【マツコの知らない世界】『ご当地屋台村の世界』で紹介したお店・ロケ地まとめ

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放送の【マツコの知らない世界】ご当地屋台村の世界で紹介した、ロケ地・お店をまとめて紹介します。

都心の屋台村

  • 渋谷横丁
  • 新宿カブキhall / 歌舞伎横丁
  • 2024年オープン太阪 道頓堀屋台村祭
  • 2024年オープン沖縄 牧志下町屋台村

ご当地グルメが集結超時短で楽しめる屋台村

北海道帯広「北の屋台」

北の屋台は、北海道帯広市の中心市街地で2001年7月に誕生した屋台村です。JR帯広駅から徒歩5分ほどの繁華街に位置し、160坪ほどの空間に20軒の個性豊かな屋台が立ち並んでいます。かつて帯広の街には「連売市場」と呼ばれる独特な商業施設が数多く存在していました。そのひとつである「一条市場」は火災で失われましたが、その跡地となった駐車場に再び賑わいを取り戻そうと、市民の手で北の屋台が誕生しました。全国各地に広がった屋台村ブームの火付け役となった、屋台村の元祖としても知られています。

この屋台村の大きな特徴は、正式な飲食店営業許可を得ているため、お刺身などの生ものも楽しめる点です。各店舗の厨房は固定式で、コの字型のカウンターのみというコンパクトな造りながら、冬場はしっかりと暖房が完備されており、一年中快適に過ごせます。また、屋台村内の他店舗から出前を頼むこともでき、一つの席に座ったままさまざまな店の味を楽しめることも人気の理由です。カウンター席では、自然と店主や隣のお客さんとの距離が近くなり、地元の方や観光客との会話も弾みます。

北の屋台は、起業を目指す人たちの支援という役割も担っています。契約期間は1期3年で、その間は支店を出さず、店主が常に店に立つことが求められます。この3年間で資金を貯め、顧客を獲得し、帯広市内で新たに店を構えることを目指すというコンセプトです。実際にここから独立して成功を収めた店主も多くいます。開業当初は屋台という形式が珍しく、保健所や警察、消防署からの認可を得るまでに多くの苦労があったそうですが、現在では全国から視察が絶えない中心市街地活性化の成功例として注目されています。

屋台村では、和食、中華、韓国料理、フレンチ、イタリアン、串焼き、燻製料理、デザートなど、多彩なジャンルの料理が楽しめます。農業王国・十勝ならではの新鮮な野菜や肉、沿岸の魚介類を活かした料理が自慢です。たとえば、十勝産の生ラムのタタキ十勝産羊肉を使った料理では、生産者がこだわって育てた羊本来の味わいを堪能できます。十勝産地鶏と黒豚を使った焼き鳥が人気の店や、十勝産小麦を練り込んだ餃子を提供する店もあり、地元食材の魅力を知り尽くした店主たちが腕を振るっています。

フレンチや創作料理の屋台では、本場フランスで修行を積んだシェフによる十勝産食材のピンチョスや、旬の果物を使った創作料理と自然派ワインの組み合わせが好評です。エゾ鹿肉の燻製を提供する燻製専門店では、店主自ら狩猟した食材も扱い、燻製ならではの深い味わいが楽しめます。北のおばんざいを得意とする店では、まるで実家にいるような温かい雰囲気の中、地元生産者から仕入れた食材をふんだんに使った家庭料理を味わえます。

デザート専門の屋台もあり、自家製のパフェやケーキとともにコーヒーで一息つくこともできます。お酒を飲まない方でも気軽に立ち寄れる雰囲気が整っており、女性一人でも安心して訪れることができます。また、店内のトイレは男女別で水洗式、清潔に保たれているのもうれしい配慮です。


食べログ
  • 2001年北海道帯広市にオープン
  • 日本初の屋台村 北の屋台

北の屋台|北海道十勝・帯広

北海道帯広市にある「北の屋台」のホームページです。各店舗のメニュー、定休日、イベント情報などをご紹介します。

kitanoyatai.com

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住所 北海道帯広市西1条南10-7 北の屋台いきぬき通り一番街

