2025年4月19日放送の【出没！アド街ック天国】で紹介した、葛飾・亀有『ランキングTOP20』の注目店をまとめて紹介します。
亀有1丁目〜5丁目を特集しました。

『たこぼーず』は東京都葛飾区亀有の住宅街に佇む、地元で親しまれるたこ焼き専門店です。​JR常磐線亀有駅南口から徒歩7分ほどの場所にあり、昔ながらの温かみを感じさせる佇まいが特徴です。​店名の「たこぼーず」は、親しみやすさとユーモアを感じさせ、地域の人々に愛され続けています。​

このお店の最大の特徴は、なんといってもその価格とボリュームです。​たこ焼き30個が550円という驚きの価格で提供されており、コストパフォーマンスの高さから連日多くの人々が訪れ、行列ができることも珍しくありません。​たこ焼きは外はカリッと、中はトロッとした食感で、タコ、キャベツ、ネギがたっぷりと入っており、食べ応えも十分です。​

定番のたこ焼き以外にも、チーズ味やカレー味などのバリエーションがあり、訪れるたびに新しい味を楽しむことができます。​特にチーズ味は、濃厚なチーズの風味がたこ焼きの旨味を引き立て、女性や子供にも人気です。​

さらに、たこ焼き18個が350円というメニューもあり、小腹が空いたときや少人数でのシェアにも最適です。​また、折詰にたっぷりと詰められたたこ焼きは、持ち帰りにも便利で、家庭でのおやつやパーティーにも重宝されています。

『絵と言葉のライブラリーミッカ』は、2018年4月に東京都葛飾区亀有のリリオ館7階にオープンした、子どものための小さな図書館です。

JR常磐線亀有駅南口から徒歩30秒という好立地にあり、葛飾区と民間企業の協働によるリノベーションプロジェクトの一環として誕生しました。館内は、絵本や図鑑、漫画など約8,000冊の書籍が並び、子どもたちの想像力や好奇心を育む空間が広がっています。

ミッカの最大の特徴は、五感を刺激する多彩なゾーンにあります。赤いカーテンに囲まれた「ミッカシアター」では、絵本の読み聞かせや音楽ライブ、落語などが行われ、物語の世界を体験できます。また、「アトリエ」では、色鉛筆や絵の具、紙などを使って自由に創作活動ができ、子どもたちの創造力を伸ばす場となっています。

さらに、ミッカでは定期的に特別な展示やイベントが開催されています。2025年1月からは、絵本作家いりやまさとし氏の原画展「ぴよちゃんとダイナソーキッズ」が開催され、絵本の世界をより深く楽しむことができます。また、保護者向けには、18時30分以降に「おとなミッカ」というプログラムもあり、大人だけでゆっくりと館内を楽しむことができます。

『亀有メンチ』は、2010年9月に東京都葛飾区亀有で創業したメンチカツ専門店です。​

JR亀有駅南口から徒歩約3分の「ゆうろーど仲町商店街」にお店があり、下町の温かみを感じさせる佇まいが魅力です。

​店内には、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の作者・秋本治氏をはじめ、多くの著名人のサインが飾られており、地元の人々や観光客に愛され続けています。​​

このお店の最大の特徴は、メンチカツに対する徹底したこだわりです。​肉はブロックで仕入れ、店内で挽いて使用することで、肉汁たっぷりのジューシーな仕上がりを実現しています。​また、植物油で揚げることで、軽やかでヘルシーな食感を提供し、女性客からも高い支持を得ています。​​

看板メニューの一つであるWチーズ牛メンチカツは、牛肉のメンチカツにクリームチーズとチェダーチーズを組み合わせた逸品です。​揚げたての熱々の状態で提供され、外はサクサク、中はとろけるチーズと肉汁が絶妙に絡み合います。​このメニューは、特製のデミグラスベースのスペシャルソースとの相性も抜群で、多くのリピーターを生んでいます。​​

