【人生最高レストラン】茅ヶ崎の和食コース　野口聡一『蔵元料理 天青』のお店の場所

2025年8月9日放送の【人生最高レストラン】でゲストの野口聡一さんが紹介した、茅ヶ崎の和食コースのお店は『蔵元料理 天青』です。

蔵元料理 天青は明治5年に創業した熊澤酒造が手がける2002年創業の和食レストランで、茅ヶ崎市香川にあります。

湘南に残された唯一の蔵元として150年以上の歴史を重ね、大正時代の酒蔵を改装した落ち着きのある空間で、米・水・魚・野菜にこだわった蔵元料理を温かいおもてなしとともに楽しめます。建物は元々酒蔵だったため、内部には黒光りする梁がめぐり、蔵を改装した薄暗さの雰囲気が素敵な空間となっています。

天青最大の特徴は、熊澤酒造の敷地内にあることで、店内の日本酒とクラフトビールは全て蔵元のものがいただけます。地元農家さんをはじめ近海漁港から水揚げされた新鮮な食材を中心に、蔵元の米麹や酒粕を使用した伝統発酵食品を楽しめます。

酒粕を使った創作料理の例として、「吟醸粕漬けクリームチーズ 鶏生ハム巻き」や「桃の酒粕ティラミス グラニテ仕立て」といった蔵元ならではの発酵食品を活用したメニューが並びます。

人気は平日ランチ限定の蔵元美膳です。
全9品のコースで構成され、前菜には雨子の真砂揚げや蓮根と粟麩マリネ、温菜・主菜には旬魚の雪見蕪香味蒸しや筒牛蒡の射込みなど、丁寧に仕上げられた和の創作料理が味わえます。主菜肉料理の大山鶏の麦酒たまり漬け焼きは、蔵元ならではの日本酒を使った調理法で仕上げた看板メニューとなっています。

湘南の野菜や魚がたっぷりと使われていて、酒粕を使ったものが多いのも蔵元ならではの特色で、お出汁が美味しく目にも舌にも刺激のある品々です。

御飯膳では季節の炊き込み御飯が人気で、
現在は茅ヶ崎市小出で作られた黒米とごぼうの炊き込みご飯が楽しめます。この黒米はアントシアニンを含む黒い色が特徴で栄養価が高く、地元茅ヶ崎の食材を大切にする天青らしい一品です。

その他にも、季節感を大切にした前菜のアオリ烏賊と旬菜のマリネや錦糸瓜の酢の物 鰻の白焼き実山椒たれ、温菜の旬菜の麹蒸し すり卸し冬瓜の昆布出汁餡など、蔵元の発酵技術を活かした創意工夫あふれる料理の数々が楽しめます。

加藤浩次・宇賀神メグ・島崎和歌子・YOU・野口聡一