青森県八戸「みろく横丁」

八戸屋台村 みろく横丁は、青森県八戸市の三日町と六日町を結ぶ形で作られた賑やかな屋台街です。その名前は、両町の頭文字「三」と「六」から「みろく」と名付けられました。2002年(平成14年)11月19日に誕生し、同年12月1日の東北新幹線八戸駅開業に合わせて、訪れるお客様へのおもてなしの場として地元の熱意で実現しました。

横丁には26軒の固定式屋台が立ち並び、八戸の夜の賑わいを彩っています。地元の方々はもちろん、多くの観光客にも愛され、三日町側は「おんで市」、六日町側は「やぁんせ市」と呼ばれています。これらの名前は八戸弁で「いらっしゃいませ」を意味する「おんでやぁんせ」に由来し、温かみのある雰囲気を醸し出しています。

みろく横丁の特徴は、「日本初の環境対応型屋台村」を掲げ、環境マネジメントシステムの認証取得など、環境保全に取り組んでいる点です。また、若手起業家の育成にも力を入れており、数年ごとの契約期間で店舗を運営することで、中心市街地の活性化にも貢献しています。この仕組みにより新しい店主が次々と登場し、常に新しい魅力に出会えます。2024年(令和6年)4月には半数の屋台が入れ替わる大規模リニューアルが行われ、訪れる度に新たな発見があるのも魅力の一つです。

各屋台は店主を囲む形で8人ほどの客席があり、距離の近さから人情味あふれる交流が生まれます。八戸ならではの新鮮な魚介類を使った料理や、串焼き、ビストロ風の小皿料理など、和洋中問わず多彩なメニューが揃っています。八戸の地酒も豊富で、店主との会話を楽しみながら心地よい時間を過ごせます。一軒でゆっくり過ごすのも良いですが、複数の屋台を巡る「ハシゴ酒」もおすすめです。

ぜひ味わっていただきたい名物料理には、郷土料理のせんべい汁があります。だしを吸ってモチモチになった南部せんべいが特徴で、体を温めてくれます。また、寒い季節には各店自慢のおでんも人気です。さらに、昔ながらのあっさりした味わいの八戸ラーメンは飲んだ後の締めに最適。店舗の入れ替え制度のおかげで、熟成牛タン焼きや「美保野ポーク」を使った創作料理など、新しい名物にも出会えるかもしれません。

みろく横丁は、八戸の食の魅力がぎゅっと詰まった、活気と人情あふれる場所です。

  • ひよこ
    活ホヤ 800円
  • お台どころ ねね
    3点貝焼き
    せんべい汁 600円
  • 南部せんべい 180円
  • 八戸焼前沖鯖 380円
  • 十和田ガーリックポークソーセージ 230円
  • パイカ(豚バラ軟骨)煮の炙り 600円
  • 馬刺し 1300円
  • 東北新幹線八戸駅開業にあわせて
    中心市街地活性化を目的に2002年オープン
  • イカメンチ
    イカをミンチにして揚げた津軽地方の郷土料理
八戸屋台村 みろく横丁

八戸屋台村 みろく横丁 | 青森県八戸市中心街 26店舗の屋台村です。

青森県八戸市中心街 26店舗の屋台村です。

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住所 青森県八戸市三日町

北海道函館「大門横丁」

函館ひかりの屋台 大門横丁 は、JR函館駅から徒歩わずか5分ほどの場所に位置する、北海道内でも屈指の規模を誇る屋台村です。かつて青函連絡船が就航し、北洋漁業で栄えた函館駅前・大門(だいもん)地区の賑わいを再び取り戻すため、地域活性化に取り組む人々と商店街の熱意ある協力によって、2005年10月23日に誕生しました。オープン以来、市民はもちろん、多くの観光客で賑わう人気スポットとなっています。