その他にも、紅生姜メンチカツや梅シソメンチカツ、バジルチキンメンチカツなど、バラエティ豊かなメニューが揃っています。​紅生姜メンチカツは、豚肉のメンチカツに紅生姜を加えたさっぱりとした味わいが特徴で、梅シソメンチカツは、梅とシソの風味が爽やかに広がります。​バジルチキンメンチカツは、鶏肉のメンチカツにバジルを加えたイタリアン風の一品で、あっさりとした味わいが人気です。​​

店内では、これらのメンチカツを定食や丼で楽しむことができ、テイクアウトも可能です。​また、亀有ボールと呼ばれる焼酎ハイボールも提供されており、昼飲みを楽しむお客さんにも好評です。​このように、『亀有メンチ』は、メンチカツを中心とした多彩なメニューと、下町の温かい雰囲気で、多くの人々に愛されるお店となっています。

『ジェラテリア クラフティス』は、2020年10月に東京都葛飾区亀有にオープンした、ジェラートとコーヒーの専門店です。​JR亀有駅南口から徒歩3分の「ゆうろーど」商店街に位置し、地元の人々や観光客に親しまれています。​店内は白を基調としたシンプルで温かみのある空間で、テイクアウトはもちろん、店内でのイートインも可能です。 ​

クラフティスの最大の魅力は、常時10種類前後のフレーバーが日替わりで提供されるジェラートです。​例えば、フランス産ゲランドの塩とイタリア産マルサラワインを使用したキャラメル・サレは、甘さと塩味のバランスが絶妙で、深みのある味わいが特徴です。 ​

定番の北海道ミルクやチョコレート、ピスタチオのほか、季節限定の塩ずんだマスカルポーネや樹上完熟マンゴー、新米コシヒカリなど、他では味わえないユニークなフレーバーが揃っています。​これらのフレーバーは、素材の持ち味を最大限に引き出すために、丁寧に手作りされています。 ​

さらに、バタートルや亀有レモンケーキといった焼き菓子も人気です。​特にバタートルは、亀有の「亀」にちなんだ亀甲型のバターケーキで、塩バター味やバターキャラメル味など、全6種のフレーバーが楽しめます。​これらの焼き菓子は、手土産やギフトとしても喜ばれています。 ​

クラフティスでは、オンラインショップも展開しており、ジェラートの詰め合わせセットや焼き菓子の購入が可能です。​遠方にお住まいの方でも、自宅で本格的なジェラートを楽しむことができます。

BAR FUJIYAは、2023年4月11日に葛飾区亀有の「ゆうろーど商店街」にオープンしたバーで、かつてこの地で営業していた「ブティック フジヤ」の跡地に誕生しました。

店主の藤木淳さんは、祖父が1945年頃に開業した「富士屋洋品店」から続く家業を継ぎ、三代目として新たな形でこの場所を受け継いでいます。店名にある「フジ」は、かつて店の前から富士山が見えたことに由来し、代々受け継がれてきたものです。​藤木さんは18歳から飲食業界で働き始め、21歳からは金町のバー「スマイルライフ」で修業を積み、

独立を果たしました。​内装とロゴデザインは、一級建築士の資格を持つ学生時代の同級生が手がけ、カウンターにはモールテックスを使用し、入り口横の窓にはネオン管で富士山型のロゴが光るなど、洗練された空間が広がっています。​このネオンは外からは店内が見えにくく、内側からは外が見える設計となっており、プライバシーと開放感を両立させています。​店内はカウンター9席と2人がけのテーブルが2卓あり、落ち着いた雰囲気の中でお酒を楽しむことができます。​

『亀有イタリアン Zucchero』は、2020年2月に東京都葛飾区亀有でオープンしたイタリアンレストランです。

​JR亀有駅から徒歩約7分の場所にあり、双子の兄弟シェフが手がける本格的なイタリア料理を提供しています。​

店名の「Zucchero」はイタリア語で「砂糖」を意味し、温かみのあるサービスと料理で訪れる人々を魅了しています。​​店内は18席（カウンター10席、テーブル8席）で、アットホームな雰囲気が特徴です。​​

このお店の最大の特徴は、双子の兄弟シェフが仕込みから調理まで手作りにこだわっている点です。​特に、製麺所から仕入れるモチモチの生パスタや、厚みや具材の大きさにこだわったピザ生地など、細部にまで工夫が施されています。​また、ピザ生地やデザート、サングリアやリモンチェッロも全て手作りで提供されており、素材の味を大切にした料理が楽しめます。​​

