【ニノさん】麻辣牛肉麺『孙二娘』高田馬場・麻辣グルメのお店の場所〔伊藤沙莉・timelesz〕

2025年9月12日放送の【ニノさん】伊藤沙莉さんが気になる調査で紹介した、麻辣牛肉麺のお店は『孙二娘』です。

スンアーニャンチャオジャオニウロウ（孙二娘翘脚牛肉）は、2022年9月に高田馬場駅から徒歩約4分の早稲田通り沿いにオープンした四川料理店です。

店名は中国の古典小説『水滸伝』に登場する女性の豪傑「孫二娘」の名前を冠しており、四川省楽山市の名物料理である跷脚牛肉を日本で本格的に味わえる専門店として開業しました。

このお店でしか味わえない特徴は、四川省楽山市発祥の伝統料理跷脚牛肉を提供していて、楽山市の小さな村「蘇稽鎮」で生まれたこの料理は、重慶の火鍋が誕生した頃と同じ時期に発案された歴史ある料理です。
もともとは捨てられていた牛の内臓を庶民が工夫して美味しく調理したのが始まりとされています。

料理名の「跷脚」とは足を上げるという意味で、昔の食堂が椅子がなく、客が片足をテーブルの横木に乗せて食事をしていた様子から名付けられました。
本場では数十種類の中国漢方薬を使って煮込んだ薬膳スープが特徴で、散寒止咳の効果があるとされ、現在では楽山市の無形文化遺産にも指定されています。

人気の料理は楽山牛肉野菜薬膳スープです。透明で油分の少ないあっさりとしたスープに、たっぷりの牛肉とキャベツが煮込まれており、八角の風味がほんのりと香る塩味ベースの優しい味わいが特徴です。

スープにはセロリやパクチーが程よいアクセントを加え、後味にはわずかにピリッとした辛みが感じられます。牛肉は特製の真っ赤な辛味調味料につけて食べるのが本場のスタイルで、この調味料を加えることで刺激的な味わいも楽しめます。ライスがセットでついており、スープをかけて雑炊のようにして味わうこともできます。

楽山牛ホルモン盛合野菜スープは、ハチノス、センマイ、ハツモトなど様々なホルモンがたっぷりと入った薬膳スープで、コリコリ、フワフワ、プルリと様々な食感が楽しめる一品です。

四川楽山のタレつけ串は冷たい麺にたっぷりの胡麻だれを絡めた料理で、蒸し暑い日にも人気があります。

また、西安風ハンバーガーは硬めの生地に角煮のような醤油系の味を染み込ませた肉をほぐして詰めた中華風のサンドイッチで、ネギの香りが効いた独特な味わいが評判です。

さらに、ラム肉の串揚げはクミンが効いた香ばしい串料理で、青島ビールとの相性が抜群です。干し豆腐やハチノスの冷やし麻辣串といった冷菜も充実しており、ヘルシーでピリ辛な味わいがビールによく合います。

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