【路線バスで寄り道の旅】蕎麦屋・鴨せいろ　浅草『十和田』東貴博さんオススメのお店の場所〔三宅裕司〕

2025年5月18日放送の【路線バスで寄り道の旅】三宅裕司さん・東貴博さんがゲストロケで紹介した、浅草の蕎麦屋・鴨せいろのお店は『十和田』です。

『手打ちそば十和田』は、大正13年（1924年）に創業した浅草の老舗蕎麦店で、浅草寺のすぐ近くにあります。もともとは大正13年（1924年）に和菓子店「菊水堂」として始まり、昭和47年に現在の蕎麦屋へと業態を変えました。創業者の志を継ぐ二代目店主・川村崇氏は、父と祖父の技を受け継ぎ、そば職人として28年以上の経験を持ち、日々精進を重ねています。

『十和田』の最大の特徴は、東京ではここでしか味わえない暮坪そばです。これは、岩手県遠野市の伝統野菜「暮坪かぶ」をすりおろした薬味を使用した蕎麦で、独特の辛味と風味が特徴です。グルメ漫画『美味しんぼ』でも「究極の薬味」として紹介され、その希少性と味わいから多くの蕎麦通に愛されています。

人気のメニューとしては、サービスセットが挙げられます。これは、冷たいもりそばとミニえび天丼のセットで、蕎麦の喉越しと天丼の旨味を同時に楽しめる一品です。また、えび2本天もりも人気で、特大の海老天が2本乗った豪華なもりそばです。

その他の名物料理としては、やみつきそばがあります。これは、わさびの茎、大根おろし、白髪ネギ、揚げ玉を組み合わせた冷たい蕎麦で、まかないから生まれた人気メニューです。また、雷門セットは、もりそば、天ぷら盛り合わせ、板わさ、揚げそばと大根サラダ、鴨のたたき、そば豆腐、いぶりがっこがセットになった平日限定の豪華なセットです。さらに、十和田スペシャル天丼は、えび2本、穴子、いか、さつま芋、なす、舞茸、人参、かぼちゃ、蓮根、大葉、いんげん、半熟卵が乗った豪華な天丼で、見た目も味も満足の一品です。

徳光和夫・田中律子・三宅裕司・東貴博