【メシドラ】山梨県 富士吉田市のロケ地・お店まとめ〔EXIT兼近・満島真之介・向井理〕

2025年9月7日放送の【メシドラ 兼近＆真之介のグルメドライブ】でEXIT兼近さん・満島真之介さんと、向井理さんがロケで紹介した、山梨県 富士吉田市のロケ地・お店をまとめて紹介します。

新倉富士浅間神社は、705年（慶雲3年）に創建された、歴史ある神社です。

当初は甲斐国八代郡荒倉郷（現在の新倉地区）の氏神として祀られていました。807年（大同2年）に富士山が大噴火した際には、朝廷からの勅使が国土の安泰と富士山の鎮火を祈願する祭祀を執り行い、その際に平城天皇より「三国第一山」の称号と、天皇の直筆による勅額などが奉納されたと伝えられています。

戦国時代には、武田信玄の父である信虎が北条氏との戦いの際に新倉山に陣を構え、当社で戦勝祈願をした際に刀を奉納したというエピソードもあります。現在では、災除け、家庭円満、安産、子育ての神様として、地域住民だけでなく国内外から多くの人々が訪れています。

FabCafe Fujiは2022年11月に富士吉田市の本町通りにオープンした、世界中に拠点を持つクリエイティブコミュニティの一つです。富士山を間近に望む「富士みち」と呼ばれる通り沿いに建つこのカフェは、空き家をリノベーションした空間で、富士吉田ならではのこだわりの食事と、地場産業である織物を中心としたクリエイティブコミュニティの拠点として誕生しました。

代表の八木毅さんは美術系大学卒業後、7年間のフランス留学を経て都内でグラフィックデザイナーとして活動し、9年前に富士吉田市に移住して地域創生に携わっています。

店内には、カフェ機能に加えて、アートや建築、テキスタイルなどの専門図書コーナー、リソグラフを楽しめるスペース、そしてコワーキングスペースが併設されています。
元銀行だった建物をリノベーションしたため、天井が高く開放的な空間になっており、大きな窓から自然光が差し込みます。デジタルものづくりマシンも設置され、3Dプリンターやレーザーカッターなどを使った「ものづくり」体験も可能です。

人気はモーニングプレートで、8時から10時までの時間限定メニューです。ベーコン、目玉焼き、サラダ、パンとバターが一皿に美しく盛り付けられた定番の朝食で、観光客からビジネスマン、朝活を楽しむ人々まで幅広い層に愛されています。彩り豊かな見た目と栄養バランスの良さが魅力で、地元の旬野菜をふんだんに使った地産地消にこだわったワンプレートです。黄身がとろりと半熟の目玉焼きは、パンに付けて食べるのがおすすめで、甲府の人気店AKITO COFFEEの豆を使用した香り高いコーヒーと一緒に楽しめます。

自家製ソーセージのホットドッグは、こだわりの自家製ソーセージを使用したボリューム満点の一品で、ランチタイムの定番です。

卵を使わない大豆ミートのベジラザニアは、ベジタリアンの方にも対応したヘルシーな料理で、大豆ミートの旨味がぎっしり詰まっています。

香辛料の効いたスパイスカレーは、体に優しい発酵食品を取り入れた本格的な味わいです。

デザートでは、しっとりとした食感のキャロットケーキが人気で、野菜の自然な甘さを活かした優しい味です。
さらにスコーンやその他の焼き菓子も豊富に用意され、コーヒーや紅茶、話題のコンブチャといったドリンクとの相性も抜群です。どの料理も地元の無農薬栽培野菜を中心とした、体にも環境にも優しい食材選びがなされています。

「セルフ古着フジクロージング」は、山梨県富士吉田市に2022年2月にオープンした、山梨県初となる無人営業の古着ショップです。富士山駅直結ビル2階にある「Us design（ユースデザイン）」の姉妹店です。