約800平方メートルの敷地内には、個性豊かな26軒の飲食店が軒を連ねており、その規模は東北以北の地域で最大級と言われています。各店舗はカウンター席が中心で、10人も入れば満席になるほどのこぢんまりとした造りです。この「狭さ」こそが、訪れる人々同士や店主との距離を自然に縮め、温かな交流が生まれる魅力となっています。気軽に立ち寄れる雰囲気は、旅の思い出だけでなく、人とのふれあいを楽しむ場としても愛されています。また、不定期に周辺の飲食店も参加する「大門バル」などのイベントが開催され、街全体を盛り上げる中心的な存在となっています。

横丁で楽しめる料理は多種多様です。北海道の新鮮な海の幸を堪能できる海鮮料理店、手作りの温かみあふれる家庭料理やおばんざいの店、熱々のおでんなど、和食の定番が充実しています。その一方で、イタリアンや韓国料理、本格アジア料理の店も揃い、訪れる人を飽きさせません。気軽に店をハシゴしながら、その日の気分にぴったりの一杯と出会えるのも、この屋台村ならではの魅力です。

この横丁の中でも特におすすめのグルメをご紹介します。羊肉特有のクセを抑え、自家製のタレで味わうジンギスカン専門店「ラムジン」の炭火焼き函館グルメジンギスカンは、ジンギスカン初心者でも虜になること間違いなしの逸品です。また、函館ラーメンの王道「龍鳳」の新函館ラーメンは、飲んだ後の〆にもぴったりで、地元でも評判の一杯です。さらに、「柏や」のひとくち天ぷらは、サクサクの衣と揚げたての美味しさが魅力で、軽く一杯楽しむ際のお供に最適です。このように、各店が厳選した食材と確かな腕前を活かし、函館の「食のコミュニティ」を築き上げています。

  • 炉ばた 大謀
    活〆真イカ(肝付き) 1000円
  • エゾシカのステーキ
  • 空き店舗が増えた函館駅前の
    活気を取り戻すため2005年にオープン
  • 26店
  • 大謀は地元の網元直営の屋台
    定置網にかかったイカを船上で活人にするので鮮度板群

【ひかりの屋台大門横丁】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet

ひかりの屋台大門横丁の観光情報 営業期間:その他:営業時間 11:00?1:00 営業時間および定休日は各店舗により異なる、交通アクセス:(1)JR函館駅 徒歩 7分 0.5km。ひかりの屋台大門横丁……

函館ひかりの屋台 大門横丁

hakodate-yatai.com…

hakodate-yatai.com

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住所 北海道函館市松風町7−5
電話 0138-24-0033

タイパ最強!鹿児島「かごっまふるさと屋台村」

かごっまふるさと屋台村は、鹿児島中央駅から徒歩すぐの場所にあり、県内各地の食文化を一度に楽しめるグルメスポットです。2012年4月に鹿児島の郷土料理を気軽に味わえる施設として誕生し、多くの観光客や地元の人々に親しまれてきました。当初は鹿児島中央駅東口前に25店舗が並び、昭和のレトロな屋台風情を再現した造りが話題となりました。しかし、この施設は期間限定での運営だったため、2020年末にいったん閉村しました。

屋台村は、鹿児島の食と焼酎文化を全国に広め、市街地の活性化や若手起業家の支援を目的としていました。そして2022年7月、その人気の高さから新しい形で復活。現在は鹿児島中央ターミナルビル地下「バスチカエリア」に18店舗、中央駅前「ライカエリア」に7店舗、計25店舗が営業しています。新しい屋台村は屋内にあるため、雨や火山灰の影響を受けず、快適に過ごせます。また、北薩摩、南薩摩・離島、大隅の3エリアに分かれ、それぞれの地域の特産品や料理を楽しめる工夫がされています。

屋台村の魅力は、鹿児島の多彩な味を一カ所で楽しめること。各店舗は地元の旬の食材にこだわり、伝統的な郷土料理から新しいスタイルの料理まで幅広いメニューを提供しています。カウンター席中心の店舗が多く、一人でも気軽に立ち寄れるのが魅力。また、複数の店舗を訪れて食べ歩くスタイルも定番で、少しずつ多様な味を楽しめます。店主たちは鹿児島弁で温かく迎えてくれ、観光スポットのアドバイスもしてくれることがあります。

