【ザワつく!金曜日】わらび餅『ツバメヤ 日本橋店』和スイーツのお店の場所〔松任谷由実〕

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放送の【ザワつく!金曜日】松任谷由実さんがゲストで紹介した、わらび餅のお店は『ツバメヤ 日本橋店』です。

京橋駅「ツバメヤ 日本橋店」

ツバメヤ日本橋店は、岐阜の柳ヶ瀬商店街で2010年に創業した和菓子店の東京初進出となるお店です。柳ヶ瀬で始まったこのお店は「毎日でも食べたい、体が喜ぶお菓子」というコンセプトで、地元の方々をはじめ世代を超えて愛される存在を目指し、2016年には名古屋駅前にも店舗を構え、その人気を広げてきました。そして2023年8月18日に、満を持して東京の日本橋エリアにオープンしました。東京メトロの日本橋駅やJR東京駅からも近く、商業と文化が交差するこの街で、岐阜や名古屋で磨いてきた「ツバメヤ」ならではのおいしさを、日々心を込めて丁寧に手作りしています。

日本橋という土地への出店にあたっては、これまで培ってきた自信作のみに絞り込み、看板商品である「わらび餅」「どら焼き」「草もち」の3品だけで勝負するという潔さがあります。これは、商品プロデューサーである和菓子職人・町野仁英(まっちん)さんの監修のもと、大地がそのまま形になったような力強い素材を一つひとつ厳選し、じっくりとお菓子にしている、確かな自信のあらわれです。店内には工房が設けられ、毎日手作りされたできたてのお菓子が並び、その温もりとともに購入できます。また、日本橋店の「わらび餅」は、東京のお客様に届けたいという想いから、何度も試作を重ねて完成させたこの店舗だけのオリジナルレシピで、環境に配慮したプラスチックフリーの木の箱で提供されるなど、細部にまでこだわりが光ります。

このお店を代表する名物のひとつが「わらび餅」です。みずみずしさを閉じ込めたような見た目で、口に入れるととろけてしまうほど繊細な食感が特徴です。その上品な甘味の隠し味には、沖縄県波照間島産の純黒糖が使われています。黒糖の持つパワフルな風味とわらび粉のまろやかさとのバランスが絶妙で、奥深く優しい味わいになっています。さらに、その上に惜しみなく敷き詰められたきな粉は、北海道産大豆「とよまさり」を使い、わらび餅のために特別に焙煎されたきめ細かなもので、大豆本来の香りと甘みが豊かです。

もうひとつの人気商品「どら焼き」は、石臼で挽いた小麦全粒粉100%の生地と平飼い有精卵を使い、しっかりと焼き上げられています。ふんわりとした生地からは豊かな香りが立ち昇り、噛みしめるたびに素朴な風味を感じられます。中に挟まれた粒あんは、じっくりと丁寧に炊かれた十勝産特別栽培の小豆を使用し、鹿児島県種子島産の粗糖を使うことで、素材の旨味を引き立てたちょうど良い甘さに仕上がっています。また、無農薬栽培の国産よもぎをたっぷりと使った「草もち」は、まずその鮮やかな深緑色に驚かされます。柔らかいお餅と濃厚なよもぎの風味、そしてやさしい粒あんとの相性が抜群で、お餅が固くなる前に当日中に食べてほしいという、できたてへの誠実な姿勢が伝わってくる一品です。


食べログ
  • わらび餅 8切入 1720円
  • くたっぷり振りかけられた きな粉の下にはぷっくり まん丸のわらび餅
  • 沖縄県波照間島産の黒糖入りわらび餅
  • 北海道産大豆とよまさり
住所 東京都中央区日本橋3-5-12
電話 03-6262-6838

石原良純・長嶋一茂・高嶋ちさ子・高橋茂雄・松任谷由実

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この記事の作者・監修

Activi TV

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