オーナーはパーソナルスタイリストのyusukeさんで、古着の魅力をより多くの方に知ってもらいたいという想いから、このお店が誕生しました。

手打ちうどん ムサシは、富士吉田市にある郷土料理「吉田のうどん」の専門店で、北口本宮富士浅間神社からほど近い場所にあります。この地域特有の極太で硬い麺にこだわった名店として、地元の人々はもちろん、富士山観光を訪れる旅行者にも愛され続けています。吉田のうどんは、富士吉田市が誇る郷土料理として2007年に農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」にも選定されており、その歴史は富士山北麓の冷涼な気候と火山性土壌による特殊な環境から生まれました。かつて織物業が盛んだった時代、女性が機織りに専念できるよう男性が力強くうどんを打ったことが、今日の硬くコシのある麺の原点となっています。

ムサシのうどんで最も注目すべき特徴は、2日以上寝かせてグルテンを発酵させた手打ち麺です。この独特な製法により、一般的なうどんでは体験できないほどの強烈なコシと歯ごたえが生まれます。水でしっかりと締められた麺は、噛むほどに小麦の旨みが口の中に広がり、特に冷やしうどんでは富士吉田市内でも最硬級と言われるほどの食べ応えを体験できます。極太で長い麺は、自重で垂れ下がることなく、独特のねじれとカーブを保ったまま提供され、見た目にもインパクト十分です。出汁は煮干しと削りぶしを水出しで丁寧に取ったもので、醤油と味噌をブレンドした深い味わいが麺との相性を完璧に演出しています。

お店の一番人気はムサシうどんで、野菜のかき揚げ、キャベツ、わかめ、油揚げが豪華にトッピングされた看板メニューです。手のひらほどの大きさがある野菜かき揚げは、サクサクの食感とボリューム感で訪れる人々を驚かせます。甘辛く味付けされた油揚げと、シャキシャキとした茹でキャベツは、硬い麺との食感のコントラストを楽しませてくれる重要な脇役です。温かいうどんでも十分に硬い麺ですが、冷やしうどんに比べると優しい食感で、初めて吉田のうどんを体験する方にもおすすめです。

その他の魅力的なメニューとして、独特な冷やしうどんのバリエーションが豊富に揃っています。基本の冷やしうどんに加えて、冷やしうどん（ゆず）、冷やしうどん（ゴマだれ）、冷やしうどん（坦々麺）といった他店では味わえない個性的な味付けを楽しめます。薬味の「すりだね」は一味唐辛子、ごま油、ゴマのペーストをブレンドした店独自の配合で、さらっとした質感でありながら強い辛さが特徴です。馬肉のトッピングは甘く煮付けられており、吉田のうどんの伝統的な具材として味に深みを与えています。また、ガゴメトロロコンブや激辛唐辛子味噌といった珍しいトッピングも用意されており、何度訪れても新しい発見があるお店です。

『シフォン富士』は平成16年に富士吉田市にオープンした、手作りシフォンケーキの専門店です。

店主である野村さんが、もともと趣味で焼いていたシフォンケーキの味に周囲の人たちが「おいしいよね」と声をかけてくれたことが開店のきっかけとなりました。
お店では、一つ一つ丁寧に手作りされた無添加のシフォンケーキが楽しめます。

素材へのこだわりも徹底しており、卵は富士の湧き水で有名な忍野村産の新鮮なものを、牛乳は富士の裾野の朝霧牧場のものを厳選して使用しています。

富士山の形をしたふじフォンと呼ばれるシフォンケーキが名物で、野村さんが富士吉田市に富士山のお土産を作りたいという思いから誕生した、まさに富士山麓ならではの逸品です。
このふじフォンは、2015年に日本ギフト大賞の都道府県賞を受賞し、名実ともに山梨県を代表するお土産として認められています。
型は完全にオリジナルで作成されており、市販の型では理想の富士山の形が作れないため、製鉄所に細かなイメージを伝えて大・小2つの型を特注で製作しました。
富士山の雪をイメージした粉砂糖がかけられ、見た目にも美しい仕上がりとなっています。