料理の中でも特に人気なのが黒豚しゃぶしゃぶ。鹿児島の黒豚は脂の甘みときめ細やかな肉質が特徴で、天然温泉水を使った出汁でしゃぶしゃぶにすると旨味が際立ちます。特製ポン酢とも相性抜群で、多くの人がリピートする人気メニューです。また、鹿児島黒牛のすき焼き鍋も見逃せません。A4、A5等級の霜降り肉を使ったすき焼きはとろけるような口どけで、焼酎との相性も抜群です。

海鮮料理も豊富で、きびなごは鹿児島を代表する小魚。新鮮な刺身は輝くような美しさで、酢味噌で食べるのが地元流です。長島産の茶ぶりやカンパチ、カツオの藁焼きなど、旬の魚介も味わえます。また、さつま揚げは揚げたてを楽しめるのが嬉しいポイントです。

奄美料理も豊富で、鶏飯は奄美の代表的な料理。ご飯の上に鶏肉やシイタケ、錦糸卵を乗せ、鶏出汁をかけていただきます。パパイヤ漬けやみかんの皮などの薬味が風味を引き立て、さっぱりとした味わいです。

焼酎も充実しており、芋焼酎から奄美の黒糖焼酎まで揃っています。屋台村オリジナルの芋焼酎は香り豊かでまろやかな口当たりが人気。各店舗で30種類以上の焼酎を取り揃えており、飲み比べも楽しめます。お湯割り、水割り、ロックなど、お好みの飲み方で鹿児島の夜を満喫できます。


食べログ
  • SATSUMA
    きびなご刺身 900円
  • 八木男
    桜島美湯豚かつ
  • 名物元祖かつおの燻し焼き 829円
  • TAGIRUBA
    赤土じゃがいものポテトサラダ
  • ケンムン酒場
    奄美大島の郷土料理 鶏飯
  • タイパ最強!
  • ハシゴ酒するお客さん用にハーフサイズを提供
  • きびなご刺身
    身が引き締まり骨が柔らかくなる、冬がベスト
  • 桜島美湯豚
    天然温泉水で育ちさっぱりとした脂身
【公式】かごっまふるさと屋台村

かごっまふるさと屋台村公式サイト – 【公式】かごっまふるさと屋台村

鹿児島の観光 とグルメの拠点として全25店舗が営業中。2つのエリアの屋台村は、鹿児島中央ターミナルビル地下1階の「バスチカ屋台村エリア」と、ライカ19201階の「ライカ屋台村エリア」の全25店舗。鹿児島の名物グルメや各店舗おすすめの本格焼酎を思い切り楽しむことができます。

www.kagoshima-yataimura.info

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住所 鹿児島県鹿児島市中央町11 鹿児島中央ターミナルビル B1F かごっまふるさと屋台村
電話 050-5589-8262

スタジオに屋台を再現・マツコさんが試食

茶ぶり大根 鹿児島「火の玉ボーイ かごっまふるさと屋台村」

火の玉ボーイは、鹿児島中央駅に直結する複合施設の地下、賑わいの場所「かごっまふるさと屋台村」(バスチカ)にある、長島町の恵みを丸ごと味わえる海鮮と炭火焼きのお店です。
鹿児島県の北西に位置する長島町は、養殖ブリの生産量が日本一を誇る地域で、その豊かな海の幸、山の幸を求めて、地元の方はもちろん観光客にも人気を集めています。長島の新鮮な食材をお酒とともに気軽に楽しめるのが、このお店の魅力です。

このお店の最大の看板メニューといえば、長島町の豊かな自然の中で育てられたブランド魚「茶ぶり(ちゃぶり)」です。この「茶ぶり」は、エサに緑茶や黒酢、高麗人参などを混ぜて与えることで、適度な脂がのりつつも、しつこさのないバランスの良い甘味が引き出されています。口の中でとろける濃厚な旨味は、天然の魚にも負けない極上の味わいと評判です。

