2025年4月13日放送の【ナニコレ珍百景】で紹介した、銀座で20年以上！吸血鬼の店員さんが案内する闇のレストランのお店は『ヴァンパイアカフェ』です。

『VAMPIRE CAFE（ヴァンパイアカフェ）』は、2001年に東京・銀座に誕生した、吸血鬼の居城をテーマにしたコンセプトレストランです。​赤と黒を基調とした店内には、蝙蝠が舞うシャンデリアや棺桶、十字架などが配され、まるで中世のゴシックな世界に迷い込んだかのような非日常の空間が広がっています。​この店舗は、ダイヤモンドダイニングの1号店としても知られ、23周年を迎える現在も、ローズ伯爵が主催する晩餐会として多くの来訪者を魅了し続けています。​

このカフェの最大の特徴は、料理や演出に込められた独自の世界観です。​例えば、「反逆者を裁く悲劇の火炙りの刑」は、ハーブとスパイスでマリネした若鶏を目の前でフランベし、炎の演出とともに提供される一品です。​また、「闇の者を呼び覚ます復活の儀式」は、サーモンとアボカドのシーザーサラダにフランボワーズドレッシングをかけ、呪文とともに仕上げる演出が施されています。​これらの料理は、味覚だけでなく視覚や聴覚も刺激する、まさに五感で楽しむエンターテインメントとなっています。​

その他にも、「血に塗れし樹海」と名付けられたハーブ野菜とモッツァレラのトマトソーススパゲッティや、「血を啜り咲き乱れる悪の薔薇」というアボカドと小エビのジェノヴァ風スパゲッティなど、ユニークなネーミングとともに提供される料理が多数あります。​また、デザートには、「伯爵が飼いならした闇の毒蜘蛛」というアイスの盛り合わせがあり、見た目のインパクトとともに味わい深い一品となっています。​

季節限定のメニューも充実しており、10月にはハロウィン限定の「ドラキュラ城のブラッディーハロウィンコース」が登場します。​このコースでは、モンスターをモチーフにした料理が提供され、メインディッシュの豚バラ肉の赤ワイン煮込みには炎の演出が施されるなど、ハロウィンの雰囲気を存分に楽しむことができます。​

『VAMPIRECAFE』は、料理、演出、空間のすべてにおいて、吸血鬼の世界観を徹底的に再現した唯一無二のレストランです。​

ネプチューン