2025年12月7日放送の【メシドラ 兼近＆真之介のグルメドライブ】でEXIT兼近さん・満島真之介さんと、成宮寛貴さんが神奈川県伊勢原市のロケ地・お店をまとめて紹介します。

伊勢原大神宮は、地元で「大神宮さん」として親しまれる神社です。江戸時代初期の元和年間（1615～1624年）、伊勢出身の山田曽右衛門と鎌倉出身の湯浅清左衛門が、故郷の伊勢神宮の神様をこの地に迎え、鎮守の神として祀ったことが始まりです。これが現在の伊勢原の地名の由来と伝えられています。

『Café 茶珈』は2017年秋に神奈川県伊勢原市にオープンしたカフェで、小田急線伊勢原駅北口から徒歩約5分の住宅街に佇んでいます。

木を基調とした温もりある外観が特徴で、南側の壁には黒猫のオーナメントが来店者を迎えてくれます。
店名は「茶」と「珈」から名付けられ、紅茶と珈琲の両方を大切にするお店の姿勢が表れています。日本紅茶協会から認定された「おいしい紅茶の店」として、オーガニック珈琲とこだわりの紅茶を楽しめることで知られています。
店主の実家が伊勢原市内のとんかつの名店「麻釉」であることから、お肉の扱いにも定評があります。

このお店の大きな魅力は、保存料や添加物を使わずに朝から一つひとつ手作りされる自家製スイーツです。
入口を入るとすぐに、色とりどりのケーキが並ぶショーケースが目に飛び込んできます。大山の豆腐や地元の酒造の酒かす、伊勢原産の果物など地域の食材を取り入れたスイーツが多く、季節限定で桜モンブランやグレープフルーツタルトなども登場します。

いちごティラミスは甘味と酸味のバランスが絶妙で、いちごチーズケーキは濃厚なチーズとさっぱりした苺の相性が抜群です。
ほかにも豆腐を使った豆腐ババロアや抹茶ティラミスなど、独創的なメニューが揃っています。

人気はカツサンドです。実家がとんかつ専門店であることから、お肉の下処理からレシピまでこだわり抜いた逸品となっています。
揚げたてのサクサクした衣と、パンと同じくらい柔らかいカツの組み合わせが絶品で、テイクアウトでも高い人気を誇ります。

ランチタイムには週替わりのランチメニューと数量限定の日替わりメニューがあり、パスタやオムライス、グラタン、パエリアなど多彩な料理が楽しめます。

イカと明太子のクリームパスタは明太子クリームがたっぷりで濃厚な味わいが特徴です。

また、14時から17時30分まで提供されるアフタヌーンティーセットは、2段のプレートにカツサンド、自家製スイーツ、クリームブリュレなど4種類が盛り付けられ、ドリンク付きで優雅な時間を過ごせます。モーニングセットはトーストやオムレツ、チーズケーキなどがセットになっており、朝から贅沢な気分を味わえます。

豊田屋商店は、神奈川県伊勢原市にある大神宮通り商店会に店を構える、大正元年創業の長い歴史を持つ雑貨店です。

小田急線の伊勢原駅からも歩いて行ける場所にあり、古くからこの街の暮らしを見守ってきました。かつてこの一帯は、霊山として知られる大山阿夫利神社へ参詣する人々や、行商人が行き交う門前町として栄えていました。そのため、たくさんの人が必要とする多岐にわたる品物を扱うようになり、「百貨店ならぬ万貨店」と呼ばれるほどの品揃えとなったと言い伝えられています。

このお店の最大の魅力は、所狭しと並べられた品物の圧倒的な数と、その種類の幅広さです。
ご主人も取り扱っている品数がどれくらいあるのか分からないとおっしゃるほど、店内は昔ながらの生活用品や行事用品で埋め尽くされています。

お店の奥や周囲には、いくつかの小さな倉庫が点在しており、その歴史を感じさせる佇まいも見逃せない特徴です。小さな庭には、赤い祠のお稲荷さんが静かに祀られていて、この土地の長い歴史と、お店が地域に深く根付いてきた足跡を感じさせてくれます。この懐かしい雰囲気と多様な品々に惹かれて、通りすがりの外国の方が思わず立ち寄ることもあるそうです。

「菓子司 さがわ」は創業56年、神奈川県伊勢原市で地元の人々に愛され続けている昔ながらの和菓子屋さんです。

伊勢原駅から徒歩約10分の場所に赤い看板を掲げて営業しており、温かい雰囲気の店内には毎朝、新鮮なお菓子を求めるお客様が並ぶ地域密着型のお店として知られています。店主は母と息子の二人三脚でお店を切り盛りしており、その温かみのある接客も人気の理由のひとつです。