人気のメニュー長島刺身船盛りは外せません。その日に仕入れた旬の鮮魚と自慢の「茶ぶり」を豪快に盛り合わせた一皿は、見た目も華やかで旅行気分を盛り上げてくれます。

お昼の時間帯には、お刺身の内容が季節や天候により変わる長島お刺身定食や、お刺身、自家製タルタルの魚フライ、若鶏の唐揚げ、鶏つくね照り揚げ、鮮魚のあら炊きなど、お店自慢の味が楽しめるメニューの中から2品を選べる「選べるランチ定食」もあり、気軽に立ち寄ることができます。

また、長島産の赤鶏を炭火で焼き上げる料理も、海の幸に並ぶこのお店の名物です。
旨味が凝縮された赤鶏を炭火で香ばしく仕上げた炭火焼きは、噛むほどにジューシーな肉の味わいが広がり、焼酎との相性も抜群です。そのほか、新鮮な海の幸をたっぷり使い、豪快に混ぜ合わせて楽しむ火の玉海鮮バクダン丼も、海鮮好きにはたまらない一品です。長島産の赤土じゃがいもや島レモンなど、大地の恵みを活かしたメニューも豊富で、長島の魅力を存分に体験できます。焼酎だけでなく、旬の果実を贅沢に使ったサワーなど、女性にも飲みやすいドリンクが多いことも、このお店が幅広い世代に親しまれている理由の一つです。

  • 茶ぶり大根 900円
  • 地鶏の炭火焼き 1400円
  • 屋台村オリジナル焼酎 290円
  • 茶ぶり大根
    お茶のポリフェノール効果で余分な脂が落ち旨みが凝縮
    鹿児島県産の大根を九州醤油入りの特製ダレで10時間煮込んだ茶ぶり大根
  • 地鶏の炭火焼き
    鹿児島県産の赤鶏を炭火でジューシーに焼き上げ炭の香ばしさでお酒がすすむ
公式サイト

かごっまふるさと屋台村公式サイト

鹿児島の観光 とグルメの拠点として全25店舗が営業中。2つのエリアの屋台村は、鹿児島中央ターミナルビル地下1階の「バスチカ屋台村エリア」と、ライカ19201階の「ライカ屋台村エリア」の全25店舗。鹿児……

kagoshima-yataimura.info

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住所 鹿児島県鹿児島市中央町11番地 鹿児島中央ターミナルビル 地下1階 かごっまふるさと屋台村内 火の玉ボーイ

餃子とワイン 帯広「行雲(ユクモ 北の屋台)」

行雲は、北海道帯広市の中心市街地にある名物スポット「北の屋台」で、多くの人々から愛されている餃子バルです。この屋台村そのものが、帯広の街を元気にしたいという強い願いを持った市民の熱意によって、1990年代後半の街の空洞化という状況を乗り越えようと企画され、2001年7月に誕生しました。和食や中華、フレンチなど約20軒の個性豊かな屋台が軒を並べ、十勝平野の豊かな食材を活かしたメニューを気軽に楽しめるところとして、現在では帯広の新名所として定着しています。

行雲は、そんな「北の屋台」の中でも、「餃子バル」という新しいスタイルを打ち出しているのが大きな特徴です。屋台ならではの、店主やお隣のお客さんとの距離の近さも魅力ですが、特にこちらでは、ワインに合う餃子を追求し、その品揃えも充実させています。ビールだけでなく、餃子とワインのマリアージュを楽しむという、今までになかった提案をしていることが、多くの方に支持されています。

マツコさんが食べた十勝の塩キョーザの餡は白菜ピーマン・玉ねぎ・豚肉・ニンニクの代わりにセロリを使用。それを 十勝広尾町産の十勝広尾産の塩(1kg1万円)で味付け。その餃子を鉄鍋で焼けば中はジューシー・外はカリッカリに。

名物の餃子にはいくつもの種類があり、試行錯誤を重ねた工夫が見られます。特に注目したいのは、ニラを使わずに野菜の旨みを最大限に引き出した優しい味わいの野菜餃子です。また、洋風のエッセンスを取り入れたボロネーゼ餃子は、通常の屋台のイメージをくつがえす、創作的な一品として人気を集めています。

