年）に創業し、90年以上の歴史を持つ、東京都足立区北千住の銭湯です。

創業者の松本留次郎さんが荒川土手の近くに開業したのが始まりで、現在の場所には昭和13年（1938年）に移転・改築されました。建物は、千鳥破風（ちどりはふ）という屋根の様式を持つ、立派な宮造りの建築で、昭和初期の趣を今に伝えています。

タカラ湯の最大の特徴は、「キングオブ縁側」とも称される、美しい日本庭園とそれに面した広々とした縁側です。
この庭園は、四季折々の緑や花々、そして錦鯉が泳ぐ池があり、訪れる人々を和ませてくれます。

特に男性浴室からは、この庭園を眺めながら入浴することができ、まるで都会の喧騒を忘れてしまうような、贅沢な時間を過ごすことができます。残念ながら女性浴室からは庭園の半分ほどしか見えませんが、毎週水曜日には男女の浴室が入れ替わるため、どちらの浴室からでも庭園の景色を楽しむ機会があります。

中島盛夫氏によるペンキ絵の富士山が浴室を彩り、座ジェット、バイブラ、電気風呂、日替わりの薬湯、そしてぬるめのゲルマニウム温泉といった様々な浴槽が楽しめます。
薬湯は特に評判が良く、身体の芯から温まると好評です。また、男湯にはフィンランド直輸入のサウナも設置されています。女性浴室には、子供たちが喜ぶ親子ペンギンの置物からお湯が出る「ペンギン風呂」があり、微笑ましい光景が広がっています。

タカラ湯は、ドラマ「昼のセント酒」にも登場したことで、さらに全国的な知名度を得ました。

お風呂上がりの一杯も楽しみの一つです。番台では、牛乳やジュースなども販売されており、旅の疲れを癒しながら、昔ながらの銭湯文化を体験することができます。北千住駅からタカラ湯までは徒歩約20分と少し距離がありますが、商店街を散策しながら向かうのもおすすめです。

「KiKi北千住」は、北千住駅から徒歩7分ほどの住宅街にひっそりと佇む、築90年の古民家をセルフリノベーションした日用品と日本茶の喫茶店です。

2020年6月にオープンし、夫婦ユニット「KiKi」として活動するご夫妻が営んでいます。日本茶専門店での勤務経験があるご主人が、お茶の提供を担当。デザイナーである奥様が、空間デザインやセレクトした雑貨を手がけています。

古民家ならではの温かい雰囲気と、洗練された空間が心地よく、小上がりの座敷席でゆったりとお茶の時間を楽しめます。

このお店の最大の特徴は、オリジナルブレンドの日本茶「時をつくるお茶」です。静岡県の茶師と共同開発されたこのお茶は、「FUU」「SUISUI」「GEKKO」の3種類があり、それぞれが異なるシーンに合わせてブレンドされています。「FUU」は煎茶と玉露のブレンドで、リラックスしたい時にぴったり。「SUISUI」は煎茶とハーブのブレンドで、作業中の集中力を高めてくれます。「GEKKO」は和紅茶に焙煎のスモーキーな風味が加わり、落ち着いた語らいの時間に最適です。これらの茶葉は、店内はもちろんオンラインショップでも購入可能です。

「KiKi北千住」で一番人気のメニューは、お店のオリジナル茶葉を使った「特製KiKiパフェ」です。甘さ控えめで、上品な味わいが特徴。パフェには、お茶や和菓子のような要素が取り入れられており、目でも舌でも楽しめる一品となっています。

その他にも、その場で炙ったパリパリの皮にあんこやバター、いちじくを挟んだ「炙りたて最中 いちじくバター」もおすすめです。

「和食 板垣」は、北千住駅より徒歩8分ほどの場所に佇む、歴史ある日本家屋を改装した2020年オープンの和食店です。

築80年以上のこの建物は、国の登録有形文化財。その趣ある空間で、伝統と革新が融合した現代的な和食を楽しむことができます。

オーナーの近藤温思さんは、この歴史的建造物を未来へ繋ぎたいという強い想いから、2020年11月に「和食 板垣」をオープンさせました。
料理長は京都の たん態で研さんを積んだ内山章仁さん。

「和食 板垣」では、旬の食材をふんだんに使ったコース料理が中心です。お昼には、先付、お造り、焼物、冷やし鉢、甘味などが楽しめる昼の部限定会席があり、贅沢なランチタイムを過ごすことができます。
夜の部では、12,000円や16,000円といった価格帯のコースが用意されており、季節の食材を活かした料理長こだわりの品々を堪能できます。例えば、12,000円のコースでは、約9品で旬の食材や魚料理を味わうことができ、特別な日のお祝いにも最適です。