人気メニューの一つである牛ホホ肉の赤ワイン煮込みは、牛肉をたっぷりの赤ワインでじっくり煮込んだ逸品です。​口の中でとろけるような柔らかさが特徴で、芳醇な味わいが広がります。​また、海老のレモンクリームは、モチモチの生パスタに海老とレモンクリームソースを合わせた一皿で、爽やかな風味が女性にも人気です。​​

その他にも、煮込みバーニャカウダや鮮魚のカルパッチョ、ホタテのパングラタンなど、多彩なメニューが揃っています。​特に、煮込みバーニャカウダは、残ったスープでパスタを作ることもできるユニークな一品です。​また、ランチタイムには、メイン（パスタ、グラタン、リゾット）に前菜3種盛りやサラダ・スープ、ドリンクが付いたお得なセットも用意されています。

『ラ・ローズ・ジャポネ』は、東京都葛飾区亀有にある亀有香取神社の境内に位置するパティスリーです。​

2018年3月に、以前の金町から現在の場所へと移転しました。​この店舗は、フランス・ブルターニュ地方での修行や国内外のホテルパティスリーでの経験を持つ五十嵐宏シェフが手掛けています。​

移転の際、五十嵐シェフは神社の静寂と街の喧騒の狭間にある特別な空間を提供したいという思いから、この地を選んだと語っています。​

このお店の最大の特徴は、神社の境内というユニークな立地にあります。​店内はガラス張りで、外からも中の様子が見えるようになっており、訪れる人々に開放的な雰囲気を提供しています。​また、カフェスペースからは境内の樹々やご社殿が一望でき、参拝後のひとときをゆったりと過ごすことができます。​

店内で一番人気のケーキは、ピクシーです。​このケーキは、濃厚なピスタチオのクリームと爽やかなベリーの層が特徴で、見た目の美しさと味わいのバランスが絶妙です。​五十嵐シェフが世界的なコンクールで評価された経験を活かし、素材の持ち味を最大限に引き出した逸品となっています。​

その他にも、モンアレキサンドルというフランス・アルデショワ地方の栗を使用したモンブランや、キャラメルショコラという濃厚なチョコレートムースにキャラメルムースを重ねたケーキなど、多彩なスイーツが揃っています。​また、焼き菓子やパンなども豊富に取り揃えており、訪れるたびに新しい味との出会いが楽しめます。

『ハッピー』は1984年に創業した海鮮料理が名物の居酒屋で、東京都葛飾区亀有にあります。

JR常磐線亀有駅北口から徒歩約3分の場所にお店があり、地元の人々に長年親しまれてきました。昭和レトロな雰囲気の店内には、カウンター席や座敷があり、アットホームな空間が広がっています。

女将の古山 由紀子さんによると、店名の「ハッピー」は、訪れる人々に幸せな時間を提供したいという思いが込められているそうです。

毎朝仕入れる新鮮な魚介は、店主自らが目利きして選んでいます。そのため、メニューは日替わりで、旬の食材を活かした料理が楽しめます。また、テレビ番組や雑誌にも多数取り上げられており、地元のみならず遠方からも多くの人々が訪れています。

名物のハッピー汁と呼ばれる毛ガニが丸ごと入った味噌汁は、魚のアラや切り身、白菜などが入った贅沢な一品で、訪れる人々に驚きと満足を与えています。

つぶ貝煮は、小サイズでも器にたっぷりと盛られたつぶ貝は、柔らかく煮込まれており、しっかりと味が染み込んでいます。お酒との相性も抜群で、多くの常連客が注文する一品です。

その他にも、スルメイカの丸焼きは、鉄板でジュージューと音を立てながら提供される迫力満点の料理です。甘辛いタレで味付けされたイカは、ワタと一緒に食べることでさらに深い味わいが楽しめます。また、マグロのブツ切りは、新鮮な赤身がたっぷりと盛られており、リーズナブルな価格で提供されています。

