2025年11月23日放送の【バナナマンのせっかくグルメ】バナナマン日村さんが、秋田県横手市でロケをしたお店をまとめて紹介します。

藤春食堂は創業60年の秋田県横手市の横手焼きそばの名店です。

横手市大屋新町の公民館「さかえ館」の向かいにあるこぢんまりとした民家風の店構えで、地元の人々はもちろん全国から訪れるファンに愛され続けているお店です。

このお店は、横手やきそば四天王決定戦で12年連続四天王に輝いた実績があります。店内には受賞を示す旗がはためき、伝統の味を守り抜く姿勢が伝わってきます。2代目店主の藤井アツ子さんと3代目の息子さんが営む店内は、昭和の雰囲気が残る温かい空間で、女将さんの明るい笑い声と親切な接客も魅力です。

看板メニューは肉玉焼きそばです。
肉玉焼きそばの具材は横手やきそばの特徴でもある豚ひき肉と横手産のキャベツ・もちもち太麺。魚介＆野菜出汁入りの甘めの特製ソースで味付けし、目玉焼きと福神漬けをトッピングします。
20年かけて藤井さんが試行錯誤して完成させた秘伝のソースが使われており、鰹節や昆布などの魚介系の出汁を加えたウスターソースベースの味付けは、辛みを抑えた甘めで優しい仕上がりです。

水分多めのソースがもっちりとした太麺に絡み、目玉焼きの黄身を崩して混ぜながら食べると濃厚でまろやかな味わいが広がります。福神漬けが添えられているのも横手やきそばの特徴で、食感のアクセントとして楽しめます。

メニューは横手やきそば一本勝負で、具材や麺の量を自由に組み合わせられるシンプルな構成です。
並焼きそばはキャベツのみのベーシックなもの、肉入り焼きそばはキャベツと豚ひき肉入り、そして特製焼きそばは麺2玉にキャベツ、豚ひき肉、目玉焼きに加えて豚のももスライスが一枚ドーンと乗った豪華版となっています。

麺の量は通常が150グラム、中サイズは1.5玉で225グラム、ダブルは2玉で300グラムと、お腹の空き具合に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

営業時間は昼時のみの11時30分から14時までと短いですが、毎日行列ができるほどの人気を誇っています。

お食事処 山内食堂は秋田県横手市山内大沢地区にある人気の食堂です。
果樹園が広がるのどかな国道107号線沿いに店を構え、秋田市から車で約1時間半ほどの距離にあります。2022年11月15日放送のヒューマングルメンタリー　オモウマい店で1kgの半チャーハン250円として話題になったお店です。

このお店の最大の特徴は、メニューの写真と実際に提供される料理の量が大きく異なるという驚きの演出にあります。壁に貼られたメニュー写真を見ると一般的な食堂の標準的な盛りつけに見えるのですが、実際に運ばれてくる料理はその数倍のボリュームがあります。

特に名物の半チャーハンは、その名前から少量を想像するお客さんが多いのですが、実際には総重量約1キログラム、卵4つにご飯1kg自家製チャーシュー 100gにねぎ・塩こしょう・チャーシューダレで味付けして仕上げます。
お米にして約3合分という驚きの量が大皿に高さ10センチ以上の山のように盛られて登場します。

さらに驚くべきことに、普通盛りのチャーハンはその倍の約2キログラム、大盛りになると約3キログラムにもなります。

この量でありながら、チャーハンはパラパラとした食感で、ダマになっている部分は一切なく、塩味も絶妙なバランスで、サイコロ状の肉もたっぷりと入っているため味も本格的です。

人気はヤンニョム唐揚げ定食です。韓国風の甘辛い味付けの唐揚げは濃いめの味付けでご飯との相性が抜群で、こちらもボリューム満点の一品となっています。
定食のご飯は小・中・大から選ぶことができ、サラダ、味噌汁、漬物が付いてきます。唐揚げ一つひとつが大きく、食べ応えがあるため満足感の高いメニューとして親しまれています。

他にもにんにく醤油唐揚げ定食や塩麹唐揚げ定食といった味のバリエーションも豊富で、それぞれ異なる風味を楽しめます。

チーズチキンカツ定食はたっぷりのチーズソースがかかったチキンカツで、ハンバーグの中にもチーズが入っているという工夫が施されています。

さらに野菜たっぷり海鮮味噌チャンポン風ラーメンは、具材が山のように盛られ海鮮エキスがたっぷりと染み込んだコクのある一杯で、太麺はコシがあり時間が経っても伸びにくいと評判です。

また肉野菜炒め定食はコクのある味付けが特徴で、野菜と肉のバランスが良く人気があります。このお店では毎月限定メニューも用意されており、訪れるたびに新しい料理との出会いが楽しめます。
食べきれなかった場合は持ち帰り容器も販売されているため、フードロス対策もしっかりとされています。

店内はカウンター席、テーブル席、小上がり席を備え、一人でも家族連れでも気軽に利用できる地域に根ざした食堂として営業しています。以前は蕎麦屋だった建物を改装して食堂としてオープンしたという経緯があり、地元の方々だけでなく遠方から訪れるお客さんも多い人気店となっています。