『中華蕎麦 三藤 北千住マルイ店』は、2025年2月20日にオープンしたお店です。

自由が丘に本店を構える2014年4月にオープンの「中華蕎麦 三藤」。本店は「ミシュランガイド東京」で7年連続ビブグルマンに選出されるなど、高い評価を得ている実力店です。
その「中華蕎麦 三藤」が、北千住マルイ店として初の支店を出店しました。

人気のメニューは、やはり看板メニューである中華蕎麦の醤油味です。鶏をじっくり炊き込んだ出汁に、貝出汁を加え、やや甘みのある醤油のかえしを重ねたスープは、じんわりと伝わる出汁の旨味と鶏油のコクが絶妙なバランスを生み出しています。 麺には国産小麦「春よ恋」を100％使用した中細ストレート麺が使われており、ツルツルとした麺肌とコシがあり、スープとの相性も抜群です。 チャーシューは、低温調理された薄切りの豚肩ロース肉が4枚乗っており、肉の旨味をしっかりと感じられます。

その他にも、「中華蕎麦 貝塩」も人気メニューの一つです。こちらは、大量のはまぐり、あさり、しじみ、帆立を使用した貝出汁が特徴で、力強くも上品な貝の旨味が口の中に広がり、塩味とのバランスが絶妙です。

『泊舟』は、北千住マルイの9階にある、2004年オープンのお豆腐と湯葉をメインにした日本料理のお店です。2016年に「明日香 泊舟」から「宇豆基野 泊舟」へとリニューアルオープンしました。
下町食堂のような親しみやすい雰囲気ながらも、落ち着いた空間でゆったりと食事を楽しめるのが魅力です。お祝い事や法事など、特別な日の利用もできる個室も備えています。

お豆腐料理で有名な「宇豆基野」の姉妹店であり、そのこだわりと美味しさを気軽に味わえるのが特徴です。特にランチタイムには、リーズナブルな価格で本格的なお料理が楽しめると評判です。

ランチメニューの中でも、人気は「燈火点心」です。こちらは二段重になっており、彩り豊かな小鉢が数種類と、寄せ豆腐のあんかけ、そして豆ごはんや呉汁、おから茶などがセットになっています。少しずつ色々な種類のおかずが食べたいという方にぴったりのメニューです。

東京・北千住にあるRestaurant MOTORAは、2014年10月にオープンして以来、瞬く間にイタリアンの人気店となりました。
銀座の「ファロ資生堂」で腕を磨いた森本シェフが、食材が持つ個性や繊細な香り、色を大切にしながら、一皿一皿に生産者の想いを込めたクリエイティブな料理を提供しています。お店は美術館をイメージしたモダンで落ち着いた空間で、訪れる人々に目でも舌でも楽しめるイタリアン体験を届けています。

特にランチでは、季節の食材をふんだんに使ったパスタが人気です。サンマと大根という和の組み合わせを、マリネやスモーク、ブイヨン煮といったイタリアンな技法で昇華させるなど、グレードの高い料理が楽しめます。パスタはオイルベース、トマトベース、クリームベースの3種類から選べ、月に2回内容が変わるのも魅力です。

ディナーでは、旬の食材を駆使したコース料理が提供されており、予算に応じて選べるコースが用意されています。例えば、千葉県柏市の生産者から直接仕入れる「柏幻霜ポーク」をローストした一品は、葉とうがらしのペーストを軸にしたイタリア風ソースでいただく、素材の旨味を存分に味わえるメニューです。また、北海道白糠町の「茶路めん羊牧場」から仕入れる、貴重な国産仔羊も注目です。ストレスなく育てられた羊肉は、クセがなく濃厚な旨みがあり、MOTORAならではの特別な体験を提供してくれます。

1999年に、銀座の名店「バードランド」で1年半修業した店主の野島康之さんが、北千住にオープンした「バードコート」は、東京でも予約が取りにくいと言われるほどの人気焼鳥店です。店主の息子 海さんがフランスでの修業を終え日本へ帰国し、親子で切り盛りしています。

バードコートの最大の特徴は、茨城県産の奥久慈しゃもを、備長炭の強火と弱火を使い分けて丁寧に焼き上げていることです。この奥久慈しゃもは、豊かな自然の中で穀物や青菜を食べて育った、運動量が多くジューシーで歯ごたえのある肉質が魅力です。その優れた品質は、「育ちのよさは味に出る」と言われるほどで、奥久慈しゃもの旨みを最大限に引き出した絶品の焼鳥が味わえます。

