千葉県睦沢町の古民家カフェ 上総一ノ宮駅「ちぃととの台所」
九十九里浜からほど近い房総の里山に、築およそ100年の日本家屋を丁寧に改装して2025年4月3日に産声を上げました。この場所にたどり着くまでには、いくつもの縁と偶然が重なった、ちょっとドラマチックな物語があります。
坂元貴子さん
店主の坂元貴子さんは大分県出身で、都内の病院で長年看護師として働きながら、夫の厳夫さんと二人の娘を育ててきました。50代を迎えて退職してからは、もともと好きだった料理にさらに熱中し、スイーツを友人に振る舞うと大評判に。
マルシェへの出店を重ねるうちに「自分のお店を持ちたい」という夢がふくらんでいきました。一方の厳夫さんも早期退職を機に「海が見える古民家で暮らしてみたい」という憧れを抱くようになり、夫婦の夢がひとつに重なります。二人で九十九里方面の古民家を探し歩くうち、睦沢町の穏やかな里の風景にひと目惚れし、理想の物件とも巡り合いました。
資金面で頭を悩ませていたところ、大家さんから「こちらでリフォームしてから貸しましょう」という思いがけない提案が。さらに改修を手がけたのが、日光東照宮の修復にも携わった宮大工だったというから驚きです。
古い柱や梁をそのままに、木のぬくもりと土間の風情を生かした店内は、どこか懐かしくてほっとする空間に仕上がっています。
そんなお店のコンセプトは「実家ご飯」。
貴子さんが長年、家族のために作り続けてきた家庭料理を、変わらぬ温かさでそのまま振る舞ってくれます。食材は千葉県産、できる限り睦沢町産のものを選び、お米は貴子さんの実家がある大分県産のヒノヒカリを使用。
塩麹や甘酒などの発酵食品を積極的に取り入れ、塩分を控えながらも素材の旨みをしっかり引き出した、体にやさしい料理が並びます。
ランチの看板メニューはよくばり籠ランチです。かごの中に彩りよく盛り付けられた惣菜の数々は、旬の野菜と発酵の力を生かしたやさしい味わいで、チキンのトマト煮込みやスパニッシュオムレツ、自家製ピクルスなど品数も豊富。
胚芽米のご飯とデザートまで付いて、食べ終わる頃にはすっかり元気になれると評判です。前日16時までの予約制なので、早めの予約がおすすめです。
その日の旬の野菜と自家製胚芽米を合わせたきまぐれランチプレートも人気を集めています。
締めくくりのスイーツにもお見逃しなく。
桜のシフォンケーキやブルーベリーのレアチーズケーキなど季節ごとに変わる手作りのスイーツはどれも絶品で、裏山に自生する無農薬レモンを発酵させて炭酸で割った発酵レモン炭酸割は、爽やかな酸味とほのかな甘みが食後の口をさっぱりと整えてくれます。
海と山の両方が身近に感じられる房総の里で、宮大工が手がけた古民家の空間に身を置きながら、実家のご飯のようなやさしい料理をいただく。そんな特別なひとときが、ここ睦沢町で待っています。
| 住所 | 千葉県長生郡睦沢町岩井274 |
|---|---|
| 電話 | 0475-47-4524 |
※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
