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倉賀野駅「大恵鮨」
先代がかつて築地で寿司の修業を積んだのち桐生で店を構え、現在の二代目店主・塩沢虚蔵さんが幼少期に高崎へと移り、今の店を受け継ぎました。
大阪の料理学校で学び、現地の寿司店で腕を磨いた塩沢さんが父の急病を機に帰郷し、たった一人で店を切り盛りするようになったのは今から30年以上前のこと。古民家風の2階建ての建物はどっしりと風格があり、入り口には「活魚」と書かれた大きな看板が目印です。
ところがこの店の名物は、なんとタンメン。
暖簾をくぐったお客さんのほぼ全員が麺料理を目当てに訪れるという、全国でも類を見ない不思議な寿司屋として知られています。
それもそのはず、このタンメンが誕生した背景には、店主の苦節にまみれた長い歩みがあります。バブル崩壊後の経営難の時代、塩沢さんは40代から近くの工場でアルバイトをしながら夜は店に立つという二重生活を続けました。
閉店の文字が頭をよぎることもなかったと語る塩沢さんは、「父に笑われたくなかった」という一心で店の灯を守り抜いたのです。
そうして20年近くの試行錯誤の末、2011年頃に完成したのが濃厚塩タンメンです。
豚骨スープをベースに、豆乳とくるみ、ピーナッツを組み合わせたそのスープは、塩でも豚骨でも味噌でもない、まさにここだけの唯一無二の一杯。
辛さは0から3の4段階から選べ、シャキシャキの野菜がたっぷりと盛られた姿は食欲をそそります。
高崎市が認定する「絶品高崎グルメ 絶メシリスト」にも名を連ねており、地元の銀行員が「タンメン専門店を出すなら融資する」と申し出たというエピソードも残っています。
濃厚塩タンメンと並んで人気を誇るのが味噌タンメンです。
見た目は濃厚塩タンメンに似ていながら、しっかりとした味噌の風味が広がり、豆乳豚骨ベースとの絶妙な融合が味わえます。
初来店なら濃厚塩タンメンで王道の美味しさを堪能し、リピーターになったら味噌タンメンの奥深さへと進んでみるのがおすすめです。
大恵鮨はあくまでも寿司屋。寿司の本分も忘れてはいけません。ランチタイムには海鮮定食も人気で、刺し身を酢飯に乗せて味わうスタイルは「握らない鮨」とも言えるような満足感があります。
なかでも注目は桜えび入りの卵焼きで、その味わいはテレビ出演時に共演した女優たちをも唸らせた一品です。
そのほかにもまぐろ定食やぶた生姜焼定食、だし巻きたまご定食など、定食類も充実しており、にぎり10貫のコースは予約しておくと割引になるサービスも。歩いて来店した場合には割引特典が設けられているのも、このお店ならではの粋な計らいです。
- 辛味 1唐辛子をプラス
- 合わせるのはピーナツに くるみ 豆乳などを加えた豚骨スープ
- 9割のお客さんはタンメンを注文
こちらは『大恵鮨(高崎/寿司)』のお店ページです。実名でのオススメが3件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!
retty.me
| 住所 | 群馬県高崎市倉賀野町407 |
|---|---|
| 電話 | 027-346-3326 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