人気の料理は、奥久慈軍鶏の親子丼です。軍鶏の濃厚な卵を使った親子丼は、とろりとした黄身と弾力のある軍鶏肉の食感が絶妙なハーモニーを奏でます。

他にも、キャベツを丁寧に切り揃えて串に刺し、トリュフ風味の塩でいただくキャベツの串焼きは、キャベツ本来の甘みとトリュフの香りが食欲をそそる一品です。
このメニューは、マッキー牧元さんがBBQで乱切りキャベツにトリュフ塩を振って食べた美味しさにヒントを得て生まれたそうです。

また、驚くほどクリーミーでクセがなく、素材の旨みが凝縮された自家製レバーのパテも、ワインとの相性も抜群で多くの方に愛されています。さらに、濃厚な軍鶏の卵で作られる軍鶏の卵のプリンは、デザートとしても人気です。

北千住の商店街にひっそりと佇む「マルイシ増英」は、昭和25年（1950年）に増英蒲鉾店として創業した、70年以上の歴史を持つ老舗のおでん種専門店です。
創業当時から変わらぬ製法で、職人さんが丁寧に作り上げる練り物は、地元の人々に長年愛され続けています。

名物は「千住揚げ」や「フライ揚げ」といった、この地域ならではのおでん種。

特に「千住揚げ」は、あさり、長ねぎ、一味唐辛子が入った、マルイシ増英オリジナルの商品で、昭和60年頃に考案された地域への誇りが込められた逸品です。

また、「フライ揚げ」は、玉ねぎ、人参、ほうれん草、いか、えびが練り込まれており、シンプルながらも素材の旨味をしっかりと感じられると評判です。

人気のメニューは、お店の方もおすすめする「カレーボール」と「フライ揚げ」です。カレーボールは、意外性のある組み合わせながらも、練り物とカレーの風味が絶妙にマッチしており、一度食べるとやみつきになる美味しさです。フライ揚げは、先述の通り、野菜や魚介の旨味が凝縮された、素材の味を存分に楽しめる一品です。

他にも、マルイシ増英には魅力的な商品がたくさんあります。たとえば、おでんとしてだけでなく、そのままおつまみやおやつとしても楽しめる「ちぎり」シリーズ。

ぷりぷりの枝豆が入った「枝豆ちぎり」は、ビールのお供にぴったりで、暑い季節に特に人気です。玉ねぎと桜エビの甘みが練り物とよく合う「玉ねぎちぎり」や、ごぼうの風味が香ばしい「ごぼうちぎり」もおすすめです。また、スケトウダラといわしを原料に創業以来変わらぬ製法で作られている「つみれ」や、シャキシャキとした食感が楽しい「もやし天」なども、ここでしか味わえない美味しさで、訪れる人々を魅了しています。

『徳多和良』は、東京・北千住に店を構える、平成15（2003）年創業の割烹料理のお店です。

「すし処 若」は、東京都足立区の北千住駅から徒歩10分ほどの住宅街に佇む、地元で人気の寿司店です。SNSやテレビでの紹介をきっかけに、さらに人気が高まり、ランチタイムには行列ができることも珍しくありません。特に、1日10食限定の「本鮪とろづけ丼」は、多くの人が注文する名物メニューとなっています。

まぐろ大谷は、北千住駅から徒歩10分ほどの場所にある、鮪の仲卸業者が直営する海鮮居酒屋です。
2022年1月にオープンしたお店で、鮮度と価格にこだわり、厳選された食材を使った料理を提供しています。仲卸業者ならではの新鮮な魚料理を、気軽に味わえるのが魅力です。

お店の代表は、足立市場で40年近く鮪に携わってきた経験を持ち、その目利き力と素材選びには絶対の自信を持っています。
以前は寿司店や仕出し店への卸売が中心でしたが、コロナ禍で取引先が減少したことをきっかけに、自ら飲食店を始めることを決意したそうです。長年の経験で培った知識と、漁師である親戚からの仕入れルートを活かし、美味しい魚をより多くの方に届けたいという想いで「まぐろ大谷」をオープンされました。

まぐろ大谷の最大の特徴は、なんといってもその鮮度と品質にあります。仲卸業者直営のため、市場から直送される新鮮なまぐろはもちろん、様々な旬の魚介類をリーズナブルな価格で提供しています。特に、まぐろの希少部位である脳天、さんかく、ほほ肉なども味わえるのは、まぐろ卸店ならではの強みです。

ランチタイムには、定番のまぐろブツ丼やバラちらし、そして数量限定の脳天丼などが楽しめます。

夜は、お店自慢の刺し盛りや、日替わりで仕入れ状況によって変わる希少部位のメニューなどが豊富に揃っています。また、まぐろから出汁をとった特製まぐろラーメンや、〆にぴったりなまぐろチャーハンも人気メニューです。
その他にも、海鮮太巻きは具だくさんで様々な味が楽しめると好評です。

