2025年7月22日放送の「Nスタ（エヌスタ）」で紹介した、中野区役所の職員食堂のお店は『エヌワイエー カフェ』です。

ナカノヤ NYAcafeは2024年5月7日に中野区役所新庁舎の1階にオープンした、職員と来庁者が共に利用できるカフェテリアです。JR中野駅北口から徒歩約6分、中野セントラルパークを抜けた先にある地上11階建ての新庁舎内で、大きな窓から自然光が差し込む明るい開放的な空間が魅力です。

NYAcafeの最大の特徴は、手作りにこだわった極上の料理と破格のコストパフォーマンスです。名物の一汁三菜定食は旧庁舎の満点食堂から継承されたメニューで、雑穀米に味噌汁、手作りのおばんざい2品が付いて驚きの安さを実現しています。
この定食は日替わり制で、豊洲市場から直送される新鮮な魚を使ったアジフライや、宮崎県の郷土料理であるチキン南蛮など、バラエティ豊かなメインディッシュが楽しめます。チキン南蛮は小麦粉と卵で包んだ鶏肉を揚げ、甘酢ダレと自家製タルタルソースで仕上げた本格的な味わいで、ジューシーな肉汁と衣のザクザク感が絶妙のハーモニーを奏でます。

お店一番人気の料理はNYA週替りメイン定食です。メインのおかずが毎週変わるこの定食は、リピーターの多さを考慮して和食にこだわらず、洋食や中華など多彩なジャンルから選ばれた料理が登場します。運営母体が珈琲専門店ということもあり、

食後にはNYAブレンドコーヒー300円から楽しむことができ、店頭では40種類ものコーヒー豆の販売も行っています。焼きたてのコーヒー豆にこだわる「珈琲や」ならではの本格的な味わいが、食事の満足度をさらに高めてくれます。

その他の名物料理として、中野区の老舗製麺所である大成食品と共同開発した喜多方ラーメン700円、地元の新鮮な野菜をふんだんに使用した海老・トマト・アボカドの塩麹ドレッシングサラダを含む各種サラダボール750円、そして健康的なメニューにも配慮したキーマカレーやタコライスなどのカレー類700円から楽しめます。夜の時間帯（17時15分以降）にはディナーメニューに切り替わり、ビールやワイン、日本酒などのアルコール類と共に、立食150名・着席100名までの宴会も可能な多機能スペースとしても活用されています。店内には65インチモニター8台が設置され、中野区の情報発信基地としての役割も担う、まさに地域に根ざした新時代のカフェテリアといえるでしょう。