『へそまがり』は、東京都葛飾区亀有にあるお好み焼きともんじゃ焼きのお店です。名物の​へそもんじゃは、店主にお願いすると、絶品に仕上げてくれます。

『こち亀記念館』は、2025年3月22日に東京都葛飾区亀有に開館した、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の世界観を体感できる観光施設です。JR常磐線亀有駅から徒歩3分の場所にあり、5階建ての建物は、まるで漫画のコマが飛び出したようなデザインが特徴です。

この記念館は、主人公・両津勘吉（通称、両さん）が自分の勤務する派出所の上に、自分の記念館を建ててしまったというストーリーをもとに設計されています。館内には、両さんのデスクや麗子の執務机が再現されており、訪れる人々は漫画の世界に入り込んだような感覚を味わえます。

また、最上階の5階には、原作者・秋本治先生が『こち亀』を描く際に参考にしたミニカーや戦車、本などの資料が展示されています。これらの資料には付箋が挟まれたままで、制作の裏側を垣間見ることができます。

さらに、館内には複製原画のギャラリーや、漫画の名場面を再現した体験型のゲームコーナーもあり、訪れる人々を楽しませています。展示の終盤には、地元・亀有の歴史や風景を紹介するコーナーも設けられており、地域の魅力も発信しています。

つけ麺 道は、2009年7月24日に東京都葛飾区亀有で創業した、つけ麺専門店です。

店主の長濱洸也さんは、麺屋こうじグループで修行を積み、わずか2年で独立を果たしました。その情熱と努力が詰まった一杯は、開店当初から多くのラーメン愛好家の心を掴み、現在では行列が絶えない名店として知られています（。

このお店の最大の特徴は、曜日ごとに提供されるメニューが異なる点です。月・火曜日には道の塩（中濃塩らーめん、中濃塩つけ麺）、水・木曜日には濃厚塩つけ麺、金・土・日曜日にはつけ麺 道（通常のつけ麺）が提供されます。このように、訪れる曜日によって異なる味わいを楽しめるのは、他店にはない魅力です。

一番人気のメニューは、特製つけ麺です。極太の自家製麺は、もちもちとした食感で、濃厚な魚介豚骨スープと絶妙に絡み合います。トッピングには、チャーシュー、塩チャーシュー、海苔、味玉、穂先メンマ、鶏つくねが贅沢に盛り付けられており、ボリューム満点の一杯です。

その他の名物料理としては、素つけ麺があります。これは、麺とスープのみで提供されるシンプルな一品で、素材本来の味を堪能できます。また、月・火曜日限定の道の塩では、塩味のスープに中太麺が合わせられ、トッピングにはチャーシュー、味玉、ワカメ、レモン、ゴマ、海老ワンタン、葱が添えられています。さらに、デザートには自家製クリームブリュレがあり、食後の甘味として人気を集めています。

店主の長さん実は大の甘党で、もともとは、つけ麺をやるつもりはなくパティシエを目指していたそうです。そのためクリームブリュレがイチオシです。

『吉田パン』は、東京都葛飾区亀有にあるコッペパン専門店で、2013年に創業しました。​創業者の吉田さんは、岩手県盛岡市の老舗『福田パン』で修行を積んだ後、東京で独立し、地元の味を広めることを決意しました。​その結果、福田パンの製法を受け継ぎながらも、東京の食文化に合った独自のスタイルを確立しました。​​

『吉田パン』の最大の特徴は、注文を受けてから具材を挟む「オーダーメイド式」のコッペパンです。​これにより、パンのふんわりとした食感と具材の新鮮さを同時に楽しむことができます。​また、具材の種類も豊富で、甘いものからおかず系まで幅広く取り揃えられており、訪れるたびに新しい味に出会える楽しさがあります。​​

一番人気のメニューは、あんマーガリンです。​自家製の粒あんとマーガリンが絶妙にマッチし、甘さと塩気のバランスが絶品です。​この組み合わせは、福田パンでも定番の人気商品であり、吉田パンでもその味を忠実に再現しています。​​

その他のおすすめメニューには、たまごサラダやツナマヨ、ポテトサラダなどがあります。​これらの具材はすべて店内で手作りされており、素材の味を活かした優しい味わいが特徴です。​また、季節限定のメニューも登場するため、何度訪れても飽きることがありません。

