【せっかくグルメ】福岡でロケをしたお店まとめ〔バナナマン日村・高橋大輔・髙木菜那・須﨑優衣〕

2025年5月11日放送の【バナナマンのせっかくグルメ】バナナマン日村さんと、高橋大輔さん・髙木菜那さん・須﨑優衣さんがロケをした、福岡のロケ地・お店をまとめて紹介します。

『すし割烹 やま中』は昭和47年（1972年）に創業した、博多の寿司といえば全国の食通が通い込む老舗の名店です。

山中さんが13年間の修行を経て独立し、博多のビル地下一階で開店したのが始まりで、現在は福岡市中央区渡辺通に本店を構え、オリエンタルホテル福岡博多ステーション店、JR博多シティ店、JRいっぴん通り店と合わせて4店舗を展開しています。

魚本来の味と黒酢を加えたオリジナルのシャリで握られる「博多前鮨」です。黒酢を加えた同店独特のシャリと玄界灘などの旬の近海ものの魚を使用し、職人の握りの技が加わることで名店の味をつくりあげています。

また、お店の顔である白木のカウンターは長さ10m、幅80cm、厚さ10cmという非常に貴重な木曽檜の一枚板が使われており、鮨職人とお客様を繋ぐ役割として寛ぎと優雅なひとときを演出しています。

原口海産物専門店は、福岡市中央区春吉にある博多の台所として親しまれる柳橋連合市場の中で、海産物の販売を続けている老舗専門店です。同市場は1918年から続く100年以上の歴史を持つ市場で、全長100メートルのアーケード内に約50店舗が軒を連ねています。原口商店は、この歴史ある市場の中で、国産素材にこだわった明太子作りを長年続けており、数々のテレビ番組や雑誌で紹介される人気店として知られています。グルメ漫画「クッキングパパ」の連載1300回記念プレゼントにも選ばれるなど、その品質の高さは広く認められています。

原口商店が他の明太子店と一線を画すのは、希少な国産スケソウダラの卵を使用していることです。市場に出回る明太子の9割が外国産であるのに対し、同店では北海道産の新鮮なスケソウダラの卵のみを厳選使用しています。この国産の卵は一度も冷凍されることなく新鮮なまま塩漬けされるため、臭みがなく明太子本来のプチプチした食感を楽しむことができます。さらに特筆すべきは、羅臼産の天然昆布を使った独特の製法です。一枚物の高級羅臼昆布で出汁を取り、その昆布出汁でたらこの塩抜きを行う二段仕込み製法により、昆布の旨みと明太子の味わいが見事に調和した深いコクのある味を実現しています。

店の一番人気は柚子イカ明太子で、これは通常の明太子とは全く異なる逸品です。昆布出汁で丁寧に漬け込んだ明太子に、手切りした昆布と新鮮で柔らかいイカを合わせ、柚子こしょうの風味を効かせて塩辛風に仕上げています。一般的な和え物明太子とは製法が大きく異なり、昆布の旨みとイカの甘み、柚子こしょうの爽やかな辛みが絶妙にバランスした味わいで、ご飯はもちろんお酒のお供としても最高の一品です。2025年1月にテレビ番組「所さんお届けモノです」でカンニング竹山さんが絶賛したことでも話題となりました。

その他の名物商品として、羅臼昆布出汁塩抜き二段仕込辛子明太子は、昆布の旨みが深く浸透した上品でまろやかな味わいが特徴で、大手メーカーの輸入たらこ製品とは一線を画す本格的な仕上がりです。また店自慢の激辛明太子は、まろやかな明太子に3種類の唐辛子をブレンドしてまぶした逸品で、見た目ほど辛くなく、昆布出汁の上品な味と唐辛子の豊かな香りが楽しめる独特の商品となっています。さらに家庭用切れ子は、同じ品質でありながらお手頃な価格で楽しめる人気商品で、日常使いにも最適です。柳橋連合市場は渡辺通駅から徒歩約3分とアクセスも良好で、プロの料理人から一般の方まで多くの人が訪れる活気ある市場です。

『麺屋じゃらじゃら堂 井尻店』は、福岡市南区井尻にある創業8年の汁なしまぜそばと油そばの専門店で、西鉄井尻駅から徒歩約3分の井尻商店街内に位置しています。店主の工藤さんは、飲食業界で8年間の経験を積んだ後、前オーナーからこの店舗を引き継ぎ、現在のスタイルを確立しました。店内はカウンター席とテーブル席を備えた全11席のこぢんまりとした空間で、アットホームな雰囲気が魅力です。

看板メニューの汁なしまぜそばは、自家製の五香辣油と中国花山椒を使用した特製ダレが特徴で、痺れるような辛さと香りが食欲をそそります。辛さは好みに応じて調整可能で、辛いものが苦手な方でも楽しめます。麺を食べ終えた後にご飯を加えて味わう“ご飯割り”も人気の食べ方です。

