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伏見桃山駅「酒蔵BAR えん」
創業は1902年、初代・藤岡栄太郎が京都市東山区で酒造業をおこしたことに始まります。
当時は「万長」という銘柄で地元の人々に長く愛され、最盛期には8000石ものお酒を造る蔵として知られていました。
1918年に現在の伏見の地へ製造場を移しましたが、1994年に3代目・藤岡義文氏が急逝したことをきっかけに、1995年、蔵の歴史はいったん幕を閉じます。
「なんとかもう一度お酒を造りたい」という想いを胸に立ち上がったのが、5代目となる藤岡正章氏。
東京農業大学で醸造を学んだのち、富山や佐賀、宮城の蔵をめぐって1年ずつ修業を重ね、2002年、自ら杜氏として新しい酒蔵を建て直し、蔵を再生させました。
このとき生まれたわずか28石のお酒に、「見上げた人が優しい気持ちになれるように」との願いを込めて名付けられたのが「蒼空」です。
赤レンガの現在の建物は、以前の蔵で使われていた木材を再利用したもので、歴史の重なりを感じさせるたたずまいとなっています。
藤岡酒造ならではの魅力は、なんといっても仕込み水へのこだわりです。
蔵に掘られた深さ100メートルの井戸は、伏見の酒蔵の中でも東から流れる名水「白菊水」の最も上流に位置しており、質・量ともに最良の水を汲み上げられるのが強み。
この水を使うからこそ生まれるのが、蒼空ならではの絹のようになめらかな口当たり、通称「silky taste」です。
造られるお酒はすべて純米酒のみで、安価な酒は機械で量産するという一般的なやり方をとらず、純米酒から純米大吟醸まで全銘柄を同じ手間で丁寧に仕込んでいるのも独自の姿勢。

人気の商品は蒼空 純米 美山錦。
長野県産の美山錦を使った蒼空の定番酒で、香りは控えめながらやさしい口当たりとお米の旨味がしっかりと伝わる一杯です。
食事の味を引き立てる食中酒として造られており、冷やしても常温でも楽しめる懐の深さが魅力。
白菊水のなめらかさが素直に感じられる、蒼空という銘柄の入り口にふさわしい味わいと評判です。
華やかな香りを求めるなら蒼空 純米大吟醸 愛山も見逃せません。
栽培の難しさから一時は幻の酒米ともいわれた愛山を贅沢に使い、メロンを思わせる穏やかな香りとふくよかな甘旨味が広がる、しっとりとした余韻の一本です。
もうひとつの人気は蒼空 純米大吟醸 山田錦。
兵庫県の特A地区・吉川産の山田錦を40パーセントまで磨き上げた贅沢な造りで、綺麗な吟醸香とキレのある上品な後味が持ち味です。
季節限定で登場する蒼空 純米吟醸 山田穂は、山田錦の親にあたる希少な酒米を使った一本で、ふくらみのある旨味とやわらかな酸味のバランスが評判となっています。
ほかにも、京都・大原で蔵人自らが地元農家の協力を得て育てたキヌヒカリを使う蒼空 純米大吟醸 蔵造り米は、爽やかな香りと上品な味わいの後口が魅力の一本。
蔵に併設された酒蔵バー「えん」では、ガラス越しに仕込み蔵を眺めながらこれらの搾りたてを味わうこともでき、生まれたてのお酒を楽しむ贅沢な時間が過ごせます。
ホームページ
| 住所 | 京都府京都市伏見区今町672-1 |
|---|---|
| 電話 | 075-611-4666 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







