【ウワサのお客さま】羽田空港『食べ尽くし』のお店・ロケ地まとめ〔真壁刀義・おいでやす小田〕

2025年10月24日放送の【ウワサのお客さま】真壁刀義さん・おいでやす小田さんがロケで紹介した、羽田空港食べ尽くしのお店のまとめ。

「アカシア」は1963年、新宿アルタの裏手で誕生し、60年以上愛されてきました。羽田空港第2ターミナル店は2004年オープン。創業者の祖母が家族のために作っていた温かい家庭の味が、アカシアの料理の原点です。名物は東京の洋食の歴史を語る上で欠かせない味、ロールキャベツシチュー。

トマトソースやコンソメ味とは違い、独特な白いシチュー仕立て。牛乳や生クリームは使わず、鶏ガラや豚骨、野菜を長時間煮込むことで生まれるコクと深みが魅力です。
これは、牛乳が高価だった時代に、創業者の祖母が限られた食材で濃厚なコクを出すために工夫したレシピを受け継いでいるため。
新鮮なキャベツで牛豚の合挽き肉を包み、じっくり煮込んだロールキャベツは、お箸はもちろん、スプーンでも切れるほど柔らかい。
創業者が「ご飯をおいしく食べてほしい」という思いから、シチューとご飯を組み合わせた定食スタイルで、ご飯を丼で出すようにしたというエピソードも。
熱々のシチューをご飯にかけながら食べるのもおすすめです。

1965年登場の帆立貝のクリームコロッケは、カリッと揚がった衣ととろりとしたクリームの優しい味わいが人気。

1975年登場の極辛カレーライスは、インド風の辛さが特徴で、白いご飯によく合います。

シチューとカレーという個性的な洋食が並ぶのもアカシアの魅力。味噌汁付きの定食や目玉焼きハンバーグといった一般的な洋食店メニューがないのも、創業者のこだわりです。

濃厚な豚肉の旨味が味わえるポークソテーも評判。1981年登場の自家製ドイツソーセージは、ビールや食事のお供にぴったり。

ロールキャベツシチューと帆立貝のクリームコロッケや極辛カレーライスなどの一品を両方楽しめるセットメニューも充実。

カレースマイルは、羽田空港国内線第1旅客ターミナル1階到着ロビーにある、サンドウィッチマンも来店した事のあるカレーの専門店です。2014年7月25日にリニューアルオープンしました。

メインのカレーメニューは、コクと旨みのバリエーションを豊富に揃えています。深みのある味わいの欧風ビーフカレーは定番人気です。
スパイスの香りが食欲をそそるタンドリーチキンカレーは、異国の風味を感じさせつつ日本人になじみやすいように工夫されています。ごろごろと入ったポークと野菜の甘みが溶け込んだポークと野菜カレーも、優しい味わいで人気です。

揚げたての香ばしい食感が楽しめる三元豚の黒胡麻カツカレーは、ボリューム満点で満足感が高いと評判です。

健康志向の方には、野菜の甘みと酸味が効いた7種野菜のトマトカレーや、魚介の風味豊かなシーフードときのこカレーなど、多様な好みに合わせたメニューがあります。

東京ミルクチーズ工場は、新鮮な牛乳と厳選チーズに、意外な素材を組み合わせたお菓子ブランドです。

2025年で15周年を迎え、「ミルクとチーズを、もっと自由に。」をテーマに進化を続けています。羽田空港第2旅客ターミナル店は、ターミナルロビー北側の東京食賓館、時計台3番前にあります。

羽田空港店では、旅立つお客様のために限定商品や特別なサービスを提供しています。以前のリニューアルオープン時には、店舗限定の「チーズパフ」が登場しました。
また、羽田空港限定の「星空のケーキ」も販売されました。厳選されたミルクとチーズの組み合わせが魅力です。

看板商品は、サクサクのクッキーです。「ソルト＆カマンベールクッキー」は、国産牛乳とゲランドの塩を使った生地が、カマンベールチーズのチョコプレートのコクを引き立てます。ブランドの原点である「ミルクチーズケーキ」は、フランス産と北海道産のクリームチーズ、北海道産の生クリームと厳選ミルクをブレンドし、口の中でとろけるようなホールケーキです。冷蔵庫で冷やして味わうのがおすすめです。

和蔵場～WAKURABA～は、羽田空港第2ターミナル1階にあるカフェとショップです。
2020年3月にオープンしました。

空港ラーメン天鳳は、羽田空港第1旅客ターミナル地下1階で1993年から営業するラーメン専門店です。
京急線や東京モノレールの駅からすぐで、旅立つ人やターミナル職員に愛されています。

看板メニューは、秘伝の自家製スープと特製味噌餡かけのあんかけラーメン天鳳麺です。野菜たっぷりでヘルシー、女性にも人気です。
醤油ベースのスープと味噌餡の独特の味わいは、ここでしか味わえません。うずらの卵も添えられ、ピリ辛餡の中でデザートのような役割を果たします。

野菜450gのタンメンは、野菜をしっかり摂りたい空港職員に人気です。酸味と辛味の*酸辣麺*、中華の定番*中華丼*も、餡の旨さが際立つ人気メニューです。麺類だけでなく、香ばしい*上海やきそば*やセットの*チャーハン*も、本格中華を手軽に楽しめます。旅の始まりや締めくくりに、心と体を温める豊富なメニューが魅力です。

シュガーバターの木は、東京の洋菓子ブランド「銀のぶどう」が2010年に立ち上げたバターシリアルスイーツ専門店です。
全粒粉やライ麦など穀物本来の旨みを引き出した特製シリアル生地を、独自のブレンドバターとシュガーで香ばしく焼き上げています。

