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京都「弥栄会館」
祇園甲部歌舞練場の隣にあり、かつては興行を行う劇場として利用されてきた場所です。国の登録有形文化財にも指定されており、歴史的価値の高い建物として知られています。
この建物の大きな特徴は、和風の意匠と洋風のモダンさが美しく融合した、いわゆる和洋折衷の建築様式にあります。設計は、大阪松竹座や東京劇場など、数多くの劇場建築を手がけた木村得三郎氏が担当しました。鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上5階・地下1階建てで、正面中央の塔屋のような部分は、まるで城郭の天守を思わせる重厚な造形をしています。さらに、各階には銅板瓦葺の屋根が設けられており、その瓦には祇園甲部の紋章がさりげなくあしらわれているところにも、歴史と文化が息づいています。
かつて弥栄会館の一階には、外国人観光客にも人気の高かった劇場「ギオンコーナー」がありました。ここは、「日本の伝統芸能を約1時間で手軽に楽しめる」というコンセプトのもと、夜の観光施設として1962年(昭和37年)に開設されたものです。短い時間で京の文化に触れられるとあって、国内外の多くの方が訪れました。現在は、改修工事のため会場を祇園甲部歌舞練場の小劇場に移していますが、公演は続いています。
ギオンコーナーの公演では、優雅な京舞をはじめ、日本の伝統文化である茶道、華道、そして箏曲、雅楽、狂言、文楽といった七種類の伝統芸能を一度に鑑賞できることが魅力です。特に、舞妓さんが優美に舞う京舞は、華やかな祇園の雰囲気を肌で感じられると評判を集めました。また、会館のロビーには、舞妓さんの花かんざしや髪型に関する展示がある舞妓ギャラリーも設けられており、公演以外にも花街の文化に触れることができました。
- 国登録有形文化財
- 1936年施工
| 住所 | 京都府京都市東山区祇園町南側 |
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旧奈良監獄を活用した計画中ホテル「星のや奈良監獄」
この場所は、明治政府が目指した国際標準の監獄建築として、明治41年(1908年)に完成した五大監獄の一つであり、そのうち唯一、往時の姿を今に伝える大変貴重な建築物です。
長年にわたり奈良少年刑務所として使用されてきましたが、歴史的・意匠的な価値が認められ、2017年に国の重要文化財に指定されました。重厚な赤レンガ造りの建物が象徴的で、まるでヨーロッパの古城のような美しい外観をしています。
この施設が持つ最大の魅力は、看守が立つ中央の監視所を中心にして、5棟の舎房が扇のように放射状に伸びる「ハビランド・システム」という独特な構造にあります。
設計は、数多くの官公庁舎建築に携わった司法省営繕課の山下啓次郎によるものと伝えられています。
建物の外観はロマネスク様式を基調としており、整然とした左右対称の配置計画とともに、優れた意匠が特徴です。
この貴重な近代建築を舞台に、星野リゾートの最高級ブランド「星のや」として、歴史の重みを感じるラグジュアリーな滞在が生まれることになります。
ホテルとして再生される客室では、かつて一室約5平方メートルだった独居房を、いくつも繋ぎ合わせて広々とした贅沢な空間へと生まれ変わらせる予定です。
かつての重い独房の扉がそのまま残るなど、歴史を感じながらも、現代的な快適さと非日常なひとときを過ごせるようになります。
- 旧奈良監獄を活用した計画中ホテル
星野リゾート公式サイト。各地にあるリゾートホテル・温泉旅館・スキー場などの最新情報、空室情報、旅行の魅力などについてご案内します。ご予約は当サイトが最もお得です。…
hoshinoresorts.com
| 住所 | 奈良県奈良市般若寺町18 |
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まさかの場所に泊まれる!全国の激レア文化財の宿
任天堂の本社 京都「丸福樓」
1889年、山内房治郎氏が花札の製造販売を始めた場所であり、ホテル名はかつて任天堂が株式会社として設立された際の商号「丸福株式会社」から取られています。