ラーメン幸は秋田県横手市田中町にある創業32年ラーメン店で、横手駅から徒歩約8分、横手市役所の近くに店を構えている夫婦で経営しているお店です。

このお店ならではの特徴は、多彩なちゃんぽん系ラーメンのバリエーションです。
なかでもちゃんぽん風イカスミは、真っ黒なイカ墨をふんだんに使ったスープが特徴で、キャベツやもやしなどの野菜がゴロゴロと入り、イカやエビ、ホタテといった魚介の旨みが重なった豪華な一杯となっています。
濃厚で深みのある味わいのスープに、コシのある中太麺が絡み、栄養バランスも抜群の逸品です。

またちゃんぽん風黒ごま坦々など、オリジナリティあふれるメニューも揃っています。

人気はちゃんぽん風みそです。
具材はイカ・タコ・ホタテ・カニかま・キクラゲ・豚ひき肉に キャベツやニラなど9種の具材。スープはとんこつと煮干し・野菜などで出汁をとったクリーミーな魚介とんこつ。炒めていた具材と一緒に煮込むことでうまみがスープにしみわたります。
味噌は八丁味噌・仙台味噌・津軽味噌をブレンドの3種類を合わせた特製味噌。具材を煮込んだスープと特製味噌を合わせるとくうまみがきいた クリーミーなスープに細麺ストレート麺と合わせて仕上げます。
しっかりと炒められた野菜がたっぷりとのったボリューム満点の一杯で、もちもちの麺とラードの効いた濃厚なスープが特徴です。
野菜と海鮮の旨みが溶け込んだスープは食欲をそそり、食べても減らないと感じるほどの満足感があることから、食べ盛りの学生にも大変人気があります。

ほかにもチャーシューメンは醤油ベースのクセのないあっさりとしたスープに、厚切りでジューシーながら脂っこさのないやわらかなチャーシューがのった一品です。

また他店ではあまり見られない納豆ラーメンも名物メニューのひとつで、店内には納豆の香りが漂うほど人気があります。

さらにねぎマヨ餃子やイカ明太マヨネーズ、牛テール焼き、野菜炒めなどサイドメニューも豊富に取り揃えており、ラーメンと一緒に楽しめるのも嬉しいポイントです。

店内はアメリカンなおしゃれな雰囲気ながら、カウンター席とボックス席が配された気軽に入れる空間となっており、地元の方々に長く愛されている老舗店です。
深夜0時半まで営業しているため、夜遅い時間でもラーメンやお酒を楽しむお客さんで賑わっています。ボリューム満点のメニューが揃っていることから、中高生などの若い世代はもちろん、ご夫婦や家族連れにも親しまれています。

くぞわたの清水は、秋田県湯沢市の小高い山の中腹から湧き出る、豊富な水量が自慢の名水です。横手市からも近く、自然に囲まれた場所でありながら、地元の方々はもちろん遠方からも多くの人が水を汲みに訪れる人気スポットです。

清水の周辺には、秋の七草の一つである「クズ」という植物が多く育っており、「クズ」がなまって「くぞ」になったという説があります。もう一つの説は、昔この地で鉱脈を探していた「くぞう」という山師に由来します。厳しい寒さの中、「くぞう」さんが「綿入れ」を着て作業を続けていたところ、豊富な水源に突き当たり、「くぞうの綿入れ」が縮まって「くぞわたの清水」と名付けられたと伝えられています。この水は昔から山を行き交う人々の喉を潤し、活力を与える存在として大切にされてきました。

この名水の最大の特徴は、尽きることのない水量と一年中変わらない水温です。水温は常に10度前後で、夏は涼しく、冬でも凍ることがありません。

地域の方々はこの水を日常生活で大切に利用しており、特にご飯を炊く際に使うとお米の味が一層引き立ちます。

大沢直売所は、秋田県横手市雄物川町大沢地域にある農産物直売所群を指します。

横手盆地の西側に広がるこの地域は、明治時代からブドウ栽培が始まり、現在では年間約2万トンものブドウを収穫する県内有数の産地として知られています。
ブドウだけでなく、おいしいお米やリンゴ、スイカの栽培も盛んで、地域全体で農業が活発です。多くの農家が国道107号線沿いなどで直売所を開いており、新鮮な旬の味覚を求めて県内外から多くの人々が訪れます。

直売所には季節ごとにさまざまなブドウの品種が並びます。シーズン序盤には、昔ながらの親しみやすい風味のキャンベルや、赤紫色が美しいノースレッドが登場します。その後、大粒で濃厚な甘さが魅力の巨峰や、果汁たっぷりのピオーネが旬を迎えます。そして、皮ごと食べられる人気の品種で「ブドウの女王」とも呼ばれるシャインマスカットは、シーズン中盤以降に多くの人を魅了します。これらのブドウは畑で完熟した後に店頭に並ぶため、どれも新鮮そのものです。

バナナマン・設楽統・日村勇紀・SnowMan・佐久間大介・北川景子・川田裕美・松田里奈・櫻坂46