こちらのお店の最大の特徴は、国産米を自家製粉した米粉を使用している点にあります。自家製粉された米粉で作られた和菓子は、ほろほろとした独特の食感が楽しめ、優しく落ち着いた味わいが特徴です。
化学的な添加物に頼らず、米本来の風味を大切にした製法で、体にやさしいお菓子作りを心がけています。
朝市の時間帯には開店前から並ぶお客様も多く、人気商品は早い時間に売り切れてしまうこともしばしばです。

人気はずんだ団子で、枝豆の風味豊かな餡が自家製粉の米粉団子と絶妙にマッチした逸品です。

また、みたらし団子も定番人気で、米粉のもちもちとした食感に甘辛いタレが絡み、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。

その他の名物として、朝10時頃から焼き始める甘太郎焼きがあります。大判焼きのことで、地域によって呼び名が異なるこのお菓子は、クリーム、白あん、小倉あんの3種類の味が楽しめます。
外はパリッと、中はふんわりとした焼きたての生地に、たっぷりの餡が詰まっており、甘さも控えめで食べやすいと評判です。焼き上がりまで15分ほどかかりますが、熱々の出来立てを味わえる幸せは格別です。

さらに、小豆がたっぷり入ったもちもちの赤飯も人気商品で、お祝いの席はもちろん、日常のお昼や夕食にも重宝します。

西の茶屋は、神奈川県伊勢原市の大山こま参道の中ほどに店を構える食事処です。
バスのロータリーから大山ケーブルカーの乗り場までの中間にあり、大山詣りに訪れる観光客や参拝客の休憩スポットとして親しまれています。
江戸時代から続く大山詣りの歴史とともに、参道には多くの茶屋や宿坊が軒を連ね、参拝者をもてなしてきました。

大山は古くから雨乞いの霊山として信仰を集め、江戸時代には年間20万人もの参詣者が訪れたといわれています。そんな歴史ある参道で、西の茶屋は登山や観光で疲れた体を癒す憩いの場所として今も多くの人々に利用されています。

人気は、大山名物の豆腐を使った5品コースです。このコースには田楽、さしみ豆腐、山かけ豆腐などが含まれ、豆腐の魅力を余すことなく味わえます。
大山の豆腐は、丹沢山系から流れる清らかな湧き水で作られており、江戸時代から大山詣りの参拝者に親しまれてきた名物です。豆腐料理は体に優しく、登山で疲れた体をいたわるのにぴったりのメニューとなっています。

豆腐コース以外にも、湯葉そばをはじめとする蕎麦やうどんなどの麺類も充実しています。
湯葉は秋の季節に特に美味しいとされ、季節ごとの味わいを楽しめます。また、エンドウ豆から作った緑色が美しいひすい豆富と麺のセットも好評で、見た目にも鮮やかな一品です。

豆腐田楽は単品料理としても注文でき、気軽に大山の味を堪能できます。冬季限定で提供される猪鍋は予約優先となっており、地元で獲れたイノシシ肉の歯ごたえと濃厚な脂の旨味が楽しめる逸品です。

伊勢原ゴルフセンターは、霊峰・大山の雄大な姿を背景に、広々とした天然芝のフェアウェイで思いきりボールを打てる、開放感あふれるゴルフ練習場です。
1969年に創業して以来、地域の人々に愛されてきた歴史があり、全面天然芝の練習場としては神奈川県でも最大級の広さを誇ります。

2022年4月には、「ゴルフのボールパーク」という新たなコンセプトを掲げ、大規模なリニューアルを行いました。ゴルフの練習だけでなく、誰もが気軽に楽しめるレジャースポットを目指したこの取り組みは、施設にしかないユニークな特徴を生み出しています。その一つが、6つの異なるシチュエーションが試せる本格的なアプローチ練習場、アプローチヴィレッジです。バンカーやラフ、フェアウェイなど、本物のコースで遭遇する様々な状況を想定したエリアが用意されていて、ショートゲームの上達を目指すゴルファーから大変好評です。また、天候に左右されずに練習ができるシミュレーションゴルフの個室、デジタルルームも備えており、高性能な計測機器で自分のスイングや弾道を詳細にチェックすることができます。

兼近大樹・満島真之介・成宮寛貴