昭和初期の1930年に建てられた旧本社社屋は、事務棟、住宅棟、倉庫棟の三つの建物で構成されていました。このアール・デコ様式の美しい建物を生かし、世界的な建築家・安藤忠雄氏が設計監修したモダンな新棟を融合させ、歴史と現代が交差する空間として生まれ変わりました。
このホテルの大きな特徴は、宿泊客をお迎えするオールインクルーシブスタイルです。
夕食や朝食だけでなく、ラウンジでの軽食や飲み物、お部屋のミニバーまですべて宿泊料金に含まれており、まるで友人の家に招かれたかのような自由で豊かな時間が楽しめます。
また、ホテル内には創業家山内家が監修したライブラリー「dNa」があり、任天堂の歩みや文化を感じられる空間が広がります。厳選された書籍や花札をモチーフにしたアートが飾られ、静かに思索を深める贅沢な時間をお過ごしいただけます。
お食事も丸福樓での旅の楽しみの一つです。
料理研究家細川亜衣氏がプロデュースしたダイニングcarta.(カルタ)では、季節の移ろいを大切にした、体に優しく彩り豊かな無国籍料理がいただけ、夕食にはこのホテルのために作られたシグネチャーメニューを、朝食には洋風と和風から選べるメニューが用意されています。
さらに、旧本社社屋の一角に静かに暖簾を掲げる天ぷらまるふくも見逃せません。
白木が美しいカウンター席では、職人が京都を中心とした旬の食材を厳選し、目の前で一つひとつ丁寧に揚げるおまかせ天ぷら会席がいただけます。
料亭 福井県越前市「多葉喜」
建物は、明治25年(1892年)に創業し、百二十年以上にわたりこの武生という街の歴史と文化を紡いできた老舗料亭「多葉喜」を再生したもの。
かつては地域の要人や政財界の賓客を迎える迎賓の場として、格式高い空間を提供していました。惜しまれながらも2019年にその歴史にいったん幕を閉じましたが、解体という危機を乗り越え、地元出身の建築家による「多葉喜再生プロジェクト」によって、2024年より一棟貸しの宿「和宿 多葉喜」と「カフェたばき」として再び生まれ変わりました。
- 明治時代から続く料亭
- 1892年竣工
- 1泊 72000円~(6名まで)
和宿 多葉喜の宿泊・予約情報。越前たけふ物語に、泊まる。/じゃらんならお得な期間限定プランや直前割引情報が満載。当日/直前のオンライン予約もOK。和宿 多葉喜の宿泊予約は国内最大級の旅行情報サイト<じ……
百年余の歴史を持つ料亭「多葉喜」。ハイカラな明治、モダンな大正そして昭和平成と連綿と続いてきた武生の歴史と文化を紡いできた場所です。その多葉喜が、2024年春、宿泊施設として再生しました。…
tabaki.jp
| 住所 | 福井県越前市吾妻町2-23 |
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| 電話 | 不明の為情報お待ちしております |
大正期の医院 広島県呉市「GUESTHOUSE醫(Bar醫)」
この建物は、大正時代に建てられた築100年を超える「旧越智医院」で、2017年3月28日にゲストハウスとして生まれ変わりました。宿の名前は、旧医院の看板にあった旧字体「醫(くすし)」から名付けられ、旅人の心と体を癒したいというオーナーの願いが込められています。
館内には、建築当初からの柱や土壁、鯉の彫刻などが残されています。
元病院の診察台や医療器具も展示され、建物の時間が止まったような空間です。大きな観音開きの窓からは、波打ちガラス越しに瀬戸内海の風景を望めます。
映画『旅の贈りもの 0:00発』、アニメ映画『ももへの手紙』、大手飲料メーカーのCMのロケ地にもなり、御手洗のシンボル的な建物です。
部屋はドミトリーや個室のほかに、贅沢な「離れ宿 杏庵(きょうあん)」があります。
これは、大正時代のお茶室付きの建物をリノベーションした一棟貸切・一組限定のお宿です。
お茶室は、約80年前に病棟を建て替えた際に、宝くじの当選金で全額賄われた縁起の良いエピソードがあります。茶室の壁や天井は当時のままです。
1階の共有居間は畳敷きで、宿泊者同士が語り合ったり、フリードリンクのコーヒーや緑茶を飲みながら読書を楽しめます。
自炊可能なキッチン、冷蔵庫、電子レンジも完備。近隣の食事処だけでなく、島の食材で料理も楽しめます。
- 1泊 一室8000円~(2名まで)
- 大正時代の診療所を改装
| 住所 | 広島県呉市豊町御手洗255−2 |
|---|---|
| 電話 | 050-3558-4141 |
元銀行 兵庫県豊岡「TOYOOKA1925」