お店で一番人気の商品はふじフォン（プレーン）で、デコレーションなしでも十分に満足できる仕上がりを追求して完成。すっきりとした甘さが特徴で、見た目とは裏腹にいくらでも食べられるふんわりしっとりとした食感が魅力です。シンプルだからこそごまかしが効かないため、厳選した原材料と丁寧な手作りによって生み出される品質の高さが際立っています。

フレーバータイプのふじフォンでは、バナナ、抹茶、紅茶、チョコレート、あずきといった様々な味が楽しめ、それぞれ異なる表情の富士山を演出しています。
通常のホールタイプのプレーンシフォンケーキは円筒形で、手間暇かけて丁寧に焼き上げられたふわふわの食感が自慢の一品です。

「BLACK CAT」は、山梨県富士吉田市にある、レザークラフト体験ができる工房です。本格的な革のクラフトワークを手軽に体験できる場所として人気を集めています。

「BLACK CAT」では、オリジナルの革小物やバッグを、道具の使い方や手縫いの基礎から丁寧に教えてもらいながら作ることができます。初めての方でも安心して挑戦できるように、講師がしっかりとサポートしてくれます。イヤリングやキーホルダーのような簡単なものから、ミニショルダーバッグ、トートバッグ、さらにはハンティングチェアのような本格的なアイテムまで、様々な体験メニューが用意されています。それぞれのメニューは2時間程度で完成するものが多いようです。

古民家カフェKONOHANAは2023年4月に富士吉田市上吉田東にオープンした、江戸時代末期の御師住宅を復原したカフェです。

文久元年（1861年）に建てられた国の重要文化財「小佐野家住宅」を現存する建物と古図をもとに正確に復原し、富士急グループの株式会社ピカが運営しています。
ふじさんミュージアムパーク内に建つこの古民家は、かつて富士山を参詣する信者たちが宿泊する御師住宅として使われていた歴史があり、1900年の歴史を持つ北口本宮冨士浅間神社と共に富士山信仰を広めた重要な役割を担っていました。

店内は壁一面ガラス張りの開放的な空間が広がり、季節折々の自然を眺めながら食事を楽しめる設計となっています。8人用の畳張り個室も用意されており、より和の雰囲気を感じられます。

人気は体験・和栗モンブランです。茨城産の和栗をふんだんに使い、お客様自身が専用の道具でマロンクリームを絞りかけて仕上げる体験型デザートとなっています。
オーダーメイドされた専用の道具を使って生絞りするスタイルで、お客様の半数が注文するという大人気ぶりです。
メレンゲにスポンジ、和栗、生クリームのベースに自分で栗ペーストをかけることで、絞りたての濃厚な風味を堪能でき、見た目の楽しさと味わいの豊かさを兼ね備えたスイーツとして多くの方に愛されています。

山梨の銘柄鶏信玄どりスパイスカレーは、カルダモンやコリアンダーなど11種類のスパイスを加えて煮込むことで奥深い味わいに仕上げ、ライスには県産のコシヒカリを使用した地元食材へのこだわりが光る一品です。

また、もちもち生地のナポリ風ピッツァ マルゲリータも人気で、本格的な窯焼きピザを楽しめます。

富士吉田産の地玉子を練り込んだ忍野そばににんにくを効かせたジェノヴェーゼソースを絡めた和洋折衷の蕎麦メニューも提供しており、エビの食感がアクセントとなった意外な組み合わせが多くの常連客を魅了しています。

七輪で焼く焼き団子では、焼くところから楽しめる体験型の和スイーツとして親しまれ、山梨県産フルーツを使用したジュレソーダなど、地元の恵みを活かしたドリンクメニューも充実しています。

兼近大樹・満島真之介・向井理