味の決め手となるのが自家製ラー油、四川産の山椒・八角などを入れた本格的な辛さのラー油で、そこに、コクのあるごまダレ・自家製の醤油ダレ、さらに鶏ガラスープを加えることで辛さだけでなく 旨みの深い味わいに仕上がります。
麺は、地元製麺所から取り寄せたストレート細麺
甘辛くじっくり煮込んだ豚ひき肉を麺の上にたっぷりのせ、ねぎ・山椒をのせて提供されます。

もう一つの人気メニューである油そばは、魚介出汁をベースにした和風のタレが特徴で、コクのある味わいが楽しめます。麺は中太のストレート麺で、タレとの相性も抜群です。トッピングにはチャーシュー、ネギ、メンマ、刻み海苔などがあり、ボリューム満点の一品となっています。

ホルモン天ぷらは塩ダレとニンニクに1日 漬け込んだマルチョウを＜高温の油でカラッと揚げた一品です。

その他にも、唐揚げやザーサイなどのサイドメニューがあり、麺類と一緒に楽しむことができます。特に唐揚げはジューシーで外はカリッとした食感が特徴で、ビールとの相性も抜群です。ザーサイは程よい塩味と食感がアクセントとなり、麺類の合間にぴったりの一品です。

APPLE BUTTER STOREは、福岡市中央区今泉に2013年にオープンしたストリートファッションを中心に取り扱うセレクトショップです。店主の和泉慎也さんは、19歳からアパレル業界に携わり、古着店での経験を経て独立しました。店名の由来は、かつて上司に「口がうまい」と言われたことから、英語で「AppleButter」と調べた結果、しっくりきたため採用したそうです。

このショップの特徴は、国内外の気鋭ブランドを独自の感性でセレクトしている点です。例えば、国内ブランドでは「BoTT」や「NOROLL」、海外ブランドではカナダの「DIME」やオーストラリアの「ButterGoods」などを取り扱っています。また、SNSを通じて海外ブランドと直接コンタクトを取り、取り扱いを開始することもあります。実際に、ロサンゼルスの「TALLCANBOYZ」のデザイナーとは、InstagramのDMでやり取りをし、現地で直接会って取り扱いが決定したエピソードもあります。

店内で特に人気のアイテムは、オリジナルのABSHoodedBorderTeeです。シンプルながらも独自のデザインが光るこのフーディーは、多くのファンから支持を受けています。

その他にも、様々なブランドとのコラボレーションアイテムが注目されています。例えば、2024年4月には「Reebok」と「atmos」とのトリプルコラボレーションによるスニーカーが発売されました。このスニーカーは、上質なホワイトレザーを使用し、左右で異なるロゴデザインが施されているなど、細部にまでこだわった一品です。

『ぽん太』は、福岡市南区野間1丁目にある創業48年小さな居酒屋で、西鉄天神大牟田線・高宮駅から徒歩約4分の場所にあります。セレクトショップ「アップルバターストア」の店員さんイチオシのお店でバナナマン日村さんがロケをしました。
女将 美千代さんと息子 伸太郎さん、娘のかおりさんが切り盛りするお店です。

店内はカウンター8席と4人掛けのテーブルが2つのみのこぢんまりとした空間で、アットホームな雰囲気が魅力です。

家族経営で、女将さんの温かい接客と手作り料理が地元の人々に愛されています。営業時間は18時から24時までで、日曜と祝日が定休日です。

『ぽん太』の名物は、カウンター上に並ぶ大皿料理の数々です。日替わりで9〜10種類の料理が用意されており、訪れるたびに新しい味に出会えます。また、女将さんが作るおばんざいは、まるで母の手料理のような優しさが感じられます。

スタミナ焼めしは、玉ねぎ・卵・にんじん・かまぼこと、熱々のご飯とネギを投入し炒め、塩コショウ・ガーリックパウダーで味付けし、仕上げに九州産の甘口醤油・玉ねぎ・ニンニクなどが入った特製ジャポネソースを入れて炒めます。

人気メニューのひとつが、創業当時からの定番であるさがりのステーキです。牛サガリ肉を強火で一気に焼き上げ旨みを閉じ込め、アルミホイルに包んで余熱でじっくり中まで火を通します。一口大にカットし、自慢のジャポネソースをくたっぷりとかけ、最後にブラックペッパー・わさびを添えて提供されます。ニンニクが効いたジューシーな味わいで、生ビールとの相性も抜群。この料理を目当てに訪れるお客さんも多く、満席になることもしばしばです。

