2025年11月9日放送の【メシドラ 兼近＆真之介のグルメドライブ】で、EXIT兼近さん・満島真之介さんと、山口馬木也さんがロケで紹介した、埼玉県幸手市のロケ地・お店をまとめて紹介します。

権現堂公園は、利根川水系の旧河川、権現堂川の流れを制御するため、戦国時代の天正4年頃（1576年頃）に築かれた堤防が始まりです。かつては洪水から幸手と江戸を守っていました。幾度となく水害に襲われ、銀杏の大木にしがみついて避難した人々も流されたという悲しい歴史もあります。

権現堂公園展望の丘は、「歴史と文化の薫る万葉の公園」をテーマとした3号公園内にあります。芝生広場を取り囲むように、万葉集に登場する梅、ハギ、フジバカマが植えられ、自然の移ろいを感じられます。
展望の丘からは、公園全体や権現堂調整池の景色を見渡せます。

権現堂公園の魅力は、四季折々の花の絶景です。春には約1,000本の桜の下に鮮やかな菜の花畑が広がり、梅雨にはあじさい、真夏の終わりにはひまわり、9月には曼珠沙華が咲き誇ります。一年中訪れるたびに違った景色を楽しめます。

桜堤の中ほどにある休憩施設「峠の茶屋」で、国産小麦粉を使った手作りパンや地元の物産、冷たい飲み物を買えます。春の桜まつりの時期には、紅こうじ生地で道明寺桜あん、小倉あん、お餅を包み、桜葉で飾った特製のさくらあんぱんが人気です。公園に隣接する直売所「さくらファーム」では、新鮮な農産物や加工品が並びます。特に、地元の米粉を使った米粉のスフレチーズケーキはふんわりとした食感で人気です。お土産には、桜の香りが楽しめる桜そばや、権現堂の桜にちなんだ和菓子もおすすめです。

フィー＆コーは、東武日光線幸手駅の東口から倉松川沿いを歩いた先にある喫茶店です。

移動販売車「joyce cafe」として営業した後、2015年6月10日にこの地に実店舗を構えました。珈琲を軸に、日常に寄り添う心地よい空間を提供したいという想いから、地域の人々に愛され続ける街の喫茶店として親しまれています。
喫茶店としての営業に加え、珈琲豆の販売や業者向けの卸販売も行っており、珈琲への強いこだわりが感じられます。

このお店の魅力の一つは、モダンで洗練された空間と、店名に込められたオーナーご夫妻の遊び心です。
白を基調とし、落ち着いた色合いの家具で整えられた店内はゆったりとくつろげる雰囲気。
「ffee&co.」という店名は、「＆co.（アンドコー）」の響きを気に入り、その前にコーヒーを示す「ffee（フィー）」をつけることで、かしこまりすぎず親しみやすい名前にしたとのことです。

珈琲豆は、産地ごとの個性を大切にしつつ、飲みやすいオーソドックスな焙煎で仕上げられています。
モーニングセットは、トーストやクロックムッシュなどの軽食が用意されており、一日の始まりを優雅に過ごせます。
また、キッシュや自家製パンのベーグルサンド、華やかなオープンサンドなど、時間を問わず楽しめるメニューも人気です。これらの食事は、オーナーが厳選した珈琲との相性を考えて作られた、素朴で美味しいものばかりです。

甘いもの好きには、多彩な焼き菓子もおすすめです。定番のチーズケーキをはじめ、数種類のケーキが用意されており、いずれも珈琲との相性を考えて丁寧に作られています。

ドリンクは珈琲がメインですが、フレーバーラテやカフェキャラメルといったアレンジメニュー、ココア、ハーブティー、ジュース類も取り揃えており、子どもから大人まで楽しめるラインナップです。

little toy townは、埼玉県幸手市の郊外に2024年6月17日にオープンした、個性豊かなショップが集まる複合施設です。この場所は「小さなアメリカンヴィレッジ」をコンセプトにしていて、一歩足を踏み入れると、まるで古き良き時代のアメリカに迷い込んだような特別な雰囲気を楽しめます。周辺は田園風景が広がる静かな場所にありますが、国道沿いのアクセスが良い立地で、圏央道の五霞インターチェンジからも車で5分ほどの場所にあるため、遠方からも訪れるファンが多いことで知られています。

この施設の一番の魅力は、アメリカ文化やビンテージアイテムをこよなく愛する店主たちが集結している点です。それぞれのオーナーが培ってきた確かな目利きと、理想の空間づくりへの情熱が結実し、このユニークな「トイタウン」を作り上げました。特に、あえて駅前や街の中心部から外れた倉庫型の建物を選びながらも、熱狂的なファンを持つ有名ショップのオーナーたちがテナントとして名を連ねているため、SNSなどで情報が発信されるやいなや、多くの人が「好きなものを求めて」足を運んでいます。日常を忘れさせてくれるような、細部にまでこだわった非日常的な空間設計が、多くの来場者を惹きつけている理由と言えるでしょう。

