【二軒目どうする】カツオの藁焼き・ほや刺し　山谷花純『矢三朗 新寺本店』仙台のお店の場所〔ツマミのハナシ〕

仙台駅裏という立地にありながら、三陸の新鮮な海の幸と東北各地の地酒を堪能できる人気店として、地元の人々はもちろん県外からも多くのファンが訪れています。

店舗は掘りごたつの個室を中心とした構成で、年間1000件以上の宴会に利用される実績を持つ、明るく元気なスタッフによるアットホームで親しみのある接客が魅力的なお店です。

矢三朗の最大の特徴は、800度を超える炎で豪快に焼き上げる藁焼き料理です。特に看板メニューである石巻産金華かつおの藁焼きは、世界三大漁場の一つでもある南三陸・金華山沖から石巻港に水揚げされる金華かつおを使用した逸品です。
太平洋を回遊し北上してくる金華かつおは豊富なエサを食べ、極上の脂をたっぷり蓄えており、旬のかつおを洋上にて瞬間冷凍、さらにマイナス60℃で保管することで一年中美味しい金華かつおの藁焼きを楽しむことができます。

その他、仙台名物牛たん焼きは噛むほどに旨味が広がる自慢の逸品で、南蛮味噌と一緒いただきます。

また定義山直送三角油揚げ焼きは、地元で「定義さん」と呼ばれ親しまれている定義如来の名物を香ばしく焼いたもので、七味と生姜醤油でいただく郷土の味です。

三陸ならではのほやの唐揚げやほやの天ぷらも独特の風味を楽しめる一品として人気があり、カラッと揚げることで臭みがほどよく飛ぶため、初めての方でも美味しくいただけます。

さらにA5ランク仙台牛の藁たたきは肉質等級最高の「5」に格付けされた宮城のブランド牛を使用し、特製にんにく醤油をつけてお客様の目の前で炙る演出も楽しめる贅沢な一品となっています。

松岡昌宏・博多大吉