その他にも、明太チーズ卵焼きやヤングコーン焼き、カレー炒飯など、創意工夫が光る料理が揃っています。これらの料理は、どれも手頃な価格で提供されており、コストパフォーマンスの高さも魅力のひとつです。

『びっくり亭本家 本店』は、1963年（昭和38年）に福岡市博多区南福岡で創業した、焼肉鉄板の専門店です。

JR鹿児島本線「南福岡駅」から徒歩約1分の場所に位置し、赤い看板が目印となっています。創業以来、変わらぬ味とスタイルを守り続け、地元の人々に長年愛されてきました。現在では、福岡県内に複数の店舗を展開し、博多のソウルフードとして全国的にも知られる存在となっています。

鉄板焼肉は、国産の豚ハラミに塩・ニンニクで風味付けし一気に火を通し、キャベツのシャキシャキ感を残しつつ豚肉の甘みとニンニクの香りが絶妙に絡み合ったら鉄板に豪快に盛りつけます。テーブルに備え付けられた木の棒（通称「下駄」）を使って鉄板を傾け、片側に溜まった脂に秘伝の辛味噌を溶かし込むことで、特製のタレが完成します。このタレを絡めて食べることで、より深い味わいが楽しめるのです。

メニューは非常にシンプルで、主力商品は焼肉のみ。サイズは一人前から三人前まで選べ、ボリュームに応じて注文できます。また、ご飯や味噌汁、キムチなどのサイドメニューも用意されており、組み合わせて定食スタイルで楽しむことができます。特に、焼肉とご飯、味噌汁、たくあんのセットは、地元の人々にとって定番の組み合わせとなっています。

その他の名物としては、冷凍餃子が挙げられます。これは本家のみで店頭販売されており、家庭でもびっくり亭の味を楽しむことができます。

『のこのしまアイランドパーク』は、福岡市西区の博多湾に浮かぶ能古島の北部に広がる自然公園で、1969年4月2日に開園しました。創業者・久保田耕作氏が、都会の人々に自然の癒しを提供したいという思いから、16年の歳月をかけて整備したこの公園は、約15万平方メートルの敷地に四季折々の花々が咲き誇る「花の楽園」として親しまれています。

『ラーメン海鳴』は2009年11月、福岡市中央区清川にて創業したラーメン店で、現在は福岡市内を中心に7店舗を展開しています。創業者の大久保茂雄氏は、既存の枠にとらわれない自由な発想で、オリジナリティあふれるラーメンを提供することを目指しました。その結果、福岡のラーメンシーンに新たな風を吹き込み、多くのファンを魅了しています。

『ラーメン海鳴』の特徴は、魚介とんこつスープにあります。豚骨ラーメンの本場である福岡で、関東風の魚介とんこつを取り入れた先駆者的存在として知られています。また、バジルソースを合わせたラーメンジェノバなど、イタリアンの要素を取り入れた創作ラーメンも提供しており、独自の味わいを楽しむことができます。

魚介とんこつラーメンのベースとなる豚骨スープは豚骨を20時間煮込んで旨みを抽出。それを何度もこすことによって口当たりのいい・豚の旨みが詰まった濃厚な味わいの豚骨スープに。
魚介スープは煮干し・昆布を丸1日かけて水出し、宗田鰹などを加え煮立たせてキレのある魚介スープに。
この2つのスープと醤油ダレと合わせ、自家製中細麺と豚バラチャーシュー・たっぷりのネギを加えて提供されます。

天神店の特徴は、他店舗では味わえない限定メニュー味噌魚介とんこつラーメンの提供です。この一杯は、赤味噌と合わせ味噌をブレンドした濃厚なスープに、魚介と豚骨の旨味を融合させた独自の味わいが特徴です。麺は中太ストレートで、スープとの相性も抜群です。トッピングにはコーンや刻み玉ねぎが加えられ、食感と甘みのアクセントになっています。

人気メニューの一つである魚介とんこつラーメンは、豚骨スープに魚介の旨味を加えた深い味わいが特徴です。自家製の細麺との相性も良く、最後まで飽きずに楽しめる一杯となっています。

その他にも、ラーメン辛子明太子や魚介とんこつつけ麺など、個性的なメニューが揃っています。特にラーメン辛子明太子は、福岡空港店限定のメニューで、豚骨と魚介のスープに辛子明太子の風味が加わり、ピリッとした辛さがクセになる味わいです。

加美家製菓は、享保2年（1717年）に創業された、福岡市中央区唐人町にある老舗の和菓子店です。

初代・大山惣右衛門が「大山菓子司」として開業し、黒田藩の御用菓子司として歴代藩主に仕えてきました。現在は第十五代・紙谷睦和氏がその伝統を受け継ぎ、約300年にわたり地域の人々に愛され続けています。店舗は唐人町商店街内に位置し、歴史を感じさせる趣ある外観が特徴です。