グルメもこの施設を語る上で欠かせません。敷地内には、ボリューム満点の本格的なハンバーガーショップTOYBOX BURGERや、こだわりが詰まった自家焙煎コーヒーショップだもんで珈琲といった飲食店が営業しています。ハンバーガーはアメリカンな空間で味わうのにぴったりで、肉のジューシーさやバンズとのバランスが絶妙と評判です。また、天気の良い日にはテラス席のような場所で、香り高い自家焙煎コーヒーをゆっくりと楽しむのも素敵な過ごし方ですね。

もちろん、施設名にもある「トイ」や「ビンテージ」といったアメリカンカルチャーの真髄に触れることができるショップも充実しています。たとえば、古着や雑貨などを扱うKANCHI HOUSEでは、Tシャツなどのアパレルからアメリカンビンテージの雑貨まで、オーナーのセンスが光るアイテムに出合えます。また、ホビーやおもちゃなどを専門とするショップT3-TOYSでは、子どもから大人まで楽しめるような懐かしいおもちゃやゲーム、最新のホビーグッズが所狭しと並び、宝探し気分を味わえます。さらに、老舗のビンテージショップであるKEEP LEFTでは、他の店とは一味違った、歴史を感じさせる味わい深いアメリカンビンテージアイテムを見つけることができますよ。それぞれの店で個性的なアイテムを探したり、店主と楽しい会話を交わしたりしながら、一日中ショッピングを楽しむことができる、魅力あふれるスポットです。

TOYBOX CAFE（トイボックスカフェ）は、埼玉県幸手市に2024年6月にオープンした、アメリカンポップな空間が話題のハンバーガー専門店です。
お店はカラフルでポップな外観が目印で、一歩足を踏み入れると、まるでアメリカの古い映画に迷い込んだような楽しい雰囲気に包まれます。

店内には、かつての「昭和や平成のアメリカンダイナー」を彷彿とさせる、懐かしいマクドナルドのキャラクターグッズやおもちゃが所狭しと飾られています。
天気の良い日に嬉しいテラス席もあり、ペットと一緒にゆったりとしたひとときを過ごせるところも、人気の理由の一つです。

本格的なUSスタイルのグルメバーガーが名物で、オリジナルのバンズに挟まれたパティは、100パーセントビーフを使った肉厚な仕上がりで、一口頬張るとジューシーな肉のうまみが口いっぱいに広がります。
このボリューム満点のハンバーガーは、自家製のソースや厳選された素材とのバランスが良く、お腹も心も満たしてくれる満足な一品です。

特に、厚切りのベーコンととろけるチーズがたまらないベーコンチーズバーガーは、多くの方が注文する看板メニューの一つです。

さらに、ハンバーガー以外にも多彩なメニューが揃っています。ガッツリ食べたい方には、ハワイアンテイストのロコモコや、スパイシーな味わいが食欲をそそるタコライスもおすすめです。

また、食後のデザートやカフェタイムにぴったりなアメリカンスイーツも充実しています。鮮やかな色合いがキュートなクリームソーダは、見た目も涼しげで人気があります。

たっぷりのフルーツとアイスクリームを添えたバナナスプリットや、ふんわり焼き上げられたパンケーキも、多くの方に愛されています。

焼肉コクジューウ～ 幸手店は、埼玉県幸手市で北海道の美味しいものを心ゆくまで楽しめる、地域に根ざした焼肉居酒屋さんです。東武日光線の幸手駅から歩いて5分ほどの場所にあり、2023年2月にオープンしました。

お店の大きな特徴は、本場・北海道から厳選して仕入れた食材への強いこだわりです。
特に、新鮮なラム肉やジューシーな牛肉、北海道ならではの海産物などが豊富に揃っています。

また、お店の目印になっているのは、親しみやすい牛のマスコットキャラクター「ウ～くん」です。この「ウ～くん」が、お店のコンセプトである「食べたらやみつき秘伝の味」を多くのお客様に届けています。

北海道の美食として外せないのが、羊肉の風味を存分に楽しめるジンギスカンです。鮮度抜群のラム肉に、お店の特製タレを絡めて焼き上げることで、ラム肉が苦手な方でも食べやすいと評判です。

また、牛肉メニューの中でも特に人気を集めているのが、赤身肉の希少部位であるしんしんです。脂っぽさが少なく、さっぱりとした中に肉の深い旨味が感じられるため、何枚でも食べられると好評です。

ジューシーな鶏肉を秘伝の味付けで揚げた北海道名物の鶏のから揚げザンギは、老若男女問わず大人気のメニューです。

肉厚でふっくらとした身が特徴のほっけの開きなどは、七輪で香ばしく焼き上げることで、北海道の海の恵みを存分に堪能できます。

お食事のお供には、お店オリジナルの鬼しぼりサワーがおすすめです。フレッシュな果実の爽やかな酸味がお肉の旨味を一層引き立てます。

兼近大樹・満島真之介・山口馬木也