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青ばと豆腐「玉梨とうふ茶屋(タマナシトウフチャヤ)」
ここでは高森山から100年かけて湧き出すとされる奥会津百年水を使用し、地元産の厳選した青ばと豆と天然塩田にがりを組み合わせて、完全手作りで豆腐を製造しています。
代表の佐々木一さんが子どもの頃に食べていた田んぼのあぜ道に植えた枝豆で作った豆腐の記憶を頼りに、忘れ去られた青ばと豆腐を数年の年月をかけて現代に復活させました。古民家風の店構えで、観光バスも受け入れられる規模の座敷があり、金山町を代表する観光スポットとなっています。
こちらのお店の最大の特徴は、金山町の方言で枝豆を意味する「青ばと豆」を使った幻の青ばととうふです。この青ばと豆は地元会津の農家が低農薬、有機肥料にこだわって育てたもので、独特の食感とコクを生み出します。また店内の座敷の床下には大きな水槽があり、2メートルを超える大きなチョウザメが20年以上も泳いでいるという驚きの光景を目にできます。
お店で最も人気が高いのは玉梨御膳で、出来立ての寄せ豆腐をはじめとする豆腐料理のフルコースを味わうことができます。
この御膳では、黄緑がかった美しい色合いの青ばと豆腐や、外はカリカリで中がふんわりとした生揚げなど、素材本来の甘みと風味を存分に楽しめる品々が提供されます。特に温かい寄せ豆腐は、作りたてならではの口の中でとろけるような柔らかさと濃厚な味わいが特徴で、何もつけなくても枝豆独特のなめらかな舌触りと深いコクを感じることができます。鰹節をトッピングした生揚げは甘みと旨みが絶妙に調和し、毎日でも食べたくなるほどの美味しさです。
青ばと豆のおからを使った雪花菜ドーナツは、もっちりとした食感で甘みを抑えたヘルシーな仕上がりとなっており、えごま入りのバリエーションも用意されています。
砂糖を使わない幻の青ばと豆 豆乳ソフトクリームは、素材そのものの自然な甘さと口の中に広がる枝豆の香りが楽しめる逸品です。
枝豆のつぶつぶ感と豆腐のふわふわ感が見事に融合した幻の青ばととうふ豆 アイスクリームは新食感のスイーツとして人気を集めています。
- 山奥の秘境で発見!幻の青ばと豆腐
- 標高1100mのブナ林から湧き出た水
| 住所 | 福島県大沼郡金山町玉梨363 |
|---|---|
| 電話 | 0241-54-2743 |
吉村崇・平成ノブシコブシ
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
