【路線バスで寄り道の旅】黒豆大福 坂本冬美『つ久し』都立大学の和菓子屋さんのお店の場所

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放送の【路線バスで寄り道の旅】坂本冬美さんがゲストロケで紹介した、黒豆大福のお店は『つ久し』です。

都立大学駅「つ久し」

つ久しは1949年(昭和24年)に創業した老舗和菓子店で、東京都目黒区八雲の住宅街にお店を構えています。東横線都立大学駅から徒歩約8分の静かな場所にあり、目黒パーシモンホールの隣に立地しているため、地元の方だけでなく訪れる人々にも親しまれてきました。

創業から70年以上の長い歴史を持つこちらのお店は、昔ながらの佇まいを保ちながら、代々受け継がれてきた職人の技と真面目な和菓子作りへの姿勢で、多くのお客様から信頼を寄せられています。

こちらのお店が誇る看板商品は、なんといっても黒豆大福です。このお菓子は他店では味わえない独特の魅力があり、やわらかいお餅の中に大粒の丹波産黒豆がたくさん練り込まれているのが特徴です。黒豆には絶妙な塩気がつけられており、噛みしめると豆本来の香りと風味が口の中いっぱいに広がります。中に包まれているのは甘さ控えめの上品なつぶあんで、餅と黒豆、あんこの三者が織りなすハーモニーは実に見事です。添加物を一切使用しない純粋な製法で作られているため日持ちはしませんが、その分自然な味わいを楽しむことができ、午後には売り切れてしまうほどの人気ぶりです。

お店で二番目に人気なのは、どら焼きです。こちらは黒糖を使用した風味豊かな生地が自慢で、他のお店のものとは一線を画す味わいに仕上がっています。可愛らしいミニサイズで作られており、賞味期限も約3週間と比較的長く保存できるため、手土産としても重宝されています。しっとりとした生地の中には程よい甘さのあんこがたっぷりと入っており、黒糖の深いコクが口の中でやさしく広がります。

その他の名物として、甘露煮にした梅を上品に包んだ青梅という季節感あふれる一品があります。梅の自然な酸味とほのかな甘みが餡と絶妙に調和し、春の訪れを感じさせてくれる逸品です。また、餡に卵黄を混ぜて作る伝統的な黄身しぐれも人気商品のひとつで、卵の風味が加わることで独特のふんわりとした甘さが楽しめます。季節に応じて作られる上用饅頭柏餅なども、ひとつひとつ丁寧に手作りされており、見た目の美しさと味わいの両方で多くの和菓子愛好家を魅了し続けています。お店は朝8時30分から営業しているため、通勤途中や朝の散歩がてらに立ち寄ることもでき、地域に根ざした親しみやすさも魅力のひとつです。


食べログ
  • 黒豆大福 1個 230円
  • あじさい金平糖 500円
  • どら焼き 230円
住所 東京都目黒区八雲4-5-6
電話 03-3724-0294

徳光和夫・田中律子

[記事公開日]

この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!

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