さらに、洋風バルとしてのこだわりを感じられる品も豊富です。例えば、香ばしく焼かれたチーズの羽が付いた餃子は、見た目も華やかで食欲をそそる一品です。他にも、素材の味がストレートに楽しめるシンプルな塩餃子もあり、食べ比べを楽しめます。 餃子だけでなく、濃厚なチーズの風味がホクホクのじゃがいもと絶妙にマッチするラクレットなどのチーズ料理も提供していて、ワイン好きにはたまらないラインアップとなっています。十勝産の豚肉を使用したポークチャップのような肉料理も、地元の味を堪能できると評判です。夜の帯広で、人と人とのふれあいを感じながら、新しい餃子の魅力を発見できる屋台です。


食べログ
  • 十勝の塩餃子 4個入 650円
  • 鶏ごぼう餃子
  • 北の屋台で2017年オープン
  • 高橋さん夫妻が作る
    絶品餃子と白ワインのペアリング
Retty

餃子バル 行雲 北の屋台 – Retty(レッティ)

こちらは『餃子バル 行雲 北の屋台(帯広/居酒屋)』のお店ページです。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

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住所 北海道帯広市西1条南10-7 北の屋台
電話 090-6449-9848

若手店主の挑戦の場屋台村から超人気店が誕生

  • 北海道帯広市マリヨンヌ
    2014年北海道の「北の屋台」オープン
    フランスのレストランガイドブックに5年連続掲載
  • カブト揚げよ~いどん!
    2012年宇都宮屋台横丁からスタート
  • 餃子バル行雲 北の屋台(北海道)

探索するワクワク感!超ディープな昭和遺産2選

石川県 金沢中央味食街「一休庵 恵子 Ikkyuan Keiko」

癒し処 一休庵 恵子は、金沢の片町にあり、昭和ロマンを感じさせる「金沢中央味食街」の一角にお店を構えています。この中央味食街は、もともと床下に車輪がついた屋台が時を経て現在の建物へと変わったという独特な歴史を持ち、低い軒先とカウンター席だけの小さな店が並ぶ、ディープな雰囲気のスポットとして知られています。
一歩足を踏み入れると、昭和の活気がそのまま残っているかのような空気を感じられます。

こちらのお店の大きな特徴は、割烹着姿の女将・恵子さんが温かい人柄と家庭的な料理で訪れるお客様を優しく迎えてくれることです。
特に、女将さんの人脈で能登地方から思わぬ天然の高級食材が突然届けられることがあり、旅人を驚かせ、喜ばせています。メニューは、カウンターに並べられた旬の素材を使った大皿料理が中心で、女将さんのおまかせでその日のとっておきの料理を楽しむのが、このお店らしい粋な楽しみ方です。

料理は、旬の素材にこだわった和のテイストで、まるで実家に帰ったような、やさしい「おふくろの味」が中心です。
金沢の田舎料理である牛すじ煮込みは、じっくりと煮込まれた牛すじと出汁の旨みが深く、多くの常連さんに愛されている人気の一品。
また、手作りの出汁巻卵もふっくらとやさしい口当たりで、日本酒や焼酎のお供にぴったりです。

その他にも、金沢ならではの味わいを楽しめるお料理が並びます。たとえば、加賀車麩の煮物は、出汁をたっぷり吸い込んだお麩の食感としみじみとした味わいが格別。素材の良さと女将さんの煮物の腕前が光る、ほっとする一品です。
さらに、お酒好きの方には金沢でポピュラーな珍味である氷頭もおすすめです。これは鮭の鼻先の軟骨を酢の物にしたもので、氷のように透き通った軟骨のコリコリとした食感が楽しく、日本酒の肴に最高です。

  • 車麩の煮物
  • かぼちゃと小豆のいとこ煮
  • かぶらずし
  • 真子の煮付け
  • 割烹料理を営んでいた恵子さんが15年前に始めた小料理店
  • べろぺろ(えびす)
    出し汁に寒天と溶き卵を加えて冷やし固めた石川県の郷土料理
一休.comレストラン

レストラン予約 [一休.comレストラン]

ワンランク上のレストラン予約。地域やジャンルからカンタン検索、ネット予約。一休だけの限定メニューやお店・メニューの写真・利用者の感想などレストラン情報満載。記念日ディナー、接待に是非!…

