夫婦のおはぎ店 扶桑駅「うさ子のおはぎ」
もともと自宅の車庫だったスペースを改装した小さな店舗には、浩子さんの丁寧な手仕事が詰まっています。北海道産の厳選された小豆を使用した手作りあんこは「甘すぎず優しい味」と常連客から人気で、月に一度の産地直売所での出張販売では午前中に完売してしまうほどの人気ぶりです。
定番商品はあんこときなこの2種類(各150円)。特徴的なのは俵型ではなく丸型に成形されたおはぎで、粒感のしっかりしたあんことしっとりとしたもち米のバランスが絶妙です。きなこはたっぷりとまぶされており、甘さ控えめで素朴な風味が楽しめます。さらにごまなど季節限定のおはぎも登場するため、訪れるたびに新しい味との出会いが楽しめるのも魅力です。
浩子さんの和菓子への情熱は、工業用機械刃物メーカーを退職後、3人の子育てを経て、学校給食の調理員などを経験する中で培われてきました。義母の介護で一度は仕事を辞めざるを得なくなりましたが、夫の定年退職を機に2人で甘味処を開きたいという夢を共有。近所の和菓子店が閉店したことをきっかけに「おはぎに特化した持ち帰り専門店」というアイデアが生まれ、様々な店のおはぎを食べ歩き、1年かけて納得のいくレシピを完成させました。
営業は火曜・木曜・土曜の週3日、10:00から16:30まで(売り切れ次第終了)。保存料を使用していないため、その日に食べるのがおすすめです。
店舗には駐車場がないため、訪問時は注意が必要です。開店と同時に行列ができることも珍しくないため、早めの時間帯がおすすめです。
- おはぎに特化の持ち帰り専門店
住所 | 愛知県丹羽郡扶桑町高雄堂子166-2 |
---|---|
電話 | 080-5113-6711 |
菊池桃子・小木逸平
[記事公開日]
[最終更新日]
この記事の作者・監修

Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!