2025年8月28日（金）放送の【ドキュメント72時間】愛媛の10円プールで紹介した、『新居浜市東雲市民プール』の情報を紹介します。

新居浜市東雲市民プールは、愛媛県新居浜市にある市民プールです。

昭和47年（1972年）に開設されて以来、新居浜市民の夏の憩いの場として愛され続けています。

その歴史は古く、開設当初から「10円プール」として親しまれてきたことから、地域住民にとっては夏の風物詩とも言える存在となっています。

市民からの設置を望む声に応える形で開設されたこのプールは、当初は流水式のプールとしても全国的にも珍しいものでした。料金設定も、子どもたちが気軽に利用できるようにと、翌年の昭和48年から2時間10円という、驚きの低価格に。
以来、大人料金は変わらず2時間60円で提供されており、そのリーズナブルさから、家族連れや友人同士で賑わっています。
中学生以下は2時間10円、高校生以上は2時間60円と、お財布に優しく、夏のレジャーを思いっきり楽しめます。

プール内には、ゆったりと流れる水に身を任せてリラックスできる流水プールや、スリル満点のロングスライダー、そして小さなお子様が安心して遊べる子供プールや幼児プールなど、多彩なプールが用意されています。

幼児プールは平成29年度に完成し、水遊び用オムツの着用でも利用可能なので、小さなお子様連れのご家族も安心です。

しっかり泳ぎたい方や、トレーニングをしたい方には、50m競泳プールもあり、プールサイドには休憩用のテントが設置され、日差しを避けながら休憩することができます。

売店では、かき氷やアイスクリーム、フライドポテトなどが販売されており、プールで遊び疲れた後の腹ごしらえにもぴったりです。

プール水は100%井戸水を使用し、浄化システムを導入することで水の使用量を抑えています。また、太陽光パネルの設置により、施設で使用する電力の一部をまかなうなど、持続可能な運営にも力を入れています。