【タクうま】緑色からむしラーメン・淡麗スープ『村の駅　味楽』福島・昭和村のお店の場所〔タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって〕

昭和村は1927年（昭和2年）に野尻村と大芦村が合併して誕生した村で、からむし織とかすみ草で知られる奥会津の山間地域にあります。標高1000メートル級の山々に囲まれた自然豊かな環境の中で、白地に赤い文字の暖簾が目印となっているこの小さな食堂は、地域の憩いの場として親しまれています。

この店の最大の特徴は、昭和村特産のからむしを使った独創的なメニューです。からむしは、イラクサ科の多年草で本州で唯一昭和村だけで栽培されている貴重な植物であり、伝統工芸品のからむし織の原料となることで知られています。

村の駅 味楽では、このからむしを麺に練り込んだからむしラーメンを提供していて、
もちもちとした食感の麺に会津山塩を使ったまろやかな塩味のスープが絶妙にマッチし、食物繊維やカルシウムが豊富に含まれており、栄養価の高い健康的なラーメンとして注目を集めています。

人気は軟骨ラーメンで、ほろほろに煮込まれた軟骨が入った特製の醤油ラーメンです。中太縮れ麺のシコシコとしたコシのある食感と、醤油の香りが食欲をそそるあっさりとしたスープが特徴です。

吉村崇・平成ノブシコブシ