1925年の北但大震災からの復興と近代化への気概を象徴する「豊岡復興建築群」の一つで、近代日本を代表する建築家、渡邉節氏が設計し、2006年には国の登録有形文化財に指定されました。
2024年にリニューアルオープンし、全6室の宿泊施設として生まれ変わりました。
ルネッサンス様式とアールデコのデザインが融合した建築美が魅力です。
かつて銀行の窓口だった吹き抜けのメインホールは、高い天井とアーチ状の壁の装飾が特徴で、現在はレセプションとダイニングとして利用されています。
客室は6室のみで、静かでゆったりとした滞在が可能です。宿泊客専用ゲストラウンジでは、アルコールを含むさまざまなドリンクを自由に楽しめます。
食事は豊岡の旬の恵みをふんだんに使った洋食、但馬キュイジーヌが人気です。
地元の新鮮な食材をフレンチやイタリアンの技法で調理し、食材本来のおいしさを引き出しています。
特に、朝日が差し込むホールで提供される地元食材を生かした洋朝食は、旅の始まりを心穏やかにしてくれます。
レストランでいただけるメニューには、宿の名前にも通じる、当時の文化を伝える遊び心が込められています。
たとえば、どこか懐かしい響きを持つ1925のミルクセーキや、定番でありながら洗練された1925のオムライス、そして1925のカツレツといった、1925年頃に親しまれていたであろう洋食をイメージした品々が並びます。
もちろん、地元の豊かな食材も自慢で、例えば赤身の旨さが格別な但馬牛を味わえる一品や、冬の味覚の王様であるカニを使った洋風のアレンジも見逃せません。
- 旧兵庫縣農工銀行豊岡支店
- 有形文化財の田兵庫県農工銀行豊岡支店を改装
ルネッサンス様式を取り入れた銀行建築
TOYOOKA1925 A Landmark Hotel Preserving the City’s Memories…
| 住所 | 兵庫県豊岡市中央町11-22 |
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髙島屋東別館 大阪「シタディーンなんば大阪」
昭和初期に建てられた国の重要文化財「髙島屋東別館」をリノベーションし、格式高い雰囲気と現代的な快適さを融合させました。
フランス発祥のサービスアパートメントブランド「シタディーン」が運営し、ブランド名はフランス語で「都市生活者」を意味します。
このホテルの特徴は、一泊から長期滞在まで対応できる「サービスアパートメント」です。
旅先でも地元のように自由に過ごせます。全313室のうち、多くの客室には調理器具や食器が揃ったキッチンがあり、自分で料理を楽しめます。
一部のお部屋には洗濯乾燥機もあり、家族連れや小さなお子様がいるご家庭も快適に過ごせます。
1階のカジュアルイタリアンレストラン「numero five」では、国際色豊かなブッフェスタイルの朝食、本格的なパスタと新鮮な野菜のサラダビュッフェ、ゆったりとした空間で楽しめる本格的なフルコース料理を提供しています。
- 国の重要文化財
- 髙島屋東別館
- 1937年竣工
シタディーンなんば大阪の宿泊・予約情報・2名税込27588円~。重要文化財の歴史ある建物と、ゆったりとくつろげるモダンな空間/じゃらんならお得な期間限定プランや直前割引情報が満載。当日/直前のオンライ……
| 住所 | 大阪府大阪市浪速区日本橋3丁目5−25 |
|---|---|
| 電話 | 06-6695-7150 |
激しア建築の宝庫「広島県尾道」
- 今では建てられない激しア建築の宝庫広島県尾道
せとうち 湊のやど 島居邸洋館
昭和6年(1931年)築の擬洋風建築で、スクラッチタイルの塀に囲まれています。明治時代にこの地を所有していた豪商、島居氏にちなんで名付けられました。
尾道の滞在人口増を目的とし、2012年に地元の事業者が再生事業を行い、現代の旅人がくつろげる空間へと生まれ変わりました。
歴史ある梁や柱はそのまま残し、カキ殻の粉末を使った瀬戸漆喰などの自然素材で内装を整え、ノスタルジーと安らぎが共存する独特の雰囲気です。
この宿の最大の特徴は「貸家」というスタイルです。チェックイン後、スタッフは姿を消し、まるで尾道の住人になったかのように、プライベートな時間をお過ごしいただけます。