​『しゃもなべ日本料理 須田』は、1960年に創業した東京・葛飾区亀有にある老舗の和食店です。​JR常磐線亀有駅南口から徒歩約3分の場所に位置し、地元の人々や観光客に親しまれています。​店内は落ち着いた和の空間が広がり、2名から最大50名まで利用可能な個室が13室用意されています。​法事や接待、家族のお祝い事など、さまざまなシーンで利用されています。 ​

このお店の名物は、東京しゃもを使用したしゃも鍋です。​江戸時代から伝わる職人の技とこだわりが詰まった一品で、炭火でじっくりと焼き上げた軍鶏の旨味が凝縮されています。​また、軍鶏料理コースでは、先付け2種、骨付き軍鶏唐揚げ、しゃも鍋、香の物、雑炊などが楽しめます。

ランチタイムには、軍鶏親子丼が人気です。​弾力のある軍鶏肉と半熟の玉子が絶妙に絡み合い、甘めのお出汁が全体を引き立てます。​また、炭火焼鳥丼やごまだれ鯛茶漬け御膳なども提供されており、どれも素材の味を活かした逸品です。 ​

その他にも、うなぎ蒲焼きや銀ダラの西京焼き、和牛炙り焼きなど、豊富なメニューが揃っています。​また、すくいざる豆富や生湯葉のカニあんかけなどの豆腐料理もおすすめです。​甘味には、白玉クリームぜんざいや焼生麩とバニラアイス黒みつきな粉がけなどがあり、食後のひとときを彩ります。

吟八亭 やざ和は、1976年に創業された東京都葛飾区亀有にある老舗の蕎麦店です。

店主の矢澤登志和氏は、名門「竹やぶ」で修業を積んだ後、独立してこの店を開きました。店内には石臼が設置されており、蕎麦の実を自家製粉するこだわりが感じられます。​

この店の特徴は、蕎麦の香りと味わいを最大限に引き出すための丁寧な手仕事にあります。蕎麦は、石臼で挽いた玄蕎麦を使用し、十日間熟成させたつゆとともに提供されます。​

一番人気のメニューは、限定20食の田舎せいろです。粗挽きの蕎麦粉を使用し、太めの麺が特徴で、噛むほどに蕎麦の風味が広がります。​

その他の名物料理としては、にしんそばや玉子とじそば、そばがきなどがあります。にしんそばは、柔らかく煮込まれた鰊と蕎麦の相性が抜群です。​玉子とじそばは、ふんわりとした玉子が蕎麦を包み込み、優しい味わいです。​そばがきは、もちもちとした食感と蕎麦の香りが楽しめる一品です。​

『江戸っ子』は1966年（昭和41年）に創業した、東京・亀有のもつ焼き専門店で、地元の人々に長年愛されてきました。店はJR亀有駅から徒歩2分ほどの場所にあり、レンガ調の外壁と藍色の暖簾が目印です。三代目店主の山岸 淳平さんが切り盛りしています。

この店の最大の特徴は、通称「ボール」と呼ばれる特製酎ハイボールです。ウイスキーではなく甲類焼酎をベースに、柑橘系果汁や漢方エキスを配合した秘伝のエキスを加え、電冷式のディスペンサーで炭酸水を注いで提供されます。氷を使わず、アルコール度数がしっかりしているのに飲み口は爽やかで、もつ焼きとの相性が抜群です​。

店の人気メニューは、1皿4本単位で提供されるもつ焼きです。部位はシロ、ナンコツ、カシラ、レバーなどがあり、味付けは塩、甘タレ、辛タレ、ミソタレの4種類から選べます。特に「みつくろい」と呼ばれるおまかせ盛り合わせは、初めて訪れる方にもおすすめです​。

その他の名物料理としては、ガツ刺しやコブクロ刺しなどのもつ刺しがあり、鮮度の良さが際立っています。また、つくねは「だんご」と呼ばれ、甘タレで仕上げられた一品は、特製ハイボールとの相性が抜群です​。

井ノ原快彦・アド街