加美家製菓の看板商品は、昭和26年に誕生した日本初の立体煎餅「黒田武士煎餅」です。この煎餅は、黒田家家臣・母里太兵衛が福島正則から名槍「日本号」を飲み獲った逸話にちなんで、盃の形を模して作られました。立体的な形状を実現するために特注の焼型を使用し、玉子せんべいの優しい甘さと口どけの良さが特徴です。お祝い事や贈答品としても人気があり、加美家製菓ならではの逸品です。

店内併設の喫茶スペース「茶房加美家」では、季節限定の「いちご大福」や「さくら餅」など、旬の素材を使った和菓子を楽しむことができます。また、冬季限定の「唐人町かみやぜんざい」は、大納言小豆を使用し、上品な甘さとふっくらとした小豆の食感が特徴です。他にも、「宇治金時」や「クリームあんみつ」など、季節ごとの甘味が揃っており、訪れるたびに新しい味わいを楽しめます。

その他の人気商品として、黒田官兵衛と黒田長政の焼印が入った「黒田官兵衛どら焼き」や、味噌を練り込んだ皮で粒あんを包んだ「味噌万十」、モチモチとした生地に粒あんや白あんを包んだ「半月」などがあります。また、毎月1日と15日には、鳩の形をしたカステラ焼き「はとポッポ」が店頭で実演販売され、地元の人々に親しまれています。

『信州そば むらた』は1991年に創業した手打ち蕎麦の名店で、福岡市博多区冷泉町にあります。創業者の村田隆久さんが「昼から酒が飲める粋な蕎麦屋を福岡にも」という想いを込めて開業し、福岡ではまだ少なかった手打ちの蕎麦と昼からお酒が飲める蕎麦前のスタイルを福岡に広めてきました。現在は櫛田神社の参道に店舗を構え、福岡の蕎麦文化を語る上で欠かせない存在となっています。

『信州そば むらた』の特徴は、全国各地から優れたそばの実を仕入れ、石臼で挽いて使用した自家製粉による手打ち蕎麦です。細挽きの十割そばや粗挽きの田舎そばなど、蕎麦本来の味わいを愉しむことができます。また、昼下がりに肴をあてに、酒を飲み、そばで〆る蕎麦酒屋としても利用されており、気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力です。

人気の料理には、天ざる（海老二尾、旬菜四種）や旨辛肉つけそばなどがあります。天ざるは創業以来からの人気メニューで、サクッと揚げたての天ぷらと喉越しの良い蕎麦の組み合わせが絶品です。旨辛肉つけそばは、ピリ辛のつけ汁と肉の旨味が蕎麦と絶妙にマッチし、食欲をそそる一品です。

その他の名物料理としては、むらたの親子丼、鴨ぬき、手挽きそばがきなどがあります。親子丼は国産鶏モモ肉・玉ねぎをかつおと昆布のだしがきいた特製つゆで煮込み、半熟トロットロの輝黄卵が蕎麦との相性も抜群です。鴨ぬきは鴨南そばのそば抜きで、鴨の旨味を存分に味わえる一品です。手挽きそばがきは、そば粉の風味をダイレクトに感じられる逸品で、そば好きにはたまらないメニューです。

『元祖ラーメン長浜家』は、福岡市博多区の上川端町にある、長浜ラーメンの伝統を受け継ぐ名店です。2016年6月に中央区港から現在の中洲川端商店街へ移転し、地元の人々や観光客に親しまれています。通称「家2（イエニ）」としても知られ、元祖長浜屋の流れを汲む店舗の一つです。

このお店の特徴は、豚骨100%のあっさりとしたスープと極細ストレート麺の組み合わせです。注文時には麺の硬さや脂の量を好みに合わせて調整でき、「ベタナマ」（脂多め・硬麺）や「ナシヤワ」（脂少なめ・やわ麺）などのカスタマイズが可能です。また、トッピングにはネギやチャーシューが乗り、シンプルながらも飽きのこない味わいが魅力です。

定番のラーメンは、あっさりとした豚骨スープに極細麺がよく絡み、ネギとチャーシューがトッピングされています。スープは見た目の濃厚さに反してあっさりしており、毎日でも食べたくなる味わいです。また、麺の硬さや脂の量を自分好みに調整できるため、何度訪れても新しい味わいを楽しめます。

さらに、替肉や替玉といった追加メニューも人気です。替肉はチャーシューの追加で、スープとの相性が抜群です。替玉は麺の追加で、スープを最後まで楽しむことができます。また、卓上には紅ショウガやゴマなどの無料トッピングが用意されており、自分好みに味をカスタマイズできます。

バナナマン・設楽統・日村勇紀・井桁弘恵・若槻千夏・高橋大輔・髙木菜那・須﨑優衣