洋館は東西に分けられ、尾道水道を望むバルコニーのある東側の棟は望/ぼう、蔵を改装した吹き抜けのダイニングキッチンが個性的な西側の棟は蒼/そうと名付けられています。一棟貸し切りも可能で、少人数や長期滞在の場合は望/ぼうのみの利用も可能です。
外観の洋風意匠とは対照的に、太い柱が残る広いリビングなど、和の趣と現代的な快適さが調和した空間が広がります。2階のバルコニーからは、尾道水道と向島の景色を望めます。
- 1931年建造
せとうち湊のやど 島居邸 洋館の宿泊・予約情報・2名税込49500円~。~蒼波と島並みを望み、館で楽しむ 山居の趣き~/じゃらんならお得な期間限定プランや直前割引情報が満載。当日/直前のオンライン予約……
歴史ある建物を、様々な建築家により町家として甦らせている「せとうち 湊のやど」。古くから多くの人々を魅了したせとうちの港、尾道で暮らすように過ごせる上質な空間を一棟貸切りでご案内致します…
minatonoyado.jp
| 住所 | 広島県尾道市東土堂町11−12 |
|---|---|
| 電話 | 0848-24-6669 |
尾道ガウディハウス
海運業で栄えた商家によって建てられたこの建物は、わずか10坪ほどの小さな空間ですが、和洋折衷の「洋館付き住宅」という珍しい建築です。
昭和の豊かな時代に生まれたものの、1980年頃からは約25年間空き家となり、解体の危機に瀕していました。
尾道ガウディハウスという愛称は、崖地の地形に合わせて当時の最高の技術を尽くして建てた独創的な造形から、スペインの建築家アントニオ・ガウディを連想させることから名付けられました。
特に、意匠のために「階段だけで2年をかけた」というエピソードも伝わるほど、職人さんのこだわりが詰まっています。
2007年からはNPO法人尾道空き家再生プロジェクトのシンボルとして再生作業が始まり、10年以上の歳月を経て2020年に完了しました。再生のプロセスそのものを街と共有し、建物の文化的な価値を守り続けた活動が実を結び、2013年には国の登録有形文化財にも認定されています。
現在、尾道ガウディハウスは「一棟貸しの宿」として利用できます。尾道の魅力を心ゆくまで味わってほしいという思いから、原則2泊3日を基本としています。
坂の町ならではの地形を生かした造りで、建物自体がひとつの文化と物語を体験できる空間です。一棟貸しのため、特別なイベント時を除き一般公開はしていませんが、毎月第一金曜日には内部を見学できる町歩きツアーも企画されています。
- 昭和8年に建てられた別荘の登録有形文化財を1棟貸し
広島県尾道市にある尾道ガウディハウスは、1933年に別荘として建てられた後、25年の空き家期間を経て、尾道空き家再生プロジェクトによって再生された一棟貸切りでお泊まりいただける登録文化財です。…
gaudhihouse.com
| 住所 | 広島県尾道市三軒家町9−17 |
|---|---|
| 電話 | 080-6323-9921 |
歴史感じる尾道を一望 広島県尾道「竹村家本館」
明治35年(1902年)に洋食屋として創業し、大正9年(1920年)に現在の建物で料亭旅館としてスタートしました。
国の登録有形文化財に指定された数寄屋造りの木造二階建てで、主屋、門、塀までが文化財です。尾道水道のすぐそばに建ち、客室の窓のすぐ外が海という珍しい構造です。
窓を開けると波の音が聞こえ、尾道大橋や駅前桟橋を含む尾道の大パノラマが見えます。映画『東京物語』のロケ地としても有名で、館内には撮影当時の記念品も飾られています。
お食事のみの利用も可能で、瀬戸内海の新鮮な魚介を使った本格的な懐石料理が自慢です。旬の食材を活かした料理は、見た目も美しく、旅の思い出を彩ります。
竹村家本館は、数寄屋造りを基本とした美しい建築様式が魅力です。
磨き上げられた廊下は美術館のような落ち着いた雰囲気で、客室は書院造りの要素を取り入れ、竹材を多用した繊細な意匠が光ります。約100人収容の大広間は、大正時代の豪華な割烹旅館の姿を今に伝えています。
裏庭には、豊臣秀吉が築いた聚楽第にあったと伝わる太閤柄の浮き彫りが施された灯籠があり、歴史探訪の気分を味わえます。
- 明治35年創業
- 尾道の海の目の前に立つ登録有形文化財の割烹旅館
- 海に浮かんでいる感覚になり癒やされる絶景料亭旅館
- 大正期に建てた堀 門 建物が登録有形文化財
登録有形文化財 竹村家本館の宿泊・予約情報・2名税込52800円~。客室からの眺めは海・海・海 波の音をBGMにゆっくりくつろげる宿/じゃらんならお得な期間限定プランや直前割引情報が満載。当日/直前の……