「大はし」は1877年創業の老舗大衆酒場です。森下の「山利喜」、月島の「岸田屋」と並び「東京三大煮込み」としても知られるほど、地元はもちろん、遠方からも多くのお客さんが訪れる名店です。

名物の「肉とうふ」は、長時間じっくり煮込まれ、牛肉はホロホロと柔らかく、出汁がしっかりと染み込んだ豆腐との相性は抜群。
甘めの味付けですが、七味唐辛子をたっぷりと振りかけることで、味に深みが増し、お酒が進むこと間違いなしです。

鮒秋は、1917年（大正6年）創業された、歴史ある佃煮専門店です。
もともと日光街道の最初の宿場町として栄えた千住宿には、川魚商が多くいましたが、現在も昔ながらの姿を残すのはこの鮒秋さんだけとなりました。

鮒の佃煮を串に刺した「鮒寿ゞめ焼き」は、かつて鮒が手に入りにくくなったことから生まれた商品で、千葉の佐原の郷土料理に似た形状をしています。この限定品は、機会があればぜひ味わってみたい一品です。

鮒秋さんで特に人気が高いのは、ご飯のお供にぴったりの佃煮です。中でも「ごま昆布」は、ご飯との相性が抜群で、つい食べ過ぎてしまう美味しさだと評判です。また、「あさりの佃煮」も東京らしい味わいで、多くの方に愛されています。これらの佃煮は、100gずつ袋入りで販売されており、買いやすいのも嬉しいポイントです。

「天七 本店」は、創業1975年の老舗串揚げ店です。大阪で串揚げの修行を積んだ先代が、この地で半世紀近くにわたり、本場仕込みの味を提供し続けている名店です。

コの字カウンターに立ち飲みスタイルという、昭和レトロな雰囲気が漂う店内は、訪れる人々で賑わい、活気にあふれています。

「酒呑倶楽部 アタル」は北千住駅の西口から徒歩3分ほどの場所にある居酒屋です。お店では日本酒や焼酎をはじめとする様々なお酒と、それに合う料理を提供しており、

人気のお料理は、「蒸しつくね」は、銘柄鶏の部位を独自の配合でブレンドし、注文を受けてからカウンターで丁寧に蒸し上げるため、ふっくらジューシーな食感が楽しめます。そのままでも美味しいですが、自家製のタレや薬味と一緒に味わうことで、さらに深い旨味を感じられます。

『千住の永見』は、北千住駅西口から徒歩わずか1分という、アクセス抜群の場所にある、約80年続く老舗の大衆居酒屋です。1948年（昭和23年）の創業以来、地元の人々に愛され続けている、まさに下町の聖地とも呼べる存在。店主が工夫を凝らした手作りの料理は50種類以上も用意されており、訪れる人々を飽きさせません。1階にはカウンター席とテーブル席、2階にはゆったりとくつろげるお座敷席もあり、様々なシーンで利用できるのも魅力です。

このお店にしかない特徴として、まず挙げられるのは、その「千寿揚げ」という名物料理です。さつま揚げのような練り物で、魚のすり身とたっぷりの玉ねぎが使われています。揚げたて熱々をいただけば、外はカリッと香ばしく、中はふんわりとした食感。特に、にんにく入りの「千寿揚げ」は、その名の通りにんにくとニラが効いていて、まるで餃子のような風味が楽しめると評判です。また、自家製のにんにく酒も、パンチの効いた味わいながらもクセになる美味しさで、一度試してみる価値ありです。

「千寿揚げ」以外にも、たくさんのおすすめメニューがあります。例えば、コリコリとした食感がたまらない「鶏軟骨つくね焼」は、お酒の進む一品。マグロのぶつ切りは、赤身から脂の乗った部位、ネギトロのような部分まで、様々な部位が盛り合わせになっているのが嬉しいポイントです。さらに、季節ごとの旬の食材を使ったお刺身や煮物、天ぷらなども提供されており、いつ訪れても新鮮な味覚を楽しむことができます。冬季限定で湯豆腐やかき鍋、夏季限定でバクダン奴といった季節ごちそうも登場するので、訪れる時期によって違った楽しみ方ができるのも魅力です。

他にも、定番メニューとして人気の「まぐろのぶつ」は、新鮮なマグロがたっぷり味わえる一品です。また、自家製のポテトサラダは、どこか懐かしい家庭的な味わいで、ホッと安心させてくれます。そして、「酢の物盛合せ」は、酢味噌で和えられたタコ、きずし、きゅうり、わかめ、山芋などが彩り豊かに盛り付けられており、丁寧な仕事ぶりがうかがえる逸品です。これらの料理とともに、濃いめのチューハイや、ジャンボサイズで提供されることもあるウイスキーハイボールもぜひ味わっていただきたい逸品です。

井ノ原快彦・アド街