住所 石川県金沢市片町2丁目13−8 金沢中央味食街 Kanazawa Chuo Aji Food Street, 2-13-8 Katamachi, Kanazawa City
電話 090-8265-8074

八戸の迷路横丁「山き(やまき)」

  • たぬき小路 昭和20年代前半に命名
  • 五番街 昭和30年代後半に誕生 
  • 長横町れんさ街
    洋酒喫茶プリンス
  • ハーモニカ横町
青森県八戸市で、長横町れんさ街の趣深い路地に明かりを灯す山きは、旅情あふれる空間で郷土の味を楽しめるとっておきの居酒屋さんです。お店がある長横町れんさ街は、終戦直後の1945年頃から八戸の中心飲食街として発展してきた歴史を持ち、かつては八戸藩の家老の屋敷があった場所としても知られています。そんな歴史の詰まった横丁で、山きはもともと寿司屋さんとして営業していましたが、先代のご主人が亡くなったあと、2005年頃から女将さんが暖簾を引き継ぎ、家庭的で心温まる料理を出してくれる小料理屋へと姿を変えました。お店を初めてから30年近い時が経っても、大きな改装はせず大切に使われてきた店内には、昭和の面影が色濃く残り、訪れる人をどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

山きの最大の魅力は、その歴史的な雰囲気と、名だたる著名人たちに愛されてきたエピソードにあります。こちらの店内は、JR東日本「大人の休日倶楽部」のテレビコマーシャルで、女優の吉永小百合さんが撮影された舞台となりました。旅と酒場を愛する人々の間で知られ、酒場詩人の太田和彦さんや俳優の角野卓造さんも足を運んでいるお店として、その質の高さと居心地の良さが広く知られています。カウンター越しに女将さんがお客さんと交わす温かい会話も、このお店ならではの特徴で、初めて訪れるおひとり様でも安心して過ごせるのが嬉しいところです。大皿に盛られたお惣菜は、その日の仕入れや女将さんの気分によって変わるため、まるで実家に帰ってきたような日替わりの楽しみがあります。

八戸の美味しい地酒と合わせてぜひ味わっていただきたいのが、壁に貼られた短冊に書かれた数々の地元の料理です。八戸の飲食店でのみ飲むことが許されている限定流通の日本酒、陸奥八仙 純米酒は、この土地の食事との相性を考えて造られた特別な一杯で、旅の夜を豊かに彩ってくれることでしょう。そのほかにも、新鮮な魚介が豊富な八戸らしく、旬の素材を使ったイカのお刺身は、コリコリとした食感と噛むほどに広がる甘みが格別だと評判です。また、季節によっては、甘辛く煮付けられたさんまの煮付けなど、丁寧な仕事が施された郷土のおかずがカウンターを賑わせます。

このお店でぜひ注文したい郷土料理の代表格がかっけです。これは蕎麦や小麦を伸ばすときに出る「かけら」を無駄にしないようにと工夫された、青森県南部に伝わる家庭料理で、三角形に切った薄い麺を熱々の汁でいただく素朴で心安らぐ一品です。出汁のきいた汁につけて食べるそばかっけ小麦のかっけは、ほっこりとした味わいで、冷えた体を芯から温めてくれます。また、同じく八戸を代表する郷土の汁物料理にひっつみがあり、小麦粉を水でこねて手でちぎった「ひっつみ」を野菜などと一緒に煮込む、どこか懐かしい味わいです。昔ながらの八戸の横丁文化に触れながら、女将さんの優しい手作りの味と、歴史に彩られた特別な空間で、思い出に残るひとときをお過ごしください。


食べログ
  • 青森の郷土料理 かっけ
    具材は豆腐と三角形の平打ちの生地2種類
  • 美人女将の山道圭子さん
  • 青森のディープなご当地グルメ
Retty

山き – Retty(レッティ)

こちらは『山き(八戸/居酒屋)』のお店ページです。実名でのオススメが3件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

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住所 青森県八戸市長横町18
電話 0178-44-0711

マツコデラックス

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この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!