| 住所 | 広島県尾道市久保3丁目14-1 |
|---|---|
| 電話 | 0848-37-1112 |
ゆったり過ごせる!穴場のレトロ温泉街
温泉津温泉 島根県「寛ぎの宿 輝雲荘」
約1300年の歴史を持つ温泉地で、旅人の疲れを癒します。
2003年7月のリニューアル以来、玄関からホール、廊下まで畳敷き。スリッパなしで素足で過ごせるので、疲れた足も心も安らぎます。静かで落ち着いた雰囲気の中、宿泊はもちろん、日中の休憩や喫茶、食事処としても利用できます。
輝雲荘の魅力は、温泉津温泉街で唯一、露天風呂があること。
大浴場は夜11時に男女ののれんが入れ替わり、内湯は源泉かけ流し。元湯と薬師湯の二つの名湯を一度の滞在で満喫できます。
露天風呂の石は「福光石」。地元・福光の地名にちなんだ薄青緑色の石で、水に濡れても滑りにくく、縁起の良い「福を招く石」として大切にされてきました。
食事は、料理長が地元の素材を厳選し、月替わりで献立を替える創作会席料理。宿の目の前の日本海で水揚げされた新鮮な海の幸を中心にした料理は、彩り豊かで、目にも舌にも幸せを運んでくれます。
輝雲荘会席、料理長おまかせ会席、和牛ステーキ付会席など、プランも豊富。海の幸と島根和牛の両方を味わえるスペシャル会席は、美食を堪能したい方におすすめです。
- 寛ぎの宿 輝雲荘は世界遺産のある温泉街
- 温泉津温泉 1895年建造
- 1泊料金17600円〜2食付き
寛ぎの宿 輝雲荘の宿泊・予約情報・2名税込11000円~。世界遺産にある温泉!良質の温泉と新鮮な魚料理/じゃらんならお得な期間限定プランや直前割引情報が満載。当日/直前のオンライン予約もOK。寛ぎの宿……
| 住所 | 島根県大田市温泉津町温泉津ロ−202−1 |
|---|---|
| 電話 | 0855-65-2008 |
奈良県 洞川温泉「宿 花屋徳兵衛」
世界遺産の大峯山の修験道聖地として、古くから行者を迎えてきました。現在も17代目の当主が、伝統を大切に受け継いでいます。
宿の魅力は、信仰の歴史を感じさせる伝統的な趣と、現代的な快適さが融合していることです。
昭和28年(1953年)の木造建築には、行者講の提灯などが飾られ、レトロな雰囲気が漂います。広い大部屋や土足で座れる縁側など、行者宿の名残も残っています。
一方、暖炉とオーディオを備えた談話室ではジャズが流れ、木の温もりとともに旅の疲れを癒やしてくれます。
客室は昭和の風情を残すお部屋と、眺望の良い増築お部屋があり、特に3階の新しいお部屋は窓を全面開放でき、旅館街の景色が楽しめます。
食事は、吉野の山々から採れる旬の食材を使った素朴な和食が中心です。春は山菜、夏は川魚が食卓を彩ります。マスのお刺身や、鮎やアマゴの焼き魚は格別です。環境省選定の「名水百選」に選ばれた洞川の天然水「ゴロゴロ水」で炊き上げたご飯や、地元の名水を使ったお豆腐もおすすめです。
冬の楽しみとして、地元産の猪肉「大峯猪」を使った名物料理ぼたん鍋を味わってください。赤味噌ではなく、白味噌ベースのオリジナルダシを使用。猪肉独特の臭みが少なく、ゴボウとショウガの風味が効いたまろやかな甘みが肉の旨みを引き立てます。
地元の名水豆腐、手作りこんにゃく、旬の野菜など、里の幸がたっぷり入っています。館内には神経痛や疲労回復に良いとされる単純アルカリ泉の温泉が3種類あり、一部は半露天風呂で24時間いつでも入浴できます。
- 奈良県・洞川温泉
- 室町時代から続く行者文化体感
- 1955年建造
- 創業500年
創業500年 宿 花屋徳兵衛(洞川温泉)の宿泊・予約情報・2名税込34400円~。創業500年☆一番の老舗温泉旅館【貸切温泉有】リピーター多数/じゃらんならお得な期間限定プランや直前割引情報が満載。当……
天川村洞川温泉のもてなしの宿、花屋徳兵衛。フリーダイヤル0120-134-878。景色の広がる新館、レトロな趣のある旧館、貸切風呂でどうぞゆっくり。天川村洞川温泉の創業500年の宿、花屋徳兵衛。
…
tokubei.jp
| 住所 | 奈良県吉野郡天川村洞川217 花屋德兵衛 |
|---|---|
| 電話 | 0747-64-0878 |
マツコデラックス
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