空港限定の発酵焦がしバターは、フランス産の発酵バターを100パーセント使用し、生地に染み込ませてパリッと香ばしく焦がし焼きにしています。
エアインショコラをサンドし、定番商品よりショコラの量が1.3倍に増えています。発酵バターの香りとふわとろのミルキーショコラの風味が口いっぱいに広がり、旅の思い出を特別なものにしてくれます。
発売からわずか3ヶ月で70万個以上を販売するほど話題となり、空港の新名物とも言える特別なショコラサンドです。

全粒粉やライ麦が香る特製シリアル生地をシュガーバターで焼き上げ、自慢のミルキーなホワイトショコラを挟んだサクサクの食感が魅力です。
さっくりとかじると、バターのコクとミルク感のホワイトショコラが絶妙なハーモニーを奏で、何度でも食べたくなる美味しさです。

千疋屋総本店の創業は江戸時代の天保5年（1834年）にさかのぼります。武蔵国埼玉郡千疋村の侍だった初代大島弁蔵が、生計を立てるために、地元の桃や西瓜などの農作物を船で江戸へ運び、日本橋葺屋町（現在の日本橋人形町）の親父橋のたもとに露店をひらいたのが始まりと伝えられています。
その際に掲げた「水くわし安うり処」という看板は、当時の本店で復元されているほど、歴史を語る大切なシンボルです。
最初は庶民向けの安売りでしたが、やがて日本で初めての果物専門店へと姿を変え、そのこだわりは徳川将軍家御用商人に取り立てられるまでになり、「水菓（くだもの）の千疋屋」として、高級フルーツの代名詞となっていきました。

和のねんりん家は、バームクーヘン専門店です。
2007年、ヨーロッパ生まれのバームクーヘンを日本人の感性に合うよう進化させたいという想いから誕生しました。

このお店のバームクーヘンは、独自の窯で乾燥した熱で蒸し焼きにする製法で、唯一無二の食感と風味を実現。しっとりとした奥深い味わいが、東京土産として人気です。

代表作は、フランスパンのような皮はカリッと香ばしく、内側はしっとりと熟成させたマウントバーム しっかり芽と、たっぷりの卵でふっくらジューシーに焼きあげたストレートバーム やわらか芽です。

新緑の季節には、宇治抹茶を練り込んだマウントバーム お抹茶が登場し、秋には、鹿児島県産の安納芋ペーストに黒糖蜜を合わせたマウントバーム 蜜芋バターが並びます。

羽田空港第一ターミナル店限定の熟成ラムバター ～ディロンラムを染み込ませて～もおすすめです。

金粂 羽田エアポートガーデン店は、明治4年（1871年）に日本橋魚市場で創業した水産仲卸の老舗「尾粂商店」が手がける魚惣菜と定食のお店です。
2023年1月31日に全面開業した羽田エアポートガーデンの2階、第3ターミナルと施設をつなぐジャパンプロムナードに面して店を構えています。

尾粂商店は150年以上にわたり、日本橋から芝浦、築地、そして現在の豊洲市場へと市場の歴史とともに歩んできました。
関東大震災や戦後の市場移転を経ながらも、塩干品や水産加工品を中心にプロの料理人たちに選び抜かれた商品を届けてきた歴史があります。数々の銘店やミシュラン三つ星店からも信頼される目利きの技術は、創業から受け継がれてきた確かな財産といえるでしょう。

このお店の最大の特徴は、羽田店限定で楽しめるレアアジフライ定食です。
豊洲市場から届く最高鮮度の鯵を使い、高温の油でわずか20秒ほど揚げることで、外側はカリッと香ばしく、内側はレアの状態に仕上げています。断面は赤みを残した美しい色合いで、鯵本来のみずみずしさと旨みを存分に味わえる一品です。鮮度が命だからこそ実現できる、金粂ならではの調理法が光ります。

イートインのメニューは、レアアジフライ定食のほかに鮭親子丼と鯖の味噌煮定食の3種類を用意しています。鮭親子丼は、キングサーモンをたっぷりと使った贅沢な丼で、脂ののったサーモンといくらの組み合わせが旅の楽しみを盛り上げてくれます。鯖の味噌煮定食は、14時間じっくり煮込んで骨までやわらかくとろける仕上がりが評判です。お出汁の効いた味わいは、水産仲卸が長年培ってきた技術と素材選びの確かさを感じさせてくれます。

店内はカウンター席のみで、曲げわっぱをイメージしたデザインと上部のかまどを思わせる造りが「日本の食」を表現しています。通路に面した開放的な空間ですが、温かいお茶のサービスや丁寧な接客が旅の疲れを癒してくれるでしょう。食事の途中で金粂オリジナルのお出汁を味見できるサービスもあり、素材へのこだわりを五感で感じられます。

テイクアウトコーナーでは、名物ののり弁や鮭ハラスといくら弁当、一日数量限定の鯖寿司など、旅のお供にぴったりな商品が並んでいます。金粂のだしパックやだし醤油も販売されており、旅先で味わった豊洲の味をご家庭でも楽しむことができます。

渋谷スクランブルスクエアにも店舗を構える金粂ですが、羽田店は日本の玄関口という立地を生かし、国内外からの旅行者に向けて本格的な魚料理と和惣菜の魅力を発信しています。空港での待ち時間や旅の締めくくりに、職人の技が光る魚料理で心も体も満たされてみてはいかがでしょうか。

伊達みきお・富澤たけし・サンドウィッチマン・川島明・麒麟・雨宮萌果・那須雄登・島